PCソフトフォンとは?クラウドPBXでおすすめ・無料のソフトはこちら!
PCソフトフォンとは?
PCソフトフォンとは、パソコンにソフトをインストールすることで、パソコンを電話として使えるようにするものを言います。特にコールセンターでは、ヘッドセットをつけて、電話をする事が多い為、PCソフトフォンでの導入が進んでいます。最近では、クラウドPBXサービスが人気の為、旧来のビジネスホンからの入れ替え時に、通常の一般オフィスでもPCソフトフォンにするケースが出てきています。
ソフトフォンのメリット
コスト安い
通常ビジネスホンで電話機を買うと、1台2~3万円してしまいます。しかし、PCソフトフォンの場合、パソコンにソフトをインストールするだけです。金額も無料のものから、有料のものでも5000円程度なので、かなり安く電話する端末を確保することが可能です。また、工事も不要なので、電話機の増減もしやすいです。
CRMと連携し、CIT機能を実現できる
ソフトフォンの場合、電話が着信した際に、その電話番号情報を元にセールスフォースやキントーン、ZOHOなどのCRMから検索をし、自動的に顧客情報を表示させる事が可能です。
レイアウト変更がしやすい
PCにインストールされたソフトで電話をするため、例えば「ノートパソコンを持って、会議室に移動し、会議室でPCソフトで電話に出る」といったことが可能になります。もちろん、デスクトップPCでも、パソコンを移動させればいいだけなので、工事は不要。特にフリーアドレスやテレワークには最適です。
通話しながら、PC操作が可能
PCソフトフォンの場合、デスクトップPCでは、ヘッドセットもしくは、イヤホンマイクが必要です。その代わりに、両手が空きますので、お客様との会話をそのままCRM等のシステムに入れたりすることがしやすいです。コールセンターでは必須と言っても良いかもしれません。また、クリックトゥコールなどもできますので、大量に電話をするアウトバウンドの場合も便利です。
ソフトフォンのデメリット
PCがおかしくなると通話ができない
PCソフトフォンの場合、PCの挙動がおかしくなれば、通話も出来なくなってしまいます。パソコンは年に数回、上手く起動しないなどのケースがでてくると思います。
PCが起動していないと使えない➡停電時は利用できない
ソフトフォンはPCで使う為、PCが立ち上がっていないと使う事ができません。そのため、停電になったりすると、電話が鳴らなくなります。また、退社時に、全員、全電話機がPCソフトフォンの場合で、全部のPCが電源を落としてしまうと、お客様が電話をかけても、一切反応がせず、お客様が電話をかけるという行為が出来なくなってしまいます。
そのため、1台はPCの電源を常に入れておくというのがいいかもしれません。
おすすめのソフトフォン
複数社のソフトフォンを使ってみたのですが、一番オススメは、MOTTELのソフトフォンです。こちらは、通常ビジネスホンのように、電話を取り次ぐパーク保留ボタンがあるため、
「●●さん、1番に電話入ってます!」みたいな取り次ぎ方が可能です。
他のソフトフォンにはない魅力だと思います。また、着信時にセールスフォースやキントーンなどの各種クラウドサービスから顧客情報を取り出すということも可能です。
無料のソフトフォン
無料のソフトフォンとなると、現在はzoiper一択だと思います。基本的に電話で使う、電話の発着信は無料でできます。パーク保留なども、zoiperではなく、クラウドPBX側の機能で実現しますので、可能です。
無料版ですと、MOTTELで紹介した、着信時にセールスフォースやzohoなどのCRMの情報などを自動で電話番号検索するなどの機能がありません。また、2通目がかかってきたときに、音がするのを止めるといった細かい設定ができないです。
気になる方は、5000円の有料版を購入しましょう!
まとめ
ここまでPCソフトフォンについてご説明をしてきました。電話機を買うよりは、コストを抑えて、レイアウト変更やテレワークで活用しやすい便利な電話になってきます。おすすめのソフトフォン、無料のソフトもご紹介をさせて頂きました。
最後に、お伝えするとソフトフォンだけでは、当然ですが電話として使う事ができません。電話番号を確保したり、PBXの機能が必要で、別途クラウドPBX・クラウド電話の契約が必要となります。
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