1. HOME
  2. ブログ
  3. 【2026年版】ひかりクラウドPBXの料金とデメリット|まるらくオフィス対応版は終了・光クロスでは使えない条件とNTT東西の最新プラン

【2026年版】ひかりクラウドPBXの料金とデメリット|まるらくオフィス対応版は終了・光クロスでは使えない条件とNTT東西の最新プラン

NTT東西のひかりクラウドPBXメリット・デメリットを徹底解説

この記事では、NTT東日本・西日本が提供する「ひかりクラウドPBX」について、2026年9月時点の公式料金と仕様を確認したうえで、どんな会社に向いていて、どんな会社には向かないのかを整理します。
結論を先にお伝えすると、判断が分かれるのは「機能の多さ」ではなく「いま契約している光回線と光電話が条件に合うかどうか」です。

先に結論(3行)
① まるらくオフィス対応版は2024年6月30日で提供終了しています。数年前の記事に載っている「まるらくオフィスありなら月10,000円」という料金は、いま申し込むことはできません。
② フレッツ 光クロス(10ギガ)では提供できません。回線を10ギガに上げる計画があるなら、電話をどうするかを先に決める必要があります。
③ ひかり電話オフィスタイプでも使えます。「オフィスA(エース)でないと使えない」というのは誤りで、少人数の会社ほどここで月額が変わります。

以下、公式サイトで確認できる2026年9月時点の情報をもとに、料金・できること・つまずきやすい点の順に見ていきます。
なお料金は改定されることがあるため、実際に申し込む前には必ず提供元の最新情報をご確認ください。

目次

2022年当時と2026年で、何が変わった?

結論から言うと、サービスの基本的な仕組みは変わっていませんが、契約できるメニューと周辺の条件が変わりました。
とくに「まるらくオフィス対応版の終了」と「フレッツ 光クロスでの提供不可」は、数年前の解説記事には載っていない内容です。
ネット上にはサービス開始当初の情報がそのまま残っていることが多いので、古い記事を読んで見積りのイメージを作ってしまうと、実際の提案と食い違います。ここでは主な変更点を先に一覧にしておきます。

項目 以前よく書かれていた内容 2026年9月時点の公式情報
まるらくオフィス対応版 まるらくオフィスとセットで契約する形もある 2024年6月30日で提供終了
対応する光回線 フレッツ光であれば使える フレッツ 光クロスでは提供不可(光ネクストが必要)
必要な光電話 ひかり電話オフィスA(エース)が必須 オフィスA またはオフィスタイプのいずれか
パソコンでの通話 PCソフトフォンは使えない パソコン用アプリが提供されている
閉域接続 選択肢なし ダイレクト for ひかりクラウドPBX(2024年9月提供開始)
料金の表記 税別で書かれていることが多い 公式サイトはすべて税込表示

それぞれ本文のなかで詳しく見ていきます。まずは、サービスそのものの前提を確認しておきましょう。

クラウドPBXとは

そもそもクラウドPBXとは、クラウドサーバーに電話番号を紐づけて、スマートフォンやPCで、場所を問わず会社の代表番号の発着信ができるサービスです。テレワーク時にも最適ですし、クラウド活用が進む中、旧来のビジネスホンからの移行をする企業が多いです。

クラウドPBXの詳細については以下の記事で詳しく解説しています↓

 

NTT東日本、西日本が運営するクラウドPBXが、ひかりクラウドpbx

NTTのひかりクラウドPBX

クラウドPBXは、いくつもの企業が提供しているサービスですが、その中でもNTT東日本、西日本が提供するサービスが、「ひかりクラウドPBX」です。

ひかりクラウドPBXは、NTTが提供するサービスということもあり、初めてクラウドPBXを導入する企業の場合、ブランドの安心感があり、よく検討される商品です。

ただ、一般的なクラウドPBXとは違う特徴があるサービスですので、以下ご紹介したいと思います。

 

ひかりクラウドPBXの特徴

ひかりクラウドPBXはフレッツ光(光回線)が必要

クラウドPBXには、光ファイバーがなんでも関係ないフルクラウド型のサービスがありますが、ひかりクラウドPBXはそうではありません。必ず、NTTの光ファイバー、フレッツ光の契約が必要となります。
そのため、例えばレンタルオフィスで、自社で光ファイバーを引き込めない物件、マンションで光ファイバーはCATVしかダメな物件などでは、ひかりクラウドPBXを使うことはできません。

ひかりクラウドPBXの電話回線は、光電話

ひかりクラウドPBXには、ひかり電話オフィスエースが必要です。家庭用光電話、光電話オフィスタイプでは利用できません。

⚠️ この点は2026年の公式情報と異なります
NTT東日本の公式サイトでは、外線利用に必要な契約として「ひかり電話オフィスA(エース)またはひかり電話オフィスタイプ」の両方が案内されています。
少人数の会社はオフィスタイプのほうが月額を抑えられます。詳しくは本文の「ひかり電話オフィスタイプとオフィスA(エース)はどちらが安い?」で比較しています。

 

ひかりクラウドPBXのメリット

ひかりクラウドPBXでは、既存のビジネスフォンをGWという機械をレンタルして、設置することで利用が可能になります。そのため、ビジネスフォンのリースをしたばかりで、その電話機を使いたい企業には向いているサービスです。

 

ひかりクラウドPBXのデメリット

フレッツ光(光回線)が引けない物件では利用できない

さきほどもご説明しましたが、光ファイバー、NTTフレッツ光が必須のサービスとなります。そのため、NTTのフレッツ光が引き込めない物件では利用ができません。

光電話オフィスタイプ、家庭用の光電話では利用できない

光電話オフィスタイプや光電話では、ひかりクラウドPBXの利用ができません。そのため、例えば2~3人の企業だと、最適な光電話よりも、ひかり電話オフィスエースを使うことになり、電話回線部分の料金が高くなってしまいます。

特に影響するのは同時通話数の部分です。

以下、比較表を御覧ください。

プラン 家庭用光電話 光電話オフィスタイプ 光電話オフィスエース
基本料、ch数 500円(1ch) 1300円(3ch) 1100円(1ch)
1chあたりの追加ch料金 200円 400円 1000円
同時通話数上限 2ch 8ch 300ch

