災害にも強いクラウドPBXをBCPの観点から徹底解説!
災害が発生した際、停電の影響で通話ができずに困った経験はありませんか?いざという時に通話ができないと、事業の早期復旧・継続が難しくなることもあります。
社内外での通話に便利なクラウドPBXを使用するにあたっても、災害時の通話環境への影響は気になる点ではないでしょうか。緊急時いち早く対応できるよう、発生しうる影響について確認しておきましょう。
そこで今回は、災害にも強いクラウドPBXをBCP(Business Continuty Plan)の観点から徹底解説します。
クラウドPBXの詳細は以下の記事で解説しています↓
企業におけるBCP対策の認知度

まず、企業におけるBCP対策の認知度について押さえておきましょう。
BCPとは、仮に災害が発生した際に企業の中核となる事業活動を中断させないよう準備しておく事業継続計画のことです。また、事業が中断した場合に被害を最小限にとどめ、最短での復旧を目指す計画もBCPに含まれます。
日本は自然災害が多く、地震や噴火、台風や土砂災害など、各地でさまざまな災害リスクがあります。世界的に見ても災害が発生しやすい土地柄のため、BCPは必須といえるでしょう。多くの企業でBCPを策定しているかと思いますが、企業活動を存続するうえで重要となる通信機能について、どのようなBCP対策をとっているのでしょうか。
通信機能は、企業内部での社員の安否確認や社内の被害状況確認、外部の取引先との連携などに必須であり、通信機能が復旧しなければ企業活動自体が難しくなります。通信機能のBCP対策をすることで、災害発生時の事業への影響を抑えられるでしょう。
企業規模別のBCP対策状況をみると、大企業の場合、平成23年の東日本大震災の発生以前は対策をしている企業の割合が全体の30%を割っていました。しかし、平成29年には全体の64.0%の企業がBCP策定に取り組んでいます。
一方、中堅企業でBCP対策に取り組んでいる企業の割合は、平成29年時点で全体の31.8%です。対策の予定がない企業が17.9%、BCPを知らない企業も6%強でした。
参考:内閣府 平成30年版防災白書
中堅企業でBCP未対策の割合が多い背景に、大企業のようにBCP対策に予算をかけられないという事情もあります。企業規模に合ったBCP対策の認知度を高めることも重要でしょう。中堅企業でも取り組みやすいBCP対策の一つにクラウドPBXの活用があります。後半で詳しくご紹介します。
BCP対策の具体例
通信機能に対するBCP対策には主に2つの方法があります。まず、通信手段の併用です。固定電話や携帯電話、電子メールなどの複数の手段を使うことで、災害時における通信手段を確保する方法です。
例えば、通常時に固定電話を使っている企業が被災して固定電話が利用できなくなった際、固定回線以外の通信手段が必要になります。代替手段として、携帯電話やWi-Fiなどに接続できる端末があれば、固定電話が利用できなくてもメールなどで連絡可能です。普段から持ち運び可能なWi-Fiルーターを用意しておくと、緊急時でも通信手段を確保できます。
もう一つのBCP対策は、通信回線の多重化です。複数の通信会社を利用することで回線を多重化させてリスクを分散します。理想は、大手キャリア3社の中から少なくとも2社を利用することです。もし、1社のみを利用する場合は、異なる通信方式を利用するとよいでしょう。
BCP対策にクラウドPBXが適している理由は?

