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Teamsの背景変更・ぼかしのやり方|スマホ・ブラウザの可否と、会社の背景を全社に配る方法【2026年版】

Teamsの背景変更方法を分かりやすく解説!

テレワークが普及された影響もあり、以前よりも自宅での仕事やビデオ会議などを行う機会が増えてきました。

ビデオ会議の際によく聞くのが「自宅の様子を映したくない」「背景をぼかした状態にしたい」という声です。特に初めて使用するアプリであると、いざビデオ会議を行うときに背景の変更方法が分からず、困ることになるでしょう。

本記事では、Teamsの背景変更方法について分かりやすく解説していきます。

先に結論(30秒で読めます)
背景は会議の前でも途中でも変えられます。ぼかしには「標準」と「ポートレート」の2種類があります。
ブラウザ版のTeamsでは、ぼかしは使えても画像の背景は選べません。「背景が変えられない」という相談の多くはこれが原因です。
会社のロゴ入り背景を全社に配るには Teams Premium(1人あたり月1,499円・税別)が必要です。ただし「全員に自動でぼかしをかける」だけなら、追加費用ゼロで管理者が設定できます。
知りたいこと 答え
会議の前に変えられるか できる(先にカメラをオンにする)
会議の途中で変えられるか できる
ぼかしの種類 標準ぼかし・ポートレートぼかしの2種類
スマートフォンでできるか できる(Androidは端末の条件あり)
ブラウザ版でできるか ぼかしのみ。画像の背景は使えない
会社共通の背景を配れるか Teams Premium が必要
読みたいところから読んでください
いますぐ自分の背景を変えたい → このまま次の章へ
ぼかしが選べない・項目が出てこない →「背景が設定できないときは?」へ
会社の背景を全社で統一したい →「会社のロゴ入り背景を全社に配るには?」へ

目次

Teamsの背景変更方法

Teamsでは、会議前と会議中に背景の変更を行えます。

ここでは、デスクトップ版での背景変更の手順を解説していきます。

参考:【Microsoft Teams】スマホでもできる!バーチャル背景の変更

会議前に背景を変更する方法

この記事の画面は2022年のものです(操作の流れは同じです)
2026年10月時点のTeamsでは、メニューの名前が次のように変わっています。押す場所は同じなので、名前を読み替えて進めてください。
この記事の表記(2022年) 2026年10月時点の表記 どこを開くか
背景フィルター 効果とアバター 会議に参加する前の画面
背景効果を適用する ビデオの効果と設定 会議中の[その他の操作]
(背景の一覧) 動画効果 上の2つを開いた先

はじめに、会議前に背景を変更する方法を紹介します。

①ビデオと音声のオプションを設定する画面でカメラをオンにする。

※カメラをオフにした状態だと背景フィルターを設定できないので注意しましょう。

Teams 操作方法

②カメラの隣の「背景フィルター」をクリックする

Teams 操作画面

③背景設定の画面が右横に表示されます。

Teams 操作画面

Teamsでは、教室やオフィス、ぼかし、マイクロソフトオリジナルなど24種類もの背景画像が用意されています。自分の好きな背景画像を設定してください。

また「新規追加」から新しく画像を追加することも可能です。

Teams 操作画面

新規追加できる画像の要件は以下のとおりです。

  • 最小サイズ:360×360px
  • 最大サイズ:2048×2048px
  • ファイルの種類:jpeg、jpg、png、bmp
  • 縦横比:4より大きい
【2026年時点の補足】この要件は本記事を公開した2022年当時のものです
現在のMicrosoft公式ヘルプは、使える画像を「.JPG、.PNG、.BMP ファイル」と案内しています。サイズの上限は公式ヘルプに明示がないため、きれいに映る目安としては「16:9・1920×1080px 以上」と考えてください。
なお上の「縦横比:4より大きい」は当時の表記をそのまま残しています。実務では縦横比よりも「横長かどうか」だけを見れば十分で、縦長の画像を使うと上下が切り取られます。くわしくは後半の「背景に使う画像は、どんなサイズならきれいに映る?」をご覧ください。