上記の表を見てもわかるとおり、同時通話数8ch以上、つまり人数でいうと、20名以上くらいの企業に最適なのが、ひかり電話オフィスエースプランになります。

ひかりクラウドPBXを使うために、10名で光電話オフィスエースを使うのは、ちょっと割高になってしまうところがります。

⚠️ 2026年時点の補足(上の表と本文は公開当時の内容です)
上の比較表は本記事の公開当時(2022年)の参考値で、税別・当時の金額です。2026年9月時点の公式料金は税込表示に変わり、金額も見直されています。
NTT東日本の公式サイトには、「外線通話を利用される場合には、ひかり電話オフィスA(エース)またはひかり電話オフィスタイプの契約が必要です」と明記されています(サービストップおよびサービス詳細ページ)。
つまり2026年9月時点では、ひかり電話オフィスタイプでもひかりクラウドPBXを利用できます。上の段落は本記事の公開当時(2022年)の内容です。
この違いは少人数の会社ほど月額に効きます。次の表で、2026年時点の公式料金を比べてみます。

【2026年版】ひかり電話オフィスタイプとオフィスA(エース)はどちらが安い?

結論を先に言うと、同時通話が8チャネルまでで足りる会社は、ひかり電話オフィスタイプのほうが安く収まります。
理由は基本料に含まれるチャネル数と、チャネルを1本増やすときの単価が違うからです。
ひかり電話オフィスタイプは基本料の時点で3チャネルが含まれているのに対し、オフィスA(エース)は基本料に含まれるのが1チャネルだけで、2本目以降を足すときの単価も2倍以上になります。
ここを知らずにオフィスA(エース)で見積りを作ると、同じ使い方なのに毎月2,000円近く高い契約になることがあります。

項目 ひかり電話オフィスタイプ ひかり電話オフィスA(エース)
基本料金 1,430円(3チャネル・1番号) 1,210円(1チャネル・1番号)
チャネルを1本追加 440円/チャネル 1,100円/チャネル
番号を1つ追加 110円/番号 110円/番号
同時通話の上限 最大8チャネル 最大300チャネル(299チャネルまで追加可)
3チャネル構成の月額 1,430円 1,210円+1,100円×2=3,410円
8チャネル構成の月額 1,430円+440円×5=3,630円 1,210円+1,100円×7=8,910円

※いずれもNTT東日本の公式料金ページに掲載されている2026年9月時点の金額(税込)です。このほかに1電話番号ごとに電話ユニバーサルサービス料と電話リレーサービス料がかかります。

この差はどれくらい効くか
3チャネル構成なら 月1,980円・年23,760円、8チャネル構成なら 月5,280円・年63,360円 の差になります。
一方で、同時に9本以上の通話が必要ならオフィスタイプでは足りません(上限8チャネル)。社員20名を超えて電話の多い会社は、結局オフィスA(エース)を選ぶことになります。
判断の分かれ目は人数ではなく「同時に何本の外線が鳴るか」です。朝礼前や昼休み明けなど、いちばん電話が集中する時間帯の同時通話数を数えてから決めてください。

 

10名単位での利用

ひかりクラウドPBXでは、アカウント数が10名単位となります。そのため、1人、2人での利用でも10名分の料金が必要となり、10名を超えて11名で利用する場合は、20名分の料金が必要となります。

30名以上では、1名単位で追加が可能ですが、30名未満の企業では、不必要なアカウント分も支払う必要があるため、ちょっと使いづらいところがあります。

補足:IDパックの正確な数え方(2026年9月時点)
公式の料金表では 10IDパック/20IDパック/30IDパック の3種類が用意されており、その先は 31ID目から1IDごとに660円 で追加できます。
つまり「30名以上なら1名単位」というより、30IDパックを契約したうえで31人目から1人ずつ足していく形になります。
もうひとつ見落とされやすいのが「全体チャネル」です。10IDパックには10チャネル、20IDパックと30IDパックには20チャネルが含まれ、足りなければ10チャネルごとに5,500円で追加します。ここは内線と外線の同時接続数の合計なので、人数とは別に数える必要があります。

 

ひかりクラウドpbxの料金

ひかりクラウドPBXでは、まるらくオフィスというNTTの総合ITサポートサービスを契約するかどうかで、料金が異なります。

まるらくオフィスありの場合

ひかりクラウドPBX 料金表 まるらくオフィスあり

まるらくオフィスとは、NTTが提供するITサポートサービスで、ルーターは、オフィスではなく、NTT網に設置されており、セキュリティの強化、24時間監視、VPN通信が行えるようになるサービスです。

まるらくオフィスは月10,000円(税別)が必要となります。

つまり、ひかりクラウドPBX料金+まるらくオフィス10,000円+光電話オフィスエース料金がかかります。

例えば、10名で、1番号3ch、スマートフォンで利用する場合、

ひかりクラウドPBX16,500円 + まるらくオフィス10,000円 + 光電話オフィスエース3,100円 = 月額29,600円(税別) になります。

⚠️ 重要:まるらくオフィス対応版は2024年6月30日で提供終了しました
NTT東日本のサポートページには、2023年6月26日付で 「東日本電信電話株式会社は、『まるらくオフィスサービス』および『ひかりクラウドPBX(まるらくオフィス対応)』について、市場環境の変化に伴い、2024年6月30日(日)にサービス提供を終了いたします。」 と告知されています。
したがって上の「まるらくオフィスありの場合」の料金は、現在は申し込むことができません。本記事の公開当時(2022年)の記録として残しています。
「ひかりクラウドPBX 終了」と検索される方がいますが、終了したのはまるらくオフィス対応版だけで、ひかりクラウドPBX本体は2026年9月現在も提供されています。混同しないようご注意ください。
なお、まるらくオフィス対応版から通常版へ移行されたお客さま向けの案内も同じサポートページに掲載されています。既存のご契約がどちらなのか分からない場合は、請求書の内訳かNTT東日本のマイページで確認できます。

 

まるらくオフィスなしの場合

ひかりクラウドPBX 料金表まるらくオフィスなし

まるらくオフィスがない場合は、上記の料金表となります。

例えば、10名で、1番号3ch、スマートフォンで利用する場合、

ひかりクラウドPBX11,000円 + 光電話オフィスエース3,100円 = 月額14,100円(税別) になります。

 

2026年9月時点の公式料金はいくら?