CREATOR: gd-jpeg v1.0 (using IJG JPEG v62), quality = 100
BCP対策にはクラウドPBXが適しています。クラウドBCPとは、ビジネスフォンのPBX(主装置)の機能をクラウド上に構築するサービスです。クラウドPBXを導入することで、さまざまな場所で内線や外線機能を利用できます。
スマートフォンに専用アプリを入れて、ビジネスフォンとして使えるようにしておけば、停電時や自然災害時でも社内外への連絡が容易になります。ほかにも、クラウドPBXがBCP対策に有効である点がいくつかあります。ここでは、BCP対策にクラウドPBXが適している理由について解説します。
インターネット回線が災害に強い
クラウドPBXが利用しているインターネット回線は、電話回線に比べて災害に強いとされています。日本で災害が発生した際に、電気やガス、水道、電話などが停止する中、インターネット回線は使えるケースもあります。
災害によって各種インフラが停止した場合でも、インターネット回線を利用しているクラウドPBXであれば、影響をあまり受けることなく使用できることがあります。
5Gにて安定した通話が可能
近年普及している5G回線を使用することで、安定した通話が可能です。4G回線に比べると格段に通信品質が向上しているため、クラウドPBXで通話する際も音声の途切れや音質の低下を防ぐことができます。
すべての通信端末が5Gに対応しているわけではありませんが、今後の5G通信の拡大を考慮して導入しておくことで、災害時でも安定した通話ができるでしょう。
万が一インターネット回線が停止しても安心
災害時にインターネット回線が万が一停止した場合は、災害時に日本国内で提供される無料Wi-Fiサービス「00000JAPAN」を使用しましょう。00000JAPANは、契約している携帯キャリアに関係なく、認証手続きも不要で利用できる無料Wi-Fiサービスです。
クラウドPBXはインターネット回線を利用しているため、00000JAPAN経由でも使用できます。ただし、00000JAPANには暗号化などのセキュリティ対策が講じられていないため、個人情報の取り扱いに十分な注意が必要です。
クラウドPBXはなぜBCPに有効か?
BCPの観点では、電話を『止めない』設計が重要であり、クラウドPBXはその有力手段です。観点は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所非依存 | 交換機がクラウド側のため、拠点・回線が被災してもネットがあれば継続できる |
| 切替性 | 別拠点・スマホ・在宅へ着信を切り替えられ、受電を止めずに済む |
| 早期復旧 | 構内設備の復旧を待たず、代替経路で業務を継続できる |
| 前提条件 | 手元のネット・電源・代替回線の備えがないと継続できない |
ポイントは、クラウドPBX自体が強いだけでなく、代替回線・電源・転送先の設計まで含めて初めてBCPとして機能する点です。導入しただけでは被災時に動けません。事業継続の観点で代替経路と運用を設計することが出発点になります。なお最終的には、
評判や機能数でなく自社の現状と業務に優先順位を付け、無理なく続けられる体制に落とし込むことが、投資を成果へ結びつける近道になります。
中小企業はどう備えるべき?
電話のBCPは、被災時の運用まで設計して初めて実効的になります。押さえる進め方は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 重要度整理 | 止められない受電業務(問い合わせ・予約・取引)を特定する |
| 代替設計 | 被災時の転送先(携帯/別拠点/在宅)、代替回線、非常用電源を用意する |
| 手順整備 | 障害検知から切替・周知までの手順と担当を事前に決める |
| 訓練 | 年次等で切替訓練を行い、実際に運用できる状態にする |
最大のつまずきは、導入しただけで被災時の代替経路・手順がなく、結局電話が止まることです。当社は中小企業の電話のBCP設計を、重要業務の整理から代替・手順・訓練まで伴走支援しています。代替経路と運用・訓練までを備えることが、止めない電話の要点になります。
なお最終的には、評判や機能数でなく自社の現状と業務に優先順位を付け、無理なく続けられる体制に落とし込むことが、投資を成果へ結びつける近道になります。
電話BCPチェック

災害に強いクラウドPBXとBCPとは、災害に強いクラウドPBXをBCPの観点から見たもので、電話を止めない設計が重要でありクラウドPBXはその有力手段です。
交換機がクラウド側のため拠点・回線が被災してもネットがあれば継続でき、別拠点・スマホ・在宅へ着信を切り替えられ受電を止めずに済み、構内設備の復旧を待たず代替経路で業務を継続でき、手元のネット・電源・代替回線の備えがないと継続できません。
クラウドPBX自体が強いだけでなく代替回線・電源・転送先の設計まで含めて初めてBCPとして機能し、導入しただけでは被災時に動けません。
止められない受電業務の特定、被災時の転送先・代替回線・非常用電源の用意、障害検知から切替・周知までの手順と担当の事前決定、切替訓練の実施が要点で、導入しただけで代替経路・手順がなく電話が止まる失敗を避け、代替経路と運用・訓練までを備えることが要点となります。
以下に、押さえるべき要点とその内容を整理します。
| 項目 | ポイント | 解説 |
|---|---|---|
| 場所非依存 | 継続性 | クラウド側で被災に強い |
| 切替 | 止めない | 別拠点・スマホへ転送 |
| 代替 | 備え必須 | 回線・電源・転送先 |
| 手順 | 事前決定 | 検知→切替→周知 |
| 訓練 | 実効化 | 切替訓練で運用確認 |
この記事のよくある質問(FAQ)