この際に追加された画像は、次回以降の会議でもそのまま残ります。したがって、会議の度に新規で画像を追加する手間はかかりません。

④設定が完了したら、音声のオプションを選択して「今すぐ参加」をクリックします。

Teams 操作画面

 

会議中に背景を変更する方法

続いて会議中に背景を変更する方法を解説します。

①会議中に右上の「・・・」をクリックして「背景効果を適用する」をクリックします。

Teams 操作画面

 

②背景画像が表示されるので、そこから画像を設定していきましょう。

Teams 操作画面

 

④「プレビュー」を押せばカメラがオフになり、どのような画面表示になるのか自身で確認できるようになります。

Teams 操作画面

確認後「適用してビデオをオンにする」をクリックします。

カメラをオンにする前に事前にプレビューで確認しよう

Teamsでは、カメラをオンにする前に自分がどのように映るのかを確認できます。

カメラマークをクリックする前に、マウスオーバーすることで「プライベートプレビュー」の画面が表示されます。

Teams 操作画面

「プライベートプレビュー」を参照して、背景画像を設定するか、ぼかした方が良いのかを判断するようにしましょう!

背景のぼかしは2種類ある|標準とポートレートの使い分け

ぼかしを選ぶとき、実は2種類から選べます。どちらも人の輪郭を自動で検出して、背景だけをぼかす仕組みで、違うのは見え方です。
何も設定しないという選択肢も含めると、実際には次の3つから選ぶことになります。

選べる3つ 見え方 向いている場面
標準ぼかし 背景全体が均一にぼける 社内の定例会議・朝礼・1対1の打ち合わせ
ポートレートぼかし 人物の手前と奥で、ぼけ方に差が出る 商談・採用面接・社外向けの説明会
効果を使わない そのまま映る 背景に何も映らない会議室から参加するとき

どちらを選んでも、背景にあるものは見えにくくなります(ただし後半で触れるとおり、確実に隠せるわけではありません)。迷ったら標準ぼかしで十分です。
相手に落ち着いた印象を与えたい場面だけポートレートぼかしに切り替える、という使い分けで足ります。

ぼかしと画像、どちらを選べばいい?

こんなとき おすすめ そう言える理由
自宅から参加する ぼかし 生活感を消すだけなら十分で、画像の合成より端末への負荷が軽い
オフィスの会議室から参加する 設定なしでよい 背景に映るものが決まっているので、わざわざ処理する必要がない
社外との商談に出る 会社が指定した画像 誰が出ても同じ見え方になり、統一感が出る
背後を人が通る席にいる ぼかし 画像にすると、人が通るたびに輪郭が乱れてかえって目立つ
端末が古くて動作が重い ぼかし 画像を合成するより処理が軽く済むことが多い(目安はメモリ4GB程度の端末)

スマートフォンでも背景は変えられる?

変えられます。ただし使っている環境によって、できること・できないことがはっきり分かれます。

使っている環境 ぼかし 画像の背景 補足
Windows版アプリ ○ ○ いちばん制限が少ない(最小要件は2コア・メモリ4GB)
Mac版アプリ ○ ○ ―
iPhone・iPadアプリ ○ ○ ―
Androidアプリ ○ ○ Android 10 以降など条件あり(下記)
ブラウザ版 ○ × ぼかしだけ使える
Linux版アプリ × × 公式に非対応
最適化されたVDI × × 公式に非対応
Androidで背景効果を使うための条件(公式ヘルプ)
Teamsモバイルアプリのバージョン 1416(1.0.0.2021143402)以降
Android 10 以降
対応するGPU(Qualcomm Adreno 610 以降 など)
古い業務用スマートフォンを配っている会社では、ここで弾かれることがあります。「自分のスマホではできるのに、会社支給のスマホではできない」という相談の多くは、この条件によるものです。