結論として、ひかりクラウドPBX単体の月額は10IDパックで11,000円(税込)からです。
ただしこれは「ひかりクラウドPBXの利用料」だけの金額で、実際にはフレッツ 光ネクスト、プロバイダ(固定IP)、ひかり電話の月額が上乗せされます。
見積りを見比べるときは、どこまでが含まれた金額なのかを必ず確認してください。ここではNTT東日本の公式料金ページに掲載されている数字を、そのまま整理しておきます。

月額利用料(ID利用料)

項目 10IDパック(全体チャネル10チャネル含む) 20IDパック(全体チャネル20チャネル含む) 30IDパック(全体チャネル20チャネル含む) 追加ID利用料(31ID〜999IDまで)
単位 1契約ごと 1契約ごと 1契約ごと 1IDごと
月額利用料(税込) 11,000円 20,900円 27,500円 660円

オプション(月額)

区分 単位 月額利用料(税込)
全体チャネル追加利用料 10チャネルごと 5,500円
VoIP-GWチャネル追加利用料 1チャネルごと 550円
レンタルIP電話機 1装置ごと 935円
LAN給電装置(1ポート用) 1装置ごと 220円
LAN給電装置(8ポート用) 1装置ごと 1,650円

初期費用

初期費用でいちばん大きいのは、外線を使うために必要な外線ゲートウェイの購入費121,000円です。
月額だけを見て比較していると、ここで見積り総額が大きく変わります。

区分 単位 初期費用(税込)
新設工事費(お客さま設定代行あり) 1工事ごと 16,500円
新設工事費(設定代行なし) 1工事ごと 14,300円
基本工事費(訪問あり・NTT東日本のHPから申込) 1工事ごと 8,250円
基本工事費(訪問あり・上記以外から申込) 1工事ごと 9,350円
外線GW購入費 1装置ごと 121,000円
外線GW設置工事費 1装置ごと 22,000円
レンタルIP電話機 新設工事費 1装置ごと 6,600円
見積りを見るときのコツ
NTT東日本のホームページから申し込むと基本工事費が1,100円安くなります(8,250円と9,350円の差)。金額は小さいですが、同じ条件なら申込経路で変わるという点は知っておいて損はありません。
既存のビジネスフォンを残して併用する場合は、上記に加えてVoIP-GWのレンタル料(1,980円〜5,830円)と工事費(8,800円〜44,000円)がかかります。
工事日を土日祝・夜間・深夜に指定した場合や、訪問時刻を指定した場合は工事費が変わります。繁忙期を避けたい会社はここも含めて相談してください。
⚠️ この記事の料金はNTT東日本の公式値です
ひかりクラウドPBXはNTT東日本とNTT西日本の両方が提供していますが、本記事に記載した金額はNTT東日本の公式料金ページに掲載されている2026年9月時点の値です。
NTT西日本エリアの会社は、料金・提供条件が異なる場合があります。西日本エリアでご検討の場合は、NTT西日本の公式情報をご確認いただくか、当社までご相談ください。
また料金は改定されることがあります。見積りの前に必ず最新の公式情報をご確認ください。

NTT東日本 公式「ひかりクラウドPBX 料金」で最新の金額を確認する ➡

10名・30名だと毎月いくらになる?

結論として、10名でひかりクラウドPBXを使う場合の電話まわりの月額は、おおむね12,000円台からになります。ここに回線とプロバイダの費用が乗ります。
「1人あたりいくら」という感覚で他社のクラウドPBXと比べると数字が合わないので、下の表のようにひかりクラウドPBXの利用料と、ひかり電話の料金を分けて足し上げるのが正確です。
なお、ひかり電話は前の章で見たとおりオフィスタイプでも契約できるため、ここでは安く収まるほうの構成で試算しています。

構成 ひかりクラウドPBX ひかり電話 電話まわりの月額(税込)
10名・外線3チャネル
(オフィスタイプ)
10IDパック 11,000円 1,430円 約12,430円
10名・外線3チャネル
(オフィスA)
10IDパック 11,000円 3,410円 約14,410円
30名・外線8チャネル
(オフィスタイプ)
30IDパック 27,500円 3,630円 約31,130円
30名・外線8チャネル
(オフィスA)
30IDパック 27,500円 8,910円 約36,410円
50名・外線10チャネル
(オフィスA)
30IDパック+20ID
27,500円+13,200円
1,210円+1,100円×9
=11,110円
約51,810円

※上記はいずれも2026年9月時点の公式料金をもとにした概算で、フレッツ 光ネクストの月額、プロバイダ料金(固定IP)、通話料、IP電話機のレンタル料、電話ユニバーサルサービス料などは含んでいません。
実際のお見積りは構成によって変わりますので、目安としてご覧ください。
また、IDパックに含まれる「全体チャネル」(内線と外線の同時接続数の合計)を超える場合は、10チャネルごとに5,500円の追加が必要です。

この試算から分かること
1人あたりに直すと、10名で月1,243円前後、30名で月1,038円前後です。人数が増えるほど1人あたりは下がりますが、10IDパック・20IDパック・30IDパックの区切りをまたぐ瞬間に月額がまとまって上がります。
とくに11人目の段差がいちばん大きく、月9,900円上がります(10名で11,000円 → 11名で20,900円)。21人目も月6,600円の段差(20,900円 → 27,500円)があります。採用予定がある会社は、この段差を見込んで予算を立ててください。
逆に3〜5名の会社は、10名分を払うことになるので1人あたりが2,000円を超えます。この規模なら、1人単位で契約できる他社のクラウドPBXのほうが安く収まることが多いです。

外線を使うには何が必要?外線ゲートウェイと固定IP

結論として、ひかりクラウドPBXで外線(会社の電話番号での発着信)を使うには、外線ゲートウェイ装置の購入と、プロバイダの固定IPアドレス契約が必要です。
内線だけなら不要ですが、実際に会社の電話として使うなら外線は必須ですから、事実上どちらも必要と考えてください。
この2つは公式サイトのサービス詳細ページにはっきり書かれているのですが、比較記事では省かれていることが多く、見積りを見て初めて知るケースが少なくありません。