本記事に関して、よく寄せられる質問をまとめました。
Q. なぜ災害に強いのですか?
A. 交換機がクラウド側にあり、拠点や回線が被災してもネットがあれば別拠点・スマホで発着信を継続できるためです。電話機能を場所に依存させない点が強みです。
Q. 固定電話と何が違いますか?
A. 固定電話は局や構内設備・回線に紐づき拠点被災で停止しやすい一方、クラウドPBXはネット経由で別拠点・スマホへ切り替えられ事業継続性が高い点が違いです。
Q. 停電や通信障害でも使えますか?
A. クラウド側は影響を受けにくいですが、手元の通信機器やネットには電源・回線が必要です。モバイル回線や非常用電源など代替経路の備えが前提です。
Q. BCPにどう位置づけますか?
A. 電話の事業継続手段として位置づけ、被災時の転送先・代替回線・連絡手順を事前設計します。導入だけでなく障害時の運用と訓練まで含めて備えます。
まとめ
この記事では、災害にも強いクラウドPBXをBCPの観点から徹底解説しました。災害の多い日本では、BCP対策の重要性は高くなります。
企業にとって大切なのは、災害時の通信機能の確保です。クラウドPBXを導入することで、災害時に電気や電話が止まってもインターネット回線を利用して、連絡を取ることができます。通信機能に対するBCP対策にクラウドPBXの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
弊社では現在7社のクラウドPBXサービスの代理店を行っておりまして、料金や評判、機能、音質などから最適なサービスをご提案可能です。また、クラウドPBXは社内のネットワーク環境によっては、音質が劣化してしまいますが、私たちは、音質を高めるために光ファイバーや携帯についてもトータルでアドバイスさせて頂きます。
そして、電話番号が今の番号そのままに導入できるかなどもその場で回答できます!
ご興味があれば、まずはお電話にてお問い合わせくださいませ。
電話:株式会社アーデント 03-5468-6097 ※「クラウドPBXの記事を見た」とお伝えください。
または、おすすめのクラウドPBX7社比較サービスの詳細はこちらから↓以下ご覧下さい!
専門家がまとめたクラウドPBXを比較する上で大事なポイントはこちら↓↓
関連記事
・オススメのクラウドPBX 7社を一括比較!価格、機能が簡単に比べられます!
・格安コールセンターシステムの導入ならクラウドPBXが驚きの安さだった!
・クラウドPBXは個人事業主、sohoワーカーに最適な理由6選!
・飲食店舗の電話には、断然クラウドPBXが向いている理由9選
・士業の事務所の電話としてNTTより圧倒的にクラウドPBXが向いている理由9選
・NTT局外でも固定電話番号をそのまま変えずオフィス移転する方法!
・レンタルオフィスの電話番号や転送電話を使ってはいけない!?
・これから独立開業するなら、電話はだんぜんNTTよりクラウドPBXがいい理由7個
専門家がまとめたクラウドPBXを比較する上で大事なポイントはこちら↓↓
・バーチャルオフィスの転送電話よりクラウドPBXがいい理由4つ
・引越、事務所移転で電話番号を変えたくないときに見てほしい厳選情報2019!