ブラウザ版のTeamsでは、画像の背景が使えません

Microsoftの公式ドキュメントは、ブラウザ版(Teams for Web)で現在使用できない機能として、次のように書いています。

背景のぼかしを除き、アバターとビデオの背景効果。

つまりブラウザ版では、ぼかしはできても、会社のロゴ入り背景などの画像は選べません。
「相手のパソコンに何もインストールせずに会議へ呼びたい」という場面ではブラウザ版が便利ですが、そのときは画像の背景が使えないことを前提にしてください。

同じドキュメントには「Teams for Web は VDI 環境ではサポートされていない」「Teams for Web はモバイル ブラウザーではサポートされていません」とも書かれています。
スマートフォンのブラウザからTeams会議に入る運用は、そもそも想定されていません。

当社によくあるご相談
「背景を変えようとしたら項目が出てこない」というご相談のうち、かなりの割合がブラウザから参加しているケースです。設定を探し続ける前に、一度アプリから入り直してみてください。

Microsoft Learn「Teams for Web」で制限を確認する ➡

背景に使う画像は、どんなサイズならきれいに映る?

公式ヘルプは、使えるファイルの種類を「.JPG、.PNG、.BMP ファイル」と案内しています。それ以外は、会議の画面で実際にきれいに見えるかどうかで決めることになります。
目安は次のとおりです。

決めること 目安 そう言える理由
縦横比 16:9(横長) 会議の画面が横長なので、縦長の画像は上下が切り取られる
解像度 1920×1080px 以上 これより小さいと、大きな画面に映したときに粗く見える
ファイル形式 JPG・PNG・BMP 公式ヘルプが案内している形式
ロゴを置く位置 左右どちらかの端 中央に置くと自分の体で隠れてしまう
入れる文字 社名かロゴだけ 会議の画面は小さく表示されるので、長い文章は読めない

自分の画面では、背景の文字が左右反転して見えます

背景にロゴや文字を入れると、自分の画面では裏返しに見えて驚くことがあります。これは自分のカメラ映像が鏡のように表示される仕様で、相手の画面では正しい向きで見えています。
プレビューで文字が反転していても、画像を作り直す必要はありません。

どうしても心配なときは、社内の誰かと1対1で会議をつないで、相手の画面でどう見えるかを一度だけ確認しておくと安心です。

自分で追加した画像は、パソコンのどこに保存される?

Windowsの新しいTeamsでは、自分でアップロードした背景画像は次の場所に保存されます。

C:\Users\{ユーザー名}\AppData\Local\Packages\MSTeams_8wekyb3d8bbwe\LocalCache\Microsoft\MSTeams\Backgrounds\Uploads

パソコンを入れ替えるときは、このフォルダの中身をコピーしておくと、新しい端末で背景を登録し直す手間が省けます。情シスがキッティングの手順書に1行だけ足しておくと効きます。

会社のロゴ入り背景を全社に配るには?Teams Premiumが必要です

「社員が勝手に背景を選ぶのではなく、会社が用意した背景だけを使わせたい」というご相談をよくいただきます。
これは管理者の設定でできますが、Microsoft Teams Premium という追加ライセンスが必要です。
公式ドキュメントには次のように書かれています。

このカスタム バックグラウンド ポリシーを割り当てて、会議中にカスタム会議の背景を使用できるのは、自分とTeams Premiumライセンスを持つユーザーだけです。
ユーザーは、Teams Premium ライセンスを持っているかどうかにかかわらず、会議の背景を引き続きアップロードできます。

ここを読み違えないでください
社員が自分で好きな画像を背景に追加するのは、いまでも追加費用ゼロでできます。Teams Premium が必要になるのは、会社が用意した背景を全員に配って選ばせる場合です。

Teams Premium の費用はいくら?

項目 金額 補足
Teams Premium 1ユーザーあたり月額 1,499円 税別・年間サブスクリプション(2026年10月時点の公式表示)
30名で1年契約した場合 年額 約539,640円 1,499円 × 30名 × 12か月
前提になるもの Teamsのライセンス Teams Premium だけでは利用できない

公式ドキュメントにも「Teams Premium ライセンスは、Teams ライセンスの代わりにはなりません。…ユーザーが Teams ライセンスと Teams Premium ライセンスの両方を持っている必要があります」と明記されています。
いま使っている Microsoft 365 の契約に上乗せする形になります。

判断の目安(正直に書きます)
背景をそろえるためだけに年間50万円を払う価値があるか、と聞かれたら、多くの中小企業では「そこまでは不要」が答えになります。
ただし Teams Premium には会議の自動要約や高度な会議保護も含まれるため、それらとまとめて検討するなら話は別です。背景だけが目的なら、次の章の「追加費用ゼロでできる2つの設定」のほうが費用対効果は高くなります。

管理者が会社の背景を配る手順

順番 やること 操作する場所
1 ポリシーの画面を開く Teams管理センター > 会議 > カスタマイズポリシー
2 会議の背景を有効にする [会議の背景]の「organizationの背景画像を使用する」をオフからオンへ
3 画像を追加する [+追加]からアップロード
4 対象者に割り当てる ユーザーまたはグループにポリシーを割り当てる

管理者がアップロードできる画像の条件は、社員が自分で追加するときとは別に決まっています。

決まっていること 条件
ファイル形式 PNG・JPEG
最小サイズ 360×360px
最大サイズ 3840×2160px
登録できる枚数 最大50枚

ロゴだけ残して背景をぼかす「フロストガラス背景」

透明な部分のあるPNG画像をアップロードすると、透明な部分だけがぼかしになり、ロゴやイラストはそのまま表示されます。
「自宅は隠したいが、会社のロゴは出したい」という要望には、これがいちばん実務的です。背景写真を1枚ずつ作るより、ロゴだけの透過PNGを1枚用意するほうが手間もかかりません。

会社の背景「だけ」を使わせたいときは、もうひとつ設定が要ります

カスタマイズポリシーで背景を配っただけでは、社員は自分でアップロードした画像も引き続き選べます。
会社が用意した背景だけに限定したいときは、会議ポリシーの[オーディオとビデオ]で「参加者がビデオ効果を使用できる」を「オフ」または「背景のぼかしのみ」に設定します。

なお公式ドキュメントには「カスタマイズ ポリシーは会議ポリシーよりも優先されます」と明記されています。
2つのポリシーで設定が食い違ったときは、カスタマイズポリシー側が優先されると考えてください。

あわせて知っておきたい注意点

気をつけること 具体的にどうなるか
社外の人は使えない 外部ユーザーや匿名ユーザーは、会社のカスタム背景を選べない(相手が適用した背景を見ることはできる)
背景を固定したいとき 「必要に応じて設定」を使うと、指定した背景が自動で適用され、ユーザーは変更できなくなる
自動ぼかしとの併用 1つのポリシーの中で効果が選択されていない場合は、[必要に応じて設定]と[背景のぼかしを適用]を同時には構成できない

Microsoft Learn「Teams のカスタム会議の背景」を見る ➡

Microsoft公式「Teams Premium の価格」を確認する ➡

追加費用ゼロでできる、情シスが先に決めておきたい2つの設定

Teams Premium を契約しなくても、管理者が今日からできる設定が2つあります。どちらも追加費用はかかりません。中小企業で実際に効くのは、こちらのほうです。

① 何も選んでいない人に、自動でぼかしをかける

カスタマイズポリシーには「効果が選択されていないときに背景ぼかしを適用する」という設定があります。
これをオンにすると、ビデオ効果を何も選ばずにカメラをオンにした人に、自動でぼかしがかかります。

背景の映り込み事故のほとんどは「設定できることを知らなかった」「急いでいて選ばなかった」で起きています。社員教育で徹底するより、この設定を1回入れるほうが確実です。

② 背景効果そのものを、ぼかしだけに絞る

会議ポリシーの[オーディオとビデオ]で「参加者がビデオ効果を使用できる」を「背景のぼかしのみ」にすると、社員は画像の背景を選べなくなります。
「ふざけた背景のまま商談に出てしまった」という事故を防ぎたい会社に向いています。

ただし全社一律にすると、展示会やセミナーで背景を使いたい部署まで使えなくなります。部署単位でポリシーを分けるのが現実的です。

設定 どこで設定するか 費用 効いてくる場面
効果が選択されていないときに背景ぼかしを適用する Teams管理センター > 会議 > カスタマイズポリシー 0円 設定を知らない社員の映り込みを自動で防げる
参加者がビデオ効果を使用できる(オフ/ぼかしのみ) Teams管理センター > 会議 > 会議ポリシー > オーディオとビデオ 0円 不適切な画像の使用を止められる
organizationの背景画像を使用する Teams管理センター > 会議 > カスタマイズポリシー 1人月1,499円 会社共通の背景を全員に配れる

背景が設定できないときは?原因と対処

公式ヘルプにも「メニューにこのオプションが表示されない場合は、デバイスでこの機能が利用できない可能性があります。」と書かれています。
設定画面を探し続けるより、まず端末と参加方法を疑ったほうが早く解決します。

原因 確認するところ 対処
カメラがオフになっている 会議前の画面でカメラのスイッチ カメラをオンにしてから開く(オフだと項目そのものが出ない)
ブラウザから参加している 画面の上にアドレスバーがあるか アプリ版から入り直す(ブラウザ版は画像の背景が使えない)
管理者が機能を止めている ほかの社員でも同じ状態か 情シスに会議ポリシーの[ビデオ効果]の設定を確認してもらう
Linuxまたは最適化VDIを使っている 端末や接続方式の種類 公式に非対応。別の端末から参加する
端末の性能が足りない ほかのアプリを閉じても改善しないか 画像ではなくぼかしにする/不要なアプリを閉じる
Androidの条件を満たしていない アプリとOSのバージョン アプリを更新する。Android 9以前の端末では使えない

そもそも端末の性能が足りているか

Microsoft Learn によると、Teamsデスクトップアプリの最小要件は「1.1 GHz 以上・2コア以上のプロセッサ、RAM 4.0GB、ディスク3.0GB」です。
さらに10名以上が参加する大規模な会議では、2018年以降の4コアプロセッサが推奨とされています。

背景処理はカメラの映像を常に加工し続けるため、この最小要件ぎりぎりの端末では、背景以前に会議そのものが重くなります。
背景が設定できないというより「設定すると固まる」という場合は、端末の更新時期を迎えていると考えたほうがよいかもしれません。

見落とされやすい条件
公式ドキュメントには「Teams デスクトップ クライアントは、Windows LTSC のバージョンをサポートしていません」とも明記されています。
製造業などで LTSC 版のWindowsを使っている端末では、そもそもデスクトップアプリが対象外です。
この場合はブラウザ版(ぼかしのみ)で運用するか、会議用の端末を分ける判断になります。

Microsoft Learn「Teams アプリのハードウェア要件」を見る ➡

背景を変えても、情報漏えいは防げません

これは誤解されやすい点なので、はっきり書いておきます。Microsoftは公式ヘルプに次のように書いています。

背景をぼかしたり入れ替えたりしても、通話や会議の他の人に機密情報が見られるのを防ぐことができない場合があります。

背景のぼかしは、人の輪郭をAIが推定して処理しています。体を動かしたとき、照明が暗いとき、背景の色が服と近いときなどに、一瞬だけ背景が見えてしまうことがあります。

この記事の後半でも「背景変更には情報保護の意味がある」と書いていますが、それは生活感を隠す・うっかり映るものを減らすという程度のものです。
見られて困るものを確実に隠す手段ではない、と理解したうえで使ってください。

守りたいもの 背景変更でできること 本当に必要な対策
ホワイトボードの書き込み 隠せないことがある 会議の1分前に消す/カメラに映らない向きに座る
机の上の書類 隠せないことがある 片付ける/背を向けない配置にする
画面に映るほかの資料 対象外(背景の処理はカメラ映像だけ) 画面共有はデスクトップ全体ではなくウィンドウ単位で選ぶ
通知のポップアップ 対象外 画面共有の前に通知をオフにする
同居している家族の声 対象外 マイクのノイズ抑制を使う/別の部屋から参加する

中小企業の実際の事故でいちばん多いのは、背景ではなく画面共有です。
デスクトップ全体を共有して、別の取引先のファイル名や、メールの通知が映ってしまうパターンです。
背景の設定より先に、「画面共有はウィンドウ単位で選ぶ」という1行を社内で共有したほうが効果があります。

Microsoft公式「Teams の会議で背景を変更する」を見る ➡

Teamsのメリット

Teamsはビデオ会議以外にも、タスク管理等も他の機能も非常に充実しているのが特徴です。

ここでは、Teamsのメリットについて解説します。

メリット①Microsoftの製品と連携できる

Teamsの一番の魅力は、他のMicrosoftの製品と連携できる点です。

業務で利用する機会が多いWordやExcel、PowerPointなどと連携することで、Teams上からでもドキュメントも共有・編集・閲覧などが可能になります。

従来であれば、ローカルに保存してあるファイルをアップロード→メール、受信したらダウンロード→編集と手間がかかる流れになっていました。

Teamsで連携することで、これらの作業を効率よく行えるようになるでしょう。

メリット②文字起こし機能を利用して、議事録作成の時間を削減できる

Teamsには、文字起こし機能も搭載されています。会議中の参加者の発言を自動で文字に起こしファイルとして保存するため、時間がかかる議事録作成の時間を削減できます。

オンライン会議で文字起こしができるアプリは他にもあります。しかし、Teamsを利用すれば、他の文字起こし機能が搭載しているアプリケーションをダウンロードしたり、連携設定をしたり等の作業がなくなります。

 

Teamsのデメリット

メリットが多いTeamsですが、デメリットも存在します。

デメリット①Microsoft以外の製品と連携しにくい

Teamsは他のMicrosoftの製品と連携できる点がメリットではありますが、Microsoftの製品以外とは連携しにくい、使いにくいと感じるデメリットもあります。

たとえば、PagesやKeynoteなど他の製品を使っている企業にとっては、逆にTeamsを使いにくいと感じる人の方が多いのが現状です。

デメリット②読み込みに時間がかかることがある

Teamsは、過去のメッセージやファイルを検索する際に読み込みが遅くなることが多々あります。読み込みが遅いことが原因で、作業が進まない、時間がかかるという状況に繋がります。

たとえば、過去のファイルを至急で確認したいケースなど、スピーディーな作業が求められる時は特に不便さを感じることになるでしょう。

 

Teamsの背景設定はなぜ重要?

背景変更は見栄えだけでなく、情報保護と印象管理の実務的な意味があります。押さえる観点は次のとおりです。

背景を変える目的 具体的に何が変わるか
情報保護 背景のホワイトボードや書類、画面の写り込みによる情報漏えいを防げる
プライバシー 在宅時の自宅環境を隠し、生活空間の露出を避けられる
印象管理 来客・商談的な会議で、落ち着いた統一感のある見え方にできる
端末負荷 背景処理は負荷がかかるため、低性能端末では設定を軽くする配慮が要る

 ポイントは、背景変更を『身だしなみ』でなく、映り込みによる情報漏えい対策として位置づける点です。設定は数手順で済みますが、運用ルールがないと事故は防げません。情報保護の観点で標準を決めることが、安全なオンライン会議の出発点になります。

なお、背景の設定を触れる人を情シス1名に限定すると、その人が不在のときに何も変えられなくなります。

管理センターの会議ポリシーを操作できる担当を2名以上つくっておくと、担当者の休暇や退職で運用が止まりません。

中小企業はどう運用すべき?

背景設定は、個人任せでなく組織の運用に落とすことが重要です。押さえる進め方は次のとおりです。

進める順番 やること
方針共有 機密が映りやすい会議はぼかし/