必要なもの 具体的にどういうことか 費用の目安(税込)
外線ゲートウェイ装置 購入が必要(レンタルではない) 購入費121,000円+設置工事費22,000円
プロバイダの固定IPアドレス 外線利用時に別途契約が必要 プロバイダにより異なる
フレッツ 光ネクスト ひかりクラウドPBXサーバへの接続に必要 回線の契約内容による
ひかり電話オフィスA または オフィスタイプ 外線利用に必要 1,430円〜(前述)
ここでつまずきやすい点
外線ゲートウェイは「購入」です。月額のレンタルではないため、初期費用として121,000円+工事費22,000円=143,000円が最初にかかります。他社のクラウドPBXは初期費用が数万円のこともあるので、初期と月額を分けて比べてください。
固定IPアドレスはプロバイダ側の契約です。いま使っているプロバイダのプランに固定IPが付いていない場合、プラン変更かオプション追加が必要になります。ここを見落とすと「申し込んだのに外線が使えない」という状態になります。
公式の「ご利用上の注意」には、フレッツ 光クロス/フレッツ 光ネクスト ギガファミリー/ギガマンション・スマートタイプ回線では外線ゲートウェイが利用できないと明記されています。該当する回線を使っている場合は、外線が使えないため注意が必要です。

フレッツ 光クロス(10ギガ)では使えないのはなぜ?

結論として、ひかりクラウドPBXはフレッツ 光クロスでは提供されません。
NTT東日本の公式サイトには「ひかりクラウドPBXは『フレッツ 光クロス』では提供できません。」とはっきり書かれています。必要なのはフレッツ 光ネクストです。
これは中小企業の実務で意外に大きな問題になります。
というのも、回線の増速(10ギガ化)と電話のクラウド化は、どちらも「オフィスのIT環境を新しくしよう」という同じタイミングで検討されることが多いからです。

やりたいこと ひかりクラウドPBXとの相性 どう考えるか
10ギガ(光クロス)に増速したい 同時には選べない 電話は他社のクラウドPBXにするか、増速を見送るかの二択
光ネクストのまま電話をクラウド化したい ○ 問題なし そのまま検討できる
ギガファミリー/ギガマンション・スマートタイプを使っている △ 外線GWが使えない 外線が必要なら回線プランの変更を相談
将来10ギガにする可能性がある 要注意 電話を先に他社へ寄せておくほうが身動きが取りやすい
実際のご相談でよくあるパターン
「Web会議が増えたので回線を10ギガに上げたい。ついでに電話も古いビジネスフォンからクラウドに変えたい」というご相談はとても多いのですが、この2つをひかりクラウドPBXで同時に叶えることはできません。
この場合、選択肢は3つです。①電話はひかりクラウドPBXにして回線は光ネクストのままにする ②回線を10ギガにして電話は他社のクラウドPBXにする ③回線はそのままで、まず電話だけ変える。
どれが正解かは、いまの回線速度で実際に困っているかどうかで決まります。「なんとなく10ギガのほうが速そう」という理由で増速を優先すると、電話の選択肢が狭まるだけになることがあります。

できない機能がある

ひかりクラウドPBXは、一般的なクラウドPBXと異なり、できない機能がいくつかあります。

クラウドPBXでよく使われる機能 ひかりクラウドPBXでできるか?
通話録音 ×
段階着信 〇
時間外アナウンス ×
留守番電話 〇
外線転送 〇
IVR ×
CRM連携 ×
コールレポート ×
PCソフトフォンでの通話 ×

時間外アナウンスができない、通話録音ができない、PCソフトフォンも通話ができないということで、ひかりクラウドPBXは、通常の電話が使えればいいという企業様に向いているサービスと言えるでしょう。

⚠️ 2026年時点の補足(パソコンでの通話について)
上の表では「PCソフトフォンでの通話 ×」としていますが、2026年9月時点の公式情報では、パソコン用アプリケーションが提供されています。
NTT東日本の「ご利用上の注意」には、利用可能なアプリケーションとして「ひかりクラウドPBX パソコン用アプリケーション」が明記されており、発信制限の一覧にも「ソフトフォン」という端末種別が独立して記載されています。
したがってパソコンから会社の番号で発着信することは可能です。上の表は本記事の公開当時(2022年)の内容として残しています。
一方で、通話録音・IVR(自動音声応答)・時間外アナウンス・コールレポート・CRM連携については、2026年9月時点でも公式の提供機能一覧に含まれていません。この点は当時から変わっていません。

公式が示す提供機能の一覧は?

結論として、ひかりクラウドPBXが公式に提供している機能は「電話としての基本機能」に絞られています。
サービス詳細ページに掲載されている提供機能は以下のとおりです。ここに載っていない機能は、オプションでも提供されていないと考えるのが確実です。
「あとから足せるだろう」と思って契約すると、必要な機能が使えないまま数年の契約期間を過ごすことになりかねません。

区分 提供機能 具体的にどういうことか
収容条件 内線(ID)数 最大999内線(ID)
収容条件 チャネル数 最大200チャネル(内線・外線合計の同時接続数)
収容条件 VoIP-GW台数 最大100台
内線基本機能 内線通話 同一契約者グループ内の内線通話
PBX機能 グループ着信 順次代表着信、一斉代表着信、コールピックアップ、パーク保留、シングルナンバーリーチ
PBX機能 転送 保留転送、ブラインド転送、無応答転送、話中転送、無条件転送、圏外転送
PBX機能 留守番電話 留守番メッセージお預かり
PBX機能 発信規制 特定番号への発信規制
PBX機能 マルチライン 着信鳴りわけ、発信番号選択

見ていただくと分かるとおり、「取り次ぐ」「転送する」「グループで受ける」といった電話機としての機能は一通りそろっています。
逆に、通話内容を記録したり、顧客情報と結びつけたり、入電の傾向を分析したりといった「電話を営業や顧客対応に活かす」側の機能は含まれていません。
自社が電話に求めているのがどちらなのかで、評価が大きく変わります。

