クラウドPBXの音質向上にQOSスイッチが効果があるか検証してみました!
クラウドPBXを導入して、気になるのが、音質ですよね。最近は多くの企業がリモートワークをするなどして、トラフィックがひっ迫している状況で、音質低下につながりやすい状況です。
そんなときにオススメしたいのが、QOS機能がついたスイッチ(ハブ)です!
そもそもクラウドPBXとは?↓
QOS機能付きスイッチ(ハブ)とは
QOSとは、Quality of Serviceと言いまして、ネットワーク上の特定のデータを優先することで、安定的にデータのやり取りができるようにするサービスです。主にIP電話、ゲーム、映像のトラフィックに設定をして、途切れないように設定します。
逆に、メールの送受信は例えば、0.5秒遅れてもそれほど問題ありませんよね。
しかし、電話で0.5秒でもタイムラグがあると、会話がしづらかったり、途切れたりして非常に問題になります。
QOS機能付きのスイッチ(ハブ)とは、ハブにその機能が付いている商品を言います。
実際に音質をテスト、比較!
社内で、トラフィックをひっ迫させるために、10台中4台のPCでyoutubeを再生して、実験。
今回は自分の携帯電源を落として、ソフトバンクのアナウンスを録音しています。
①通常スイッチからIP電話機に接続した場合
②QOS機能付きのスイッチからIP電話機に接続した場合
どうでしょうか?①の方がちょっとだけ離れたところでしゃべっている感じがしますね。②は、①よりも近くでしゃべっているように聞こえて、少しクリアで聞きやすいです。
特に①は電波の「ぱ」が若干割れてしまっているように聞こえます。
また、今回のケースでは、途切れるということは発生しませんでしたが、より②の方が途切れにくくなっているはずです。
人数の多いオフィスで、1本のNTTフレッツを音声通話にも、社内のLANにも利用している場合などには、是非導入を検討してみてください。
今回テストしたスイッチはこちら
NETGEAR 卓上型コンパクト アンマネージプラス スイッチングハブ GS108PE
アンマネージという何も設定しないクラスより1つ上のスイッチをNETGEARさんでは、「アンマネージプラス」と呼んでいます。今回みたいに、大規模ネットワークを組んでいる会社ではないので、そこまで高価なスイッチは不要だけれども、QOSをしたい場合には最適です。
QOS設定のやり方
PCからユーティリティソフトで行うので、QOSの設定も簡単でした。スイッチ接続後に、ソフトを立ち上げると、自動で機器を認識。
設定に入ると、以下のように各ポートに接続があるか、またその接続先機器の最大速度も自動で表示されます。
以下の画像では、電話機が100Mが最高速度の機種でしたので、ポート01が100Mの表示になっています。
QOSの設定は、タブのQOSをクリック。QOSモードでポートベースを選びます。
その後、優先したいポートをチェックし、優先順位で「高」を選べば完了です。
値段も2020年5月12日現在アマゾンで1万円以下で購入ができますので、おすすめです!!
NETGEAR 卓上型コンパクト アンマネージプラス スイッチングハブ GS108PE
もし、POEハブは不要でしたら、こちらはもっと安く、半額くらいで購入が可能です。
NETGEAR 卓上型コンパクト アンマネージプラス スイッチングハブ GS108E
弊社では現在7社のクラウドPBXサービスの代理店を行っておりまして、料金や評判、機能、音質などから最適なサービスをご提案可能です。また、クラウドPBXは社内のネットワーク環境によっては、音質が劣化してしまいますが、私たちは、音質を高めるために光ファイバーや携帯についてもトータルでアドバイスさせて頂きます。
そして、電話番号が今の番号そのままに導入できるかなどもその場で回答できます!
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電話:株式会社アーデント 03-5468-6097 ※「クラウドPBXの記事を見た」とお伝えください。
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株式会社アーデント 代表取締役。2006年にオフィス専門不動産会社アーデントを創業。その後、オフィス賃貸仲介、ワークプレイス作りに10年以上携わり、合計500社以上のオフィス移転をサポート。2018年よりクラウドPBXを中心にネットワーク、通信分野を専門に400社以上の電話、ネット環境づくりをサポート。2022年より100以上のクラウドサービスの販売を開始。
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