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NTTの光ファイバーをコストをかけずに高速化する方法

「NTTフレッツ光を契約しているのに実測30Mbpsしか出ない」「会議や動画再生でネットが遅くてストレス」とお困りの法人担当者向けに、本記事では NTTの光ファイバーが遅くなる3つの理由と、コストを増やさずに高速化する3つの方法を解説します。

結論を3行で言うと、NTT光が遅くなる主因は NTT局経由の200Mbps上限・プロバイダーの速度制限・近隣テナントとの共有の3つ。これに対し IPv6対応 / 速度制限のないプロバイダー / 専用回線のいずれかを当てれば改善します。コストを増やさず一気に効くのは IPv6対応のNTTコラボ回線(トラム光等)への切替です。

NTTの光ファイバーはなぜ遅くなる?

NTTのフレッツ光は理論最大1Gbpsを謳っていますが、実測が30Mbps程度で頭打ちになるケースは珍しくありません。原因は NTT局経由による200Mbps上限・プロバイダーの速度制限・近隣テナントとの共有の3点に集約されます。

NTT光ファイバーの渋滞イメージ

理由① NTT局を経由するため最大200Mbpsに制限される

NTTの光ファイバーは NTT局を経由する仕様のため、構造上 最大でも200Mbps程度しか出ません。表記は「1Gbps」でも実態としてはNTT局側の処理能力がボトルネックになっています。

理由② プロバイダー側で速度制限を実施している

プロバイダー側の速度制限も大きな影響があります。ユーザー数が多いプロバイダーほど混雑時の速度制限を強くかける傾向があり、その結果ユーザーから見ると「実測が出ない」状態になります。

OCNなど大手プロバイダーの速度制限

当社の実体験でも、料金の安さに惹かれて契約したプロバイダーで 速度が5Mbpsしか出なかったことがありました。プロバイダーを変えた途端、30Mbps程度まで戻った経緯があります。

理由③ 周囲のテナントとの共有で混雑時に遅くなる

NTTフレッツ光のマンションタイプ・ファミリータイプは 周囲のテナント・住戸と光ファイバーを共有しているため、近隣ユーザーが帯域を使うと連動して速度が落ちます。19〜23時の夜間帯に遅くなる現象は、この共有による典型例です。

NTTの光ファイバーを高速化するには?

光ファイバーの実測速度を上げる方法は ① IPv6(IPoE)対応に変更、② 速度制限のないプロバイダーに変更、③ 専用光ファイバー回線を契約の3系統に大別されます。コストと効果のバランスでは「① IPv6対応」が最も費用対効果が高い選択肢です。

方法① IPv6(IPoE)対応に変更する

IPv6で渋滞回避するイメージ

現在契約している光ファイバーは、IPv6に対応していますか?IPv6(IPoE)は「トンネル方式」「土管方式」とも呼ばれ、これに切り替えるだけで 渋滞を回避し、ネット回線の高速化を実現できます。

IPv6でネット回線が高速化する仕組み:旧来のIPv4は、NTTの接続装置(網終端装置)を通る必要があり、そこで混雑(PPPoEセッション枯渇)が起きていました。IPv6(IPoE)なら、NTTの接続装置を通らず、直接インターネットの土管に接続する方式のため、混雑時間帯でも渋滞を回避できます。

IPv6対応かをチェックできるサイトは test-ipv6.com など。速度は Fast.comSpeedTest で計測できます。

当社の実例では、NTTフレッツ光ファミリータイプで実測30〜50Mbpsだったところが、IPv6対応への切替後 90〜300Mbpsに改善しました。

方法② 速度制限のないプロバイダーに変更する

プロバイダーを変えるだけで速度が大きく改善する可能性があります。多くのプロバイダーは「無料お試し」「1週間以内なら無料解約」の制度を設けているため、まずは試してみるのが現実的です。エリアごとに混雑状況が違うため、契約しないと正確には分からないのが実態です。

方法③ 専用の光ファイバー回線を契約する

これが 最も確実に速くなる方法です。周囲のテナントと共有するフレッツ光マンションタイプ・ファミリータイプではなく、ビジネスタイプという専用回線を契約すれば、確実に速度は速く、安定します。渋滞も完全に回避できます。

欠点はコスト。NTTのビジネスタイプは月額4万円程度かかります。代替として、USENやNUROなどの専用回線もあり、月額2万円前後で導入可能です。ただし、これらは光電話を引き継いで使えないケースが多いため、固定番号を維持したい場合は要確認です。

おすすめのNTT光ファイバー:トラム光の特徴は?