公式の注意書きから読み取れる実務上のポイント
着信グループの上限は200、コールピックアップ/コールパークで使う着信グループは60まで、1つの着信グループあたりの内線番号は60までです。部署が多い会社は設計段階で確認してください。
留守番電話にメッセージが録音されても、指定のIP電話機を除いて端末へ通知する機能はありません。「留守電が入っていることに気づかない」という運用上の課題が出やすい点です。
故障の受付は9時〜21時(年末年始を除く)です。24時間対応ではありません。深夜や早朝に電話が止まった場合、翌朝まで待つことになります。
毎週月曜日0:00〜5:00は指定工事時間帯とされており、事前の周知なくサービスを利用できなくなることがあると明記されています。
請求書は内線グループごとで、内線番号ごとの内訳はありません。部門別に通信費を按分している会社は、社内の配賦ルールを別途考える必要があります。

NTT東日本 公式「ひかりクラウドPBX サービス詳細」で提供機能を確認する ➡

中身はどこのサービス?実はArcstar Smart PBXの再販

結論として、ひかりクラウドPBXは、NTTドコモビジネス社が提供する「Arcstar Smart PBX」の再販サービスです。
これはNTT東日本の公式「ご利用上の注意」の冒頭に、そのまま書かれています。スマートフォンやパソコンにインストールするアプリの名前も「Smart PBX」です。
この事実を知っておくと、比較検討のときに判断がしやすくなります。

本サービスは、NTTドコモビジネス社が提供する「Arcstar® Smart PBX®」の再販サービスです。
(NTT東日本「ひかりクラウドPBX ご利用上の注意」より)

つまりArcstar Smart PBXとひかりクラウドPBXは、中身としてはほぼ同じものだということです。
どちらを選ぶかは、機能の違いというより「どこと契約して、どこに問い合わせるか」の違いになります。
NTT東日本・西日本と回線からまとめて契約したいのか、NTTドコモビジネスと直接契約したいのか、あるいは代理店経由でまとめて面倒を見てもらいたいのか、という選び方です。

この事実が効いてくる場面
「NTTのサービスだから安心」という理由だけで選ぶのは、判断材料としては少し弱いということになります。中身が同じなら、比べるべきは提供条件と窓口です。
回線・電話・ネットワークをひとつの窓口にまとめたいなら、NTT東日本と直接契約する形が分かりやすくなります。
一方で、通話録音やCRM連携など電話を業務に活かす機能が必要なら、そもそも別のサービスを検討したほうが早いということにもなります。機能が足りないのは提供元が同じである以上、どちらを選んでも変わらないからです。

音質が心配なら「ダイレクト for ひかりクラウドPBX」という選択肢は?

結論として、オフィス内からの通話がインターネットを通らない「閉域接続」版が2024年9月から提供されています。
正式名称は「ひかりクラウド電話 ダイレクト for ひかりクラウドPBX」です。クラウドPBXでいちばん心配されるのが通話品質ですから、これは検討する価値のある選択肢です。
ただし、追加費用と引き換えに使えなくなる機能があるため、そこを理解したうえで判断する必要があります。

料金はいくら増える?

区分 具体的にどういうことか 料金(税込)
基本料金(1番号目) UC接続基本利用料220円+ひかり電話オフィスA基本利用料1,210円 1,430円/番号
閉域接続 回線ごと 4,950円/回線
2番号目以降 UC接続追加番号ID接続料1,320円+追加番号利用料110円 1,430円/番号
初期費用 基本工事費2,200円+閉域接続工事費1,100円+ネットワーク工事費2,200円 5,500円〜
設定代行費(任意) 接続先ツールと電話番号の紐づけ(10番号まで) 22,000円

※このほかにひかりクラウドPBX本体のID利用料が別途必要です。
公式に「ひかりクラウド電話 ダイレクト for ひかりクラウドPBXの利用には、ひかりクラウドPBXの機能を有するIDのご契約が必要です」と明記されています。
また、PPPoEマルチセッション機能などを備えたルーターが必要になります。

⚠️ 閉域接続にすると使えなくなる機能がある

ここがいちばん重要な点です。ダイレクトを契約すると、ひかり電話オフィスA(エース)側の一部機能が使えなくなります。公式に明記されている制限は次のとおりです。

制限される内容 具体的に何ができなくなるか
緊急通報 ひかり電話オフィスAを使って110/119/118に接続できません(携帯電話番号などから発信する必要あり)
通信機能 「テレビ電話」「高音質電話」「データコネクト」が利用できない
付随サービス 「ナンバー・リクエスト」が利用できない
付加サービス 申し込めるのは「追加番号」「フリーアクセス・ひかりワイド(基本機能)」「特定番号通知機能」のみ
閉域接続を検討する前に確認したい3点
① 緊急通報が使えなくなる点は、社内ルールとして必ず周知してください。火災通報装置や非常通報装置をつなぐ回線としても利用できません。「緊急時は携帯電話からかける」という一行を、避難訓練の手順書や電話機の近くに書いておくことをおすすめします。
② 閉域接続が効くのは、契約した拠点に設置したフレッツ光の回線からの通信だけです。外出先やテレワークでのオフィス外からの通信はインターネット経由になります。「在宅勤務の音質を良くしたい」という目的であれば、この選択肢では解決しません。
③ 閉域接続は月4,950円の追加です。まずは通常のひかりクラウドPBXで無料トライアルを試し、実際に音質で困ってから検討しても遅くありません。

受付システム(タッチ受付)とつなげられる?

結論として、受付用のタブレットから内線を呼び出す形で連携できます。
ただしこれはひかりクラウドPBXの公式オプションではなく、受付システム側がひかりクラウドPBXの内線番号を呼び出す仕組みです。
「ひかりクラウドPBX タッチ受付」「ひかりクラウドPBX 受付システム」と検索される方が一定数いらっしゃるので、整理しておきます。

仕組みはシンプルで、エントランスに置いたタブレットで来訪者が担当者を選んでタッチすると、その担当者の内線が鳴るというものです。
スマートフォンを内線化していれば、担当者は自席にいなくても受付からの呼び出しを受けられます。内線番号は来訪者の画面に表示されないため、社員の連絡先が外部に見えてしまう心配もありません。
取り次ぎのために受付に人を置く必要がなくなるので、少人数の会社ほど効果が分かりやすい仕組みです。

受付システムを検討するときの確認点
受付システムは各社から提供されていますが、「ひかりクラウドPBXの内線を直接呼び出せるか」は製品によって異なります。導入実績があるかどうかを必ず確認してください。
電話をクラウド化してから受付を自動化する、という順番がおすすめです。スマートフォンが内線になっていない状態で受付システムだけ入れても、結局その場にいる人が取り次ぐことになります。
当社ではiPadを使った受付システムも取り扱っています。電話と受付をまとめて見直したいというご相談も承っています。

iPad受付システム「ラクネコ」の詳細はこちら ➡

導入前に確認したい落とし穴は?

