社員9人の会社がテレワークを実際にしてみてわかったこと
弊社は社員9人の会社です。
今回ウイルス対策でテレワークの実施を決め、2020年3月11日より早速実行してみました。やってみてわかったことが多々ありましたので、紹介させて頂ければと思います。
1.ネットワークがとにかく、最も大事
自宅のネット環境の難しさ
社員の自宅で、同じように仕事をさせようと思ったときに、社員の自宅のネット環境が思った以上に様々で対応に困りました。
光ファイバーではなく、ソフトバンクAIRのようなサービスでデータ利用料が多いと遅くなってしまう環境もあれば、光ファイバーだが、wifiがないとか。
スタートの日には全員足並みが実はそろいませんでした。
また、自宅のWIFIが思った以上に遅く、ウェブ会議ツールは難しかったため、有線LAN接続ができるスタッフには有線LAN接続にしてもらいました。
BUFFALO 有線LANアダプター LUA4-U3-AGTE-BK
最近のノートPCだとLANポートがないので、USBポートをLANポートに変換する装置です。
ただ、事前にもっと自宅のネット環境を調査しておけばよかったと反省しています。
カフェ・コワーキングスペースの難しさ
カフェで仕事をする予定だったスタッフもいるのですが、実際にカフェでネットにつないでみると、遅かったり、1時間でwifiがきれてしまったりしてしまいました。こちらのネット環境の調査も事前にしっかりとしておくべきだと思います。
また、カフェは予想以上に電話がしづらい環境でした。ビデオミーティングも正直難しいです。
コワーキングスペースも使ってみたのですが、電話がしづらい環境は一緒でした。かなりシーンとしているので、やりづらいという声がほとんどでした。
これは、コワーキングスペースにもよると思うので、実際に行って、電話ができるかどうか、確認しておいた方がいいと思います。
ただ、電話を良くする仕事は、自宅でないと、ちょっと難しいかもしれません。
電話の難しさ
弊社では、クラウドPBXを導入してしますので、家でも電話がでれる環境にはありました。ただ、それでも、ネット環境に影響をうけますので、自宅のネットが弱いと、電話にも影響が出てしまいました。
これは有線LAN接続に切り替えるなどして、対応して、改善しました。
また、テザリングを活用しているスタッフからは、携帯電波でテザリング中に、携帯に電話がかかってくると、極端に遅くなってしまうとの声もありました。これは完全に盲点でした。テザリング中に電話が入ると、ネットが遅くなる仕様なんですね。
金額的にはテザリングが安くていいのですが、ネットの快適さと比べてどっちがいいか、悩ましいですね。
解決策は見えないのですが、以下のようなサービスを契約してもいいのかもしれません。
これですと、カフェのwifiと違って、時間制限がありませんので、ずっと使うことができます。
ウェブ会議ツール便利だけどやっぱり・・・
弊社ではwherebyというツールを有料契約して使っています。
月額9.99ドルで最大12人がいっぺんに会議ができるということで、うちにはベストな選択肢でした。
ただ、これも実際会議当日、ノートパソコンにアクセスしてみると、カメラが動かない、マイクが動いていないという事態の連続。
事前に会社でテストしたのですが、自宅の環境に変えてみると、同じような事態が。。
事前に自宅でのテストをもっとしておくべきでした。
ただ、慣れると思った以上にWEB会議ツールで問題なく会議はできました。要点だけを話すようになるので、簡潔に会議ができる気がします。
ただ、全員で発言すると、うるさいし、訳が分からなくなるので、今は、発言者以外はマイクを切るような文化になってきています。
また、長い口頭での話は、普通に面前でしゃべるよりも頭に入ってこない気がします。なるべく文章をメールで送ったり、画面共有をしながら、絵を見せるなどの工夫をしないと、思った以上に伝わらないかもしれません。
仕事の使い分けが大事に
普段する仕事でも、考えるクリエイティブな仕事は、カフェや自宅でけっこうしっかりできました。
逆に、作業系の仕事は、オフィスで、大きなモニターの方がはかどりますね。この辺の仕事時間ごとに仕事の使い分けが大事になってきています。また、自宅に家族がいる場合、仕事の能率にも影響が出てきます。1人、1人、どんな仕事があって、それごとに仕事環境をどうするか、相談しておいた方がもっと良かったかなと思いました。
外で電源難民に
自宅でしかテレワークをしない場合は関係ないと思うのですが、外でカフェでも行う場合、けっこう電池がなくなってきて、電源難民になりました。カフェマップを作ろうかと思案中です。
まとめ
自宅環境でうまくいかないケースが頻発しましたので、まずは自宅環境でのテストを事前にしっかりとしておくべきだと思いました。
オフィスではできることが、うまくできないということが多々出てくると思います。また、カフェやコーワキングスペースで行うなら、その環境を調査しておくことをお勧めします。
また、テレワークを始める前に、勉強会を2回開催しました。スタッフによってはIT・パソコンについての知識に差があったので、これはすごくよかったかなと思っています。
まとめると、社内で勉強会。その後家でテストをテレワーク開始前までにしっかりとしておくべきだと思います。
今後も続けるかはまだ決めておりませんが、個人的には、慣れれば、意外としっかり仕事ができるもんだなと感じています。
弊社では現在7社のクラウドPBXサービスの代理店を行っておりまして、料金や評判、機能、音質などから最適なサービスをご提案可能です。また、クラウドPBXは社内のネットワーク環境によっては、音質が劣化してしまいますが、私たちは、音質を高めるために光ファイバーや携帯についてもトータルでアドバイスさせて頂きます。
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株式会社アーデント 代表取締役。2006年にオフィス専門不動産会社アーデントを創業。その後、オフィス賃貸仲介、ワークプレイス作りに10年以上携わり、合計500社以上のオフィス移転をサポート。2018年よりクラウドPBXを中心にネットワーク、通信分野を専門に400社以上の電話、ネット環境づくりをサポート。2022年より100以上のクラウドサービスの販売を開始。
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