GoogleサイトとnotePMを比較|社内ポータル・社内wikiはどっち?中小企業の選び方
はじめに〜「Googleサイト」と「notePM」は役割が違う
社内の情報共有をデジタル化しようとすると、まず候補に挙がるのがGoogleサイトとnotePM(ノートピーエム)です。どちらも「社内ポータル」「社内wiki」といった言葉で紹介されるため、同じようなツールに見えますが、実は得意なことがまったく違います。
ざっくり言うと、Googleサイトは情報への「入口(ポータルサイト)」を作るツール、notePMは情報そのものを蓄積・検索する「社内wiki・マニュアル」のツールです。ここを取り違えると「せっかく作ったのに使われない」「結局どこに何があるか分からない」という失敗につながります。この記事では、両者の違いを中小企業の導入判断の目線で整理し、料金・機能の比較表、向いている使い方、そして「併用」という選択肢まで、できるだけ中立にまとめました。
ひと目でわかる比較表
まずは主要な違いを一覧で確認しましょう。
| 比較項目 | Googleサイト | notePM |
|---|---|---|
| 主な役割 | 社内ポータル(情報への入口) | 社内wiki・マニュアル(情報の中身) |
| 料金 | 無料(Google Workspace内で利用) | 月5,400円〜(編集10名・初期費用0円) |
| 検索機能 | 基本的な検索のみ | 強力。Word/Excel/PDF等の中身まで全文検索 |
| テンプレート | 少なめ | 日報・議事録・マニュアル等が豊富 |
| 編集履歴・更新管理 | 弱い | バージョン管理・既読確認に対応 |
| 他サービス連携 | Googleドライブ・カレンダー等と密に連携 | チャット連携・API等 |
| 向いている用途 | リンク集・お知らせ・各種入口ページ | マニュアル・ノウハウ・FAQの蓄積と検索 |
Googleサイトの特徴(強み・弱み)
Googleサイトは、Google Workspace に含まれる無料のホームページ作成ツールです。ドラッグ&ドロップで、社内向けのポータルサイトを手早く作れます。
強み
- 追加費用が不要:Google Workspaceを契約していれば、そのまま無料で使えます。
- 作るのが簡単:専門知識なしで、見栄えのよいページをすぐに公開できます。
- Googleサービスと密に連携:ドライブのファイル、スプレッドシート、カレンダー、フォームなどをページに埋め込め、「各種情報への入口」を1ページにまとめられます。
弱み(できないこと)
- 添付ファイルの中身まで検索できない:PDFやWord内の文章を全文検索するのは苦手です。
- テンプレートが少ない:日報・議事録・マニュアルのような業務文書を量産するには不向きです。
- 編集履歴・更新管理が弱い:「どれが最新か」「誰がいつ直したか」の管理に向きません。
- 大量のナレッジ整理に不向き:タグや細かい階層での情報整理機能が限定的です。
つまりGoogleサイトは、情報をきれいに「見せる・束ねる」のは得意でも、大量に「貯めて探す」のは苦手ということです。
notePMの特徴(強み・弱み)
notePMは、社内wiki・マニュアル作成・ナレッジ共有に特化した国産のクラウドサービスです。情報を「貯めて、すぐ探せる」ことに振り切っています。
強み
- 圧倒的な検索力:Word・Excel・PowerPoint・PDFなど添付ファイルの中身まで全文検索でき、「探しても見つからない」を解消します。
- マニュアル作成がラク:日報・議事録・報告書などテンプレートが豊富で、書き方を統一できます。
- 更新管理に強い:編集履歴(バージョン管理)、既読確認、いいね・コメントで「使われる」運用ができます。
- 柔軟な権限設定:フォルダごとに閲覧・編集の権限を細かく設定できます。
弱み
- 有料:無料プランはなく、編集ユーザー数に応じた月額費用がかかります(後述)。
- ポータル的な自由レイアウトは控えめ:凝った見た目のトップページ作りはGoogleサイトのほうが得意です。
料金で比較する
コスト面の違いは選定の大きなポイントです。GoogleサイトはGoogle Workspace内で追加費用ゼロ、notePMは編集ユーザー数に応じた月額です(初期費用0円・30日間無料トライアルあり)。
| notePMプラン | 編集ユーザー | 月額(税抜) | 容量 |
|---|---|---|---|
| プラン10(最小) | 10名 | 5,400円 | 100GB |
| プラン15 | 15名 | 8,100円 | 150GB |
| プラン25 | 25名 | 13,500円 | 250GB |
| プラン50 | 50名 | 27,000円 | 500GB |
notePMの大きな特徴は、閲覧だけのユーザーは編集ユーザーの3倍まで無料で招待できる点です。たとえば最小のプラン10なら、編集10名+閲覧30名の計40名まで月5,400円(税抜)で使えます。「書く人は少数、読む人は多数」という社内wikiの実態に合った料金設計です。料金は改定されることがあるため、最新の金額は必ず公式サイトでご確認ください。