結論として、ひかりクラウドPBXでつまずくのは機能の不足より「契約条件の見落とし」です。
当社ではこれまで多くの中小企業のクラウドPBX選定をお手伝いしてきましたが、導入後に「聞いていなかった」となりやすいのは、だいたい次のような点です。
どれも公式サイトに書かれていることばかりですが、細かい注意書きのなかに埋もれているため見落とされがちです。契約前にこの表を見ながら販売店や担当者に確認してみてください。

落とし穴 何が起きるか 事前に確認すること
回線が光クロス そもそも契約できない いま使っている回線が光ネクストかどうか
外線GWの購入費 初期費用が121,000円上振れする 見積書に外線GW購入費と設置工事費が入っているか
固定IPの契約漏れ 申し込んだのに外線が使えない プロバイダの契約に固定IPが含まれているか
IDパックの段差 11人目で月9,900円上がる 1年以内の採用予定人数
IP電話機の指定 手持ちの電話機が使えない NTTから購入・レンタルする機種で問題ないか
LAN給電装置が必須 ACアダプタでは給電できない IP電話機を使うならLAN給電装置もセットで見積りに入っているか
緊急通報の扱い スマホからの110/119が携帯発信へ迂回する 緊急時の連絡手順を社内でどう決めるか
請求の単位 部門別の内訳が出ない 通信費を部署ごとに按分しているか
当社のご相談でとくに多いのは「電話機」と「固定IP」
IP電話機は、NTTから購入またはレンタルした指定機種しか使えません。公式にも「必ず当社から購入したIP電話機をご利用ください。お客さま自身でご購入された端末はファームウェア等の違いにより、ご利用できません」と明記されています。ネット通販で安いIP電話機を買ってきても使えません。
またレンタルのIP電話機はACアダプタでの給電に対応しておらず、LAN給電装置とセットで契約する必要があります。電話機の台数分だけポートが必要になるので、8ポート用(月1,650円)が何台要るかも確認してください。
固定IPアドレスはプロバイダ側の契約なので、NTT東日本の見積りには載っていないことがあります。「NTTの見積りは見たけれど、プロバイダの料金は確認していなかった」というケースが実際にあります。

他社のクラウドPBXとはどう選び分ける?

結論として、「いまのビジネスフォンをそのまま活かしたい会社」と「回線ごとNTTにまとめたい会社」にはひかりクラウドPBXが向き、「少人数」「通話録音やCRM連携が必要」「10ギガにしたい」会社には他社のほうが合います。
当社では現在7社のクラウドPBXの代理店を行っており、実際のご相談では次のような基準でご案内しています。
どれが優れているという話ではなく、会社の条件によって答えが変わるという点をお伝えしたいと思います。

自社の状況 ひかりクラウドPBXとの相性 理由
社員30〜100名で電話の使い方はシンプル ◎ 向いている IDパックの単価が下がる帯で、必要な機能もそろっている
既存のビジネスフォンを残したい ◎ 向いている VoIP-GWで併用でき、段階的に移行できる
回線・電話・機器をNTTでまとめたい ○ 向いている 障害時の窓口が分かれない
社員3〜9名 △ 割高になりやすい 10名分の料金がかかる
通話録音が必要(クレーム対応・士業など) × 向かない 通話録音機能が提供されていない
CRMと連携して着信時に顧客情報を出したい × 向かない CRM連携が提供されていない
IVR(自動音声応答)や時間外アナウンスが必要 × 向かない いずれも提供機能一覧に含まれていない
回線を10ギガ(光クロス)にしたい × 選べない フレッツ 光クロスでは提供不可

表の下4行に当てはまる場合は、ひかりクラウドPBXで無理に進めるより、最初から他社のクラウドPBXを含めて比べたほうが、結果的に早くて安く収まります。
とくに通話録音は、あとから足せない機能です。
「いまは要らないが、クレーム対応で必要になるかもしれない」という会社は、契約してから気づくと乗り換えるしかなくなるので、最初の段階で検討に入れておくことをおすすめします。

クラウドPBX7社を料金・機能で一括比較した記事はこちら ➡

ひかりクラウドPBXの導入に補助金は使える?

結論として、クラウドPBXは登録されたITツールであれば補助金の対象になりうる一方、回線の基本料や通話料は対象になりません。
「電話代が安くなるなら補助金も使いたい」というご相談はよくいただくのですが、補助対象になるのはソフトウェアやクラウドサービスの利用料であって、通信費そのものではない、という整理になります。
また、制度の要件は年度ごとに変わるため、申請を考えている場合は必ず公募要領で最新の条件を確認してください。

制度 クラウドPBXでの使いやすさ 注意点
デジタル化・AI導入補助金 △ 登録ITツールなら対象になりうる 回線基本料・通話料・工事費は対象外になりやすい
中小企業省力化投資補助金 × 要件を満たしにくい 単価50万円以上の設備投資が必須
自治体の補助金 ○ 地域により対象になることがある 所在地の自治体で要件を確認
共通の注意点 — 交付決定前に発注すると対象外
補助金を前提に計画を立てるときのコツ
いちばん多い失敗は、交付決定を待たずに発注してしまうことです。工事日を先に押さえたくなりますが、交付決定前の発注は対象外になります。
電話だけで申請するより、業務全体をまとめて組み立てたほうが通りやすくなります。顧客管理や会計、勤怠なども含めて「どの業務をどう変えるのか」で設計するのが現実的です。
制度の要件は年度で変わります。具体的な適用可否は公募要領の確認と、専門家への相談が必要です。当社でも申請のご支援を行っています。

今日からできる3ステップは?

