ボイスワープの料金と転送で電話を受けるときの欠点3つを解説

外出先で電話をスマホで電話で受けたい場合や、特定のコールセンターシステムで受電するために、現在のNTT電話契約にボイスワープという転送オプションを付けて使う事がありますよね。この転送ですが、欠点がありまして、そちらを解説させて頂きます。
NTTのボイスワープオプションの料金
商品 | ひかり電話 | ISDN、アナログ電話※事業用の場合 |
料金 | 500円 | 800円 |
なお、光電話の場合、エースというセットプランだと、ボイスワープは無料で使えます。
電話が着信するごとに転送通話料がかかる
ボイスワープで電話を着信時に転送すると、転送先まで通話料が発生します。特に。携帯に転送する場合、通話料が高額になりますので、注意が必要です。
「NTT光電話の場合の転送先別通話料金表」
固定電話宛に転送 | 050IP電話に転送 | 携帯電話宛に転送 | |
通話料金 | 8円/3分 | 約11.6円/3分(通信キャリアによって異なります) | 約17円/1分 (携帯キャリアによって異なります) |
仮に1回3分の電話が一日10回がかかってきて、それを携帯に転送した場合、
約17円×3分×10回×22営業日=11,220円 の通話料負担が発生します。
コールセンター等で使う場合は、050番号に転送する事が多いと思いますが、今度は電話の着信数が1日10回程度ではないと思いますので、こちらも要注意です。
仮に1回3分の電話が1日100回かかってきた場合、
11.6円×100回×22営業日=25,520円 の通話料負担が発生します。
発信元の電話番号が分からなくなるか、もしくは転送かどうかの判別がつかない
転送する場合、転送方式をどの方式で使うかにもよるのですが、発信元(お客様)の電話番号が分からなくなってしまい、携帯等に表示される番号は、自社の電話番号になる可能性があります。また、発信元(お客様)の電話番号が表示される場合ですが、今度は携帯に直接かかってきたのか、転送で着信しているのかの判別がつかなくなります。
お客様の電話番号が表示されないと折り返しもできないので、困りますよね。
逆に、表示される場合に、携帯にかかってきた電話と代表宛の電話だと、名乗り方を変えると思うのですが、それが難しくなります。
【転送時に発信元の番号が表示されるかどうかのルール】
[Bがボイスワープ、Cがナンバー・ディスプレイを契約している場合]
発信者(A) → 転送者(B) → 転送先(C)●無条件転送(INSネット、加入電話、ひかり電話):発信者(A)の電話番号を表示
●無応答時転送(INSネット、加入電話、ひかり電話):発信者(A)の電話番号を表示
●応答後転送(加入電話):転送元(B)の電話番号を表示
●話中時転送(INSネット、ひかり電話):発信者(A)の電話番号を表示
外出先等から発信はできない。あくまで受信のみ
携帯に転送で電話をうけて、折り返しをする場合、03等の代表番号で発信したいケースがあると思いますが、転送先から代表番号等での発信はできません。特に個人のお客様の場合、知らない携帯番号からの着信に出てくれないケースがあると思いますが、発信することはできないです。
解決策はクラウドPBXにすること
この転送時通話料負担を無くし、着信時に相手先番号がわかる・もしくは携帯に直接着信しているのか判別でき、外出先からでも代表番号で発信できるのがクラウドPBXになります。
クラウドPBXとは↓

クラウドPBXの場合、携帯に着信させた場合でも、転送ではありませんので、通話料負担はありません。
また、相手先番号も表示されますし、リモートワークで自宅からでも、会社の代表番号で発信が可能で、コールセンターでもかなり利用されています!
開業の方にはこちらの記事もおすすめ!

コールセンターをお考えの場合はこちらの記事がおすすめ!

まとめ
ボイスワープ等の転送機能を使う場合は転送通話料がかかる等の欠点がありますので、注意しましょう!
弊社では現在7社のクラウドPBXサービスの代理店を行っておりまして、御社に料金や評判、機能などから最適なサービスをご提案可能です。また、音質を高めるために光ファイバーや携帯についてのトータルでアドバイスをさせて頂いておりますし、電話番号が今の番号そのままに導入できるかなどもその場で回答できす。
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株式会社アーデント 代表取締役。2006年にオフィス専門不動産会社アーデントを創業。その後、オフィス賃貸仲介、ワークプレイス作りに10年以上携わり、合計500社以上のオフィス移転をサポートしてきた実績あり。2018年よりクラウドPBXを中心にネットワーク、通信分野を専門に350社以上の電話、ネット環境づくりをサポート。2022年より100以上のクラウドサービスの販売を開始。