専用回線を引くほどコストを出せない場合は、IPv6対応かつ速度制限のないNTTコラボ商品「トラム光」がおすすめです。コストは現状と同等以下、工事不要、光電話の番号もそのまま継続できます。

コラボ回線とは、NTTの光ファイバーをプロバイダーが借り受け、料金収納を代行する商品形態のことを指します。ソフトバンク光・ドコモ光も同じ仕組みで、いずれもNTTの光ファイバーを使っています。

トラム光の構成図

特徴① 速度制限がない

トラム光は法人需要を主対象とした事業者が運営しており、個人で動画視聴をするような顧客層が少ないため、顧客満足度を維持するため 速度制限を一切行っていません

特徴② IPv6対応でも料金が今と変わらないか安くなる

料金は以下のような構成になります。

項目 現状(NTTフレッツ光+OCN等) トラム光
光ファイバー料金 3,500〜5,500円 同等以下
プロバイダー料金 約1,000円 含まれる(追加なし)
IPv6(IPoE)対応 プロバイダーごとに別費用 標準対応・追加費用なし

従来プロバイダーの料金(OCN・法人管理コース等で月1,000円程度)を切り替えで節約できます。

特徴③ NTTコラボ商品なので、中身はNTTで設備構成はそのまま

切替後も 固定電話番号・フレッツテレビ・NTTのオプションはそのまま継続可能です。オプションの料金体系・電話の通話料はNTTと全て一緒。社員数100人程度の企業でも問題なく利用できます。NTTのルーターも交換不要でそのまま使えます。

特徴④ ルーター設定まで対応

IPv6対応の導入時に、対応ルーターが必要になるケースがあります(NTT配備のAterm系ルーターは v6 対応の記載があってもうまく動作しないケースあり)。当社では IPv6対応Wi-Fiルーターのレンタル提供+設定代行まで行うため、技術的な不安なく切替が可能です。

当社からの切替の場合、固定電話番号・NTTのルーターも基本的にそのままで移行できるため、面倒な設定変更が一切不要です。

NTT光ファイバー高速化のよくある質問は?

NTT光ファイバーの実測速度を改善する施策を検討するうえで、よくある質問をまとめました。

Q. NTTフレッツ光が1Gbpsなのに、なぜ実測30Mbpsしか出ないのですか?

A. 実測が遅くなる主因は3つあります。① NTT局を経由するため200Mbps制限がかかる、② プロバイダー側で速度制限を実施している、③ 周囲のテナントと光ファイバーを共有している、です。これらは「1Gbps」がベストエフォート(理論最大値)で書かれているため起こる、よくある誤解です。

Q. IPv6に変更するだけで本当に速くなりますか?

A. はい、多くのケースで明確に改善します。IPv6(IPoE)はNTTの混雑する接続装置を通らず直接インターネットに接続するため、夜間・休日の混雑時間帯でも速度低下が起こりにくくなります。当社実測ではフレッツ光ファミリータイプで30〜50Mbps → 90〜300Mbpsに改善した事例があります。

Q. プロバイダーを変えるだけで速度は上がりますか?

A. プロバイダーごとに速度制限の有無・エリアごとの混雑状況が異なるため、変えるだけで大きく改善するケースがあります。多くのプロバイダーが「無料お試し」「1週間以内なら無料解約」の制度を持っているため、いったん試してみるのが現実的です。

Q. コストをかけずに高速化するベストな選択肢は?

A. コストを変えずに高速化したいなら、IPv6対応かつ速度制限のないNTTコラボ回線(例:トラム光)がおすすめです。NTTの光ファイバーをそのまま使うため工事も不要、月額は今と同等以下、光電話の番号もそのまま継続できます。

Q. 回線速度を測るベストな方法は?

A. Fast.com、SpeedTest、minsoku.net など複数の速度計測サイトで時間帯を変えて測るのがコツです。1回だけだと一時的な負荷で正確な値が出ないため、平日昼・平日夜・休日夜などで複数回計測し平均値を見るのが推奨です。

まとめ:光ファイバー高速化の選び方は?

NTT光ファイバーを高速化するには、① 現状契約のIPv6対応有無を確認、② IPv6非対応ならコラボ光(トラム光等)への切替を検討、③ 規模が大きいなら専用線(NURO Biz等)を検討の順で考えるのが現実的です。

本記事で紹介した高速化策のまとめ

  • IPv6(IPoE)対応に変更 — コストを増やさず効果大、最有力
  • 速度制限のないプロバイダーに変更 — 無料お試しで試してから決められる
  • 専用光ファイバー回線を契約 — 確実だがコスト4万円〜

コストをかけずに高速化するなら IPv6対応+速度制限なしのNTTコラボ「トラム光」が、シンプルかつ効果的な選択肢です。現状の電話番号や設備をそのまま活かしながら速度改善ができます。

通信回線・クラウドPBXの公式情報については、総務省の ICT政策ページ も参考になります。

VPNを使ったテレワーク環境の高速化については以下の記事もご参考ください。

アーデントの通信回線・クラウドPBX相談はこちら ➡

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