結論として、見積りを取る前に自社で数えておくべき数字が3つあります。
この3つが決まっていないまま複数社に相見積りを依頼すると、各社が違う前提で見積もるため、そもそも比較が成立しません。
逆にこの3つさえあれば、どこに頼んでも同じ土俵の金額が出てきます。いずれも費用はかからず、合計1時間ほどで終わります。

やること 所要時間 費用
STEP1 いま契約している光回線の種類を確認する(光ネクストか光クロスか) 10分 0円
STEP2 いちばん電話が集中する時間帯に、同時に何本鳴っているかを数える 30分 0円
STEP3 電話を使う人数と、1年以内の採用予定人数を書き出す 20分 0円
この3つが分かると何が決まるか
STEP1 で、そもそもひかりクラウドPBXを選べるかどうかが決まります。光クロスなら、この時点で他社を検討することになります。
STEP2 で、ひかり電話をオフィスタイプにするかオフィスA(エース)にするかが決まります。ここが月額で最大5,000円以上変わる分かれ目です。
STEP3 で、10IDパックで足りるのか、最初から20IDパックにしておくのかが決まります。11人目で月9,900円上がるので、採用予定は必ず見込んでおいてください。
この3つを書いたメモが、そのまま相見積りの依頼書として使えます。

 

ひかりクラウドPBXは何で評価する?

知名度でなく、自社の電話要件を満たすかで評価することが重要です。観点は次のとおりです。

確認する項目 どこを見るか
機能適合 スマホ内線・着信振り分け・拠点横断など必要機能を満たすか
回線要件 通話品質を支える回線・ネットワーク条件を満たせるか
番号 使用中番号の引き継ぎ可否・条件、利用できる番号の種類
総額 初期+月額+通話料+端末を含む総額が現状と見合うか

 ポイントは、機能一覧でなく『自社の通話実態(拠点・人数・通話量・必要番号)への充足度』で評価する点です。通話品質はネット回線に依存し、設計を欠くと音質トラブルになります。
なお料金は地域・改定で変わるため、必ず提供元の公式情報で最新を確認することが前提です。

要件起点で評価することが出発点になります。
なお最終的には、評判や機能数でなく自社の現状と業務に優先順位を付け、無理なく続けられる体制に落とし込むことが、投資を成果へ結びつける近道になります。

中小企業はどう判断すべきか?

導入是非は、要件定義と総額比較・検証で判断することが重要です。押さえる進め方は次のとおりです。

進める順番 やること
要件定義 拠点・人数・通話量・必要番号・着信フロー・必要機能を洗い出す
回線確認 通話品質を保てる回線・LAN条件を自社環境が満たすか確認する
総額比較 現状費用と、初期+月額+通話料+端末の総額を同条件で比較する
検証導入 一部部門で試し、音質・運用・端末を本番前に確認する

 最大のつまずきは、知名度や月額で決め、回線・番号・運用を詰めず移行して混乱することです。当社は中小企業のクラウドPBX選定を、要件定義から比較・検証導入まで伴走支援しています。
要件と公式の最新条件を起点に総額で判断することが、失敗しない要点になります。

なお、導入後にいちばん効くのは設定そのものよりも運用ルールです。
誰がWeb設定変更サイトを触るのか、内線番号の割り当てを誰が管理するのかを最初に1人か2人に決めておくと、担当者が異動しても電話が止まらない体制になります。

ひかりクラウドPBX評価チェック

ひかりクラウドPBX評価チェック

ひかりクラウドPBXの評価とは、NTT東西が提供するクラウド型電話サービスひかりクラウドPBXの評価のことで、知名度でなく自社の電話要件を満たすかで評価することが重要です。

スマホ内線・着信振り分け・拠点横断など必要機能を満たすか、通話品質を支える回線・ネットワーク条件、使用中番号の引き継ぎ可否・条件や利用番号の種類、初期+月額+通話料+端末を含む総額が現状と見合うかが観点で、

機能一覧でなく拠点・人数・通話量・必要番号という通話実態への充足度で評価します。

通話品質はネット回線に依存し設計を欠くと音質トラブルになり、料金は地域・改定で変わるため提供元の公式情報で最新を確認します。

拠点・人数・通話量・番号・着信フロー・機能の要件定義、回線・LAN条件の充足確認、現状と総額の同条件比較、一部部門での検証導入が要点で、知名度や月額で決め混乱する失敗を避け、要件と公式条件を起点に総額で判断することが要点となります。

この記事のよくある質問(FAQ)

本記事に関して、よく寄せられる質問をまとめました。

Q. ひかりクラウドPBXとは?

A. NTT東日本・西日本が提供するクラウド型の電話サービスで、中身はNTTドコモビジネス社の「Arcstar Smart PBX」の再販です。アプリを入れたスマホやパソコンを内線として使え、主装置なしで代表番号の発着信ができます。
利用にはフレッツ 光ネクストとひかり電話の契約が必要です。

Q. メリットは何ですか?

A. 主装置が不要になるため、故障や更改のたびに数十万円をかける必要がなくなります。席替えや拠点追加も工事なしで設定変更だけで済み、外出先や在宅からも会社の番号で発着信できます。
既存のビジネスフォンをVoIP-GWで併用できるので、段階的に移行できる点も中小企業には使いやすいところです。

Q. デメリットや注意点は?

A. 最大の注意点は、通話録音・IVR・時間外アナウンス・CRM連携が提供されていないことです。あとから足せないため、これらが必要な会社は他社を検討してください。また10ID単位の契約なので少人数だと割高になり、フレッツ 光クロスでは契約そのものができません。

Q. 最新の料金はどう確認しますか?

A. 2026年9月時点の公式料金は10IDパックで月11,000円(税込)からです。ただしこれに加えてフレッツ 光ネクスト、プロバイダの固定IP、ひかり電話の月額がかかり、初期費用には外線ゲートウェイの購入費121,000円が含まれます。
月額だけでなく初期費用を含めた総額で比べてください。

関連サービス

🛒 アーデント取扱いサービス(商品詳細)

コワークストレージ|中小企業向け国産クラウドストレージ(NTT東日本)

アーデントでは本サービスの導入支援・お見積りに対応しています。詳細は商品ページをご覧ください。

サービス詳細・ご相談はこちら➡

まとめ

NTT東西の光クラウドPBXは、NTTのフレッツ光、光ファイバーと光電話オフィスエースとセットで契約するサービスでした。そのため、利用する物件で、NTTの光ファイバーが契約できるかどうかの確認が必要となります。

また、10名単位のサービスで、少人数企業の場合は、料金が高くなってしまうケースがあるので、注意が必要でしょう。

逆に、30名以上の企業で、既存のビジネスフォンを生かしたい場合には、向いているサービスだと思います。

 

弊社では現在7社のクラウドPBXサービスの代理店を行っておりまして、料金や評判、機能、音質などから最適なサービスをご提案可能です。
また、クラウドPBXは社内のネットワーク環境によっては、音質が劣化してしまいますが、私たちは、音質を高めるために光ファイバーや携帯についてもトータルでアドバイスさせて頂きます。

そして、電話番号が今の番号そのままに導入できるかなどもその場で回答できます!

ご興味があれば、まずはお電話にてお問い合わせくださいませ。

電話:株式会社アーデント 03-5468-6097 ※「クラウドPBXの記事を見た」とお伝えください。

または、おすすめのクラウドPBX7社比較サービスの詳細はこちらから↓以下ご覧下さい!

▷クラウドPBX7社一括比較サービス
の料金、詳細はこちら

 

 

 

専門家がまとめたクラウドPBXを比較する上で大事なポイントはこちら↓↓
クラウドPBX選定、5つの大事なポイント

関連記事

・オススメのクラウドPBX 7社を一括比較!価格、機能が簡単に比べられます!

・格安コールセンターシステムの導入ならクラウドPBXが驚きの安さだった!

・クラウドPBXの音質を改善する方法 10選

・クラウドPBX料金価格を一覧表で7社一括比較!

・クラウドPBX導入で失敗するポイント6選とその回避方法を徹底解説!

・クラウドPBXは個人事業主、sohoワーカーに最適な理由6選!

・飲食店舗の電話には、断然クラウドPBXが向いている理由9選

・士業の事務所の電話としてNTTより圧倒的にクラウドPBXが向いている理由9選

・NTT局外でも固定電話番号をそのまま変えずオフィス移転する方法!

・レンタルオフィスの電話番号や転送電話を使ってはいけない!?

・光電話の引越しで電話番号を変えたくない場合の解決策

・東京で電話番号を変えないオフィス移転をご希望の方へ

・これから独立開業するなら、電話はだんぜんNTTよりクラウドPBXがいい理由7個

・サロン系の店舗運営にお勧めの電話サービス!クラウドPBX

専門家がまとめたクラウドPBXを比較する上で大事なポイントはこちら↓↓
クラウドPBX選定5つの大事なポイント

・クラウドPBXとビジネスホンのコストを徹底比較

・バーチャルオフィスの転送電話よりクラウドPBXがいい理由4つ

・引越、事務所移転で電話番号を変えたくないときに見てほしい厳選情報2019!

・CRMに入れた顧客の電話番号をスマホに自動反映。クラウドPBXで着信時に相手先名を表示させる方法

・料金最安のクラウドPBXはこれ!初期導入費用なし?!

・CRMとクラウドPBX連携によるCTI機能がすごかった!(zoho CRMの場合)

・テレワークの電話ならクラウドPBXが最適!役立つ7つの効果をまとめました!

・クラウドPBXのFAX接続方法が実は4種類ある?!

・フリーダイヤル料金はどこの会社が安い?!大手4社比較とさらにコストを削減する方法

・フリーダイヤル料金の仕組みとは?クラウドPBXなら今よりも下げられる!


株式会社アーデントは、デジタル化・AI導入補助金の支援事業者を行っております!



アーデントからデジタル化・AI導入補助金を使ってクラウドツールを導入するメリットは以下の通りです。

メリット①対象ツールを2年間、半額、もしくは1/4で利用可!

メリット②会計、経費精算、請求書処理、受発注ツール導入なら、PCやタブレットの購入も補助が受けられ半額!

メリット③補助期間終了後は、公式価格よりお値引き!

メリット④各種IT活用、DX、保守サポートでより貴社のIT化を促進、生産性を向上します!




【弊社取り扱いクラウドツール】

🔹オフィス・グループウェア:  Google Workspace※、Microsoft365、desk'nets NEO※
🔹ノーコード業務改善:kintone、Zoho※、楽楽販売、JUST.DB※、サスケworks
🔹コミュニケーション:  サイボウズオフィス、Garoon、Chatwork、LINE WORKS、zoom
🔹会計・経費管理:  マネーフォワード、freee、楽楽精算、楽楽明細、楽楽請求、invox
🔹電子契約・文書管理:  freeeサイン、クラウドサイン、GMOサイン、Adobe Acrobat、box
🔹セキュリティ対策:  sophos、SentinelOne、ESET、トレンドマイクロ、CloudGate UNO
🔹バックアップ:  syscloud、Avepoint、veeam
🔹RPA・自動化:  RoboTANGO、DX-Suite、Yoom※、バクラクシリーズ
🔹勤怠・労務管理:  勤革時、楽楽勤怠、マネーフォワード
🔹物流・在庫管理:  ロジザードZERO
🔹教育・マニュアル作成管理:  iTutor、NotePM、leaf
🔹PBX・電話システム:  INNOVERAPBX※、MOTTEL※、ZoomPhone※
🔹端末管理:LANSCOPE、clomo、ISM Cloud One
🔹リモートデスクトップ:RemoteOperator在宅
🔹受付ipad:ラクネコ※
🔹タスク管理、その他:Adobe creative cloud、Notta、JOSYS、backlog※
など



※こちらのツールは補助期間終了後の値引不可

また、上記以外のツールも取り扱いできるものが多々ありますので、一度ご相談ください。





デジタル化・AI導入補助金2026の詳細、お問合せはお電話頂くか、以下の記事を御覧ください↓

デジタル化・AI導入補助金お問合せ:03-5468-6097






以下の動画では、採択のポイントや申請にあたっての注意点などを詳しく解説していますので、
あわせてご覧ください!




関連記事

ICTオフィス相談室 最新記事

おすすめ記事