・CRMに入れた顧客の電話番号をスマホに自動反映。クラウドPBXで着信時に相手先名を表示させる方法
・CRMとクラウドPBX連携によるCTI機能がすごかった!(zoho CRMの場合)
・テレワークの電話ならクラウドPBXが最適!役立つ7つの効果をまとめました!
・フリーダイヤル料金はどこの会社が安い?!大手4社比較とさらにコストを削減する方法
株式会社アーデントは、デジタル化・AI導入補助金の支援事業者を行っております!
アーデントからデジタル化・AI導入補助金を使ってクラウドツールを導入するメリットは以下の通りです。
メリット①対象ツールを2年間、半額、もしくは1/4で利用可!
メリット②会計、経費精算、請求書処理、受発注ツール導入なら、PCやタブレットの購入も補助が受けられ半額!
メリット③補助期間終了後は、公式価格よりお値引き!
メリット④各種IT活用、DX、保守サポートでより貴社のIT化を促進、生産性を向上します!
【弊社取り扱いクラウドツール】
🔹オフィスソフト・グループウェア: Google Workspace※、Microsoft365、desk'nets NEO※
🔹ノーコード業務改善:kintone、Zoho※、楽楽販売、JUST.DB※、サスケworks
🔹コミュニケーション: サイボウズオフィス、Chatwork、LINE WORKS、zoom
🔹会計・経費管理: マネーフォワード、freee、楽楽精算、楽楽明細、楽楽請求、invox
🔹電子契約・文書管理: freeeサイン、クラウドサイン、GMOサイン、Adobe Acrobat
🔹セキュリティ対策: sophos、SentinelOne、ESET、ウイルスバスタークラウド
🔹バックアップ: syscloud、Avepoint
🔹RPA・自動化: RoboTANGO、DX-Suite、Yoom※、バクラクシリーズ
🔹勤怠・労務管理: 勤革時、楽楽勤怠、マネーフォワード
🔹物流・在庫管理: ロジザードZERO
🔹教育・マニュアル作成管理: iTutor、NotePM、leaf
🔹PBX・電話システム: INNOVERAPBX※、MOTTEL※
🔹端末管理:LANSCOPE、clomo
🔹リモートデスクトップ:RemoteOperator在宅
🔹受付ipad:ラクネコ※
🔹タスク管理、その他:Adobe creative cloud、Noota、JOSYS、backlog※
など
※こちらのツールは補助期間終了後の値引不可
また、上記以外のツールも取り扱いできるものが多々ありますので、一度ご相談ください。
デジタル化・AI導入補助金2026の詳細、お問合せはお電話頂くか、以下の記事を御覧ください↓
デジタル化・AI導入補助金お問合せ:03-5468-6097
以下の動画では、採択のポイントや申請にあたっての注意点などを詳しく解説していますので、
あわせてご覧ください!

株式会社アーデント 代表取締役。2006年にオフィス専門不動産会社アーデントを創業。その後、オフィス賃貸仲介、ワークプレイス作りに10年以上携わり、合計500社以上のオフィス移転をサポート。2018年よりクラウドPBXを中心にネットワーク、通信分野を専門に400社以上の電話、ネット環境づくりをサポート。2022年より100以上のクラウドサービスの販売を開始。
IT導入補助金を使って、50社以上にクラウドツールを提供。IT活用による業務改善のDXコンサルを提供。ノーコードツールを使ったExcelやAccessからの基幹システム移行によるDX実績多数。
アマゾンで出版している書籍はこちら!
「AppSheetで作る中小企業の基幹システム」 ~Excel限界からの脱出。GoogleWorkspaceを使って、失敗しない業務アプリ導入を解説~
「Google Workspace完全活用マニュアル」 ~Google Workspaceをフル活用する方法を徹底解説!~
amzn.to/3w5zWfT
「中小法人向け サイバーセキュリティ完全ガイド」~サイバーセキュリティ対策で、特に中小企業が 守るべきポイントを網羅!~
amzn.to/3Y9Nm5n
ぜひチェックしてください!