中小企業はどちらを選ぶ?(用途別のおすすめ)
「どちらが優れているか」ではなく自社の課題はどちらかで選ぶのが基本です。ただ結論から言うと、社内に情報やマニュアルが増えていく会社ほど、notePMの恩恵は大きくなります。それぞれが向くケースを見てみましょう。
Googleサイトが向いているケース
- すでにGoogle Workspaceを使っていて、追加費用をかけたくない
- 欲しいのは「リンク集・お知らせ・各種申請フォームへの入口」をまとめたトップページ
- 掲載する情報量はそこまで多くない
notePMが向いているケース
- マニュアルや手順書が増え、「検索しても見つからない」「最新版が分からない」
- 属人化したノウハウを、退職前に文書として残したい
- 誰がどこまで読んだか(既読)を把握して、確実に周知したい
迷ったら「notePMを軸に、Googleサイトを入口」がおすすめ
両者は競合ではなく役割が違うため、組み合わせると効果的です。おすすめは、情報共有の“本丸”であるナレッジ・マニュアルの蓄積と検索をnotePMに任せ、その入口としてGoogleサイト(または既存のポータル)からリンクする形です。多くの中小企業では、まずnotePMで「探せばすぐ見つかる」状態をつくるだけで、問い合わせ対応や新人教育のムダが大きく減ります。Googleサイトは入口として無料で添えれば十分なので、投資すべきはnotePM側、と考えると選びやすくなります。
導入コストと補助金の活用
notePMのような社内wiki・ナレッジ管理ツールの導入は、デジタル化・AI導入補助金(旧・IT導入補助金)の対象になる場合があります。補助金を活用できれば、月額費用や導入時の負担を抑えながら、社内の情報共有を一気にデジタル化できます。
ただし、対象ツールや補助率は年度ごとに変わり、自社の体制によって最適な組み合わせ(無料のGoogleサイトで足りるのか、notePMを入れるべきか、併用すべきか)は変わります。アーデントは、補助金を活用したコスト削減と業務フロー全体のデジタル化を、ツール選定から申請・運用定着まで一気通貫で支援しています。notePMはアーデントでもお取り扱いがあり、機能・料金の詳細や導入のご相談が可能です。「自社の情報共有を、いちばんムダなくデジタル化したい」という中小企業の経営者・情シスの方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q. GoogleサイトとnotePMの一番の違いは?
A. 役割が違います。Googleサイトは情報への「入口(ポータル)」を作るツール、notePMは情報そのものを「蓄積・検索」する社内wikiツールです。検索力やマニュアル管理はnotePM、無料で手軽なポータル作成はGoogleサイトが得意です。
Q. Googleサイトでできないことは?
A. PDFやWordの中身までの全文検索、豊富な文書テンプレート、ページ単位の編集履歴管理、いいね・コメント、タグでの細かい整理などが苦手です。大量のナレッジ蓄積にはnotePMが向きます。
Q. notePMの料金は?
A. 初期費用0円、月額は最小のプラン10(編集10名・100GB)で5,400円(税抜)から。閲覧ユーザーは編集の3倍まで無料、30日間の無料トライアルもあります。最新額は公式でご確認ください。
Q. 両方使うのはアリ?
A. はい、むしろおすすめです。Googleサイトを入口、notePMを中身として併用すると、見やすさと探しやすさを両立できます。
Q. notePMは補助金の対象になりますか?
A. はい。notePMは「デジタル化・AI導入補助金」(旧・IT導入補助金)の対象ツールとして登録されており、要件を満たせば導入費用の補助を受けられる場合があります。一方でGoogleサイトはGoogle Workspaceに含まれる無料機能のため、補助金の対象にはなりません。ただし対象枠・補助率・登録状況は年度ごとに変わるため、申請の際は最新の公募要領の確認や専門家への相談がおすすめです。アーデントでは、補助金を活用したnotePM導入をツール選定から申請・運用定着まで支援しています。
まとめ
GoogleサイトとnotePMは、似ているようで役割がまったく違うツールです。Googleサイト=無料で作る情報の「入口」、notePM=検索とマニュアルに強い情報の「中身」。お知らせやリンク集が中心ならGoogleサイトで十分ですが、マニュアルやノウハウが増えていく成長中の会社なら、投資すべきは情報の「中身」を支えるnotePMです。迷ったら、まずnotePMの導入を検討すべき――情報の“中身”を支えるnotePMを軸に据え、入口としてGoogleサイトを無料で添えるのが、多くの中小企業にとって失敗の少ない選び方です。
「自社にはどちらが、いくらで合うのか」「補助金は使えるのか」を整理したい方は、ぜひアーデントにご相談ください。御社の業務に合わせて、最適な情報共有のかたちをご提案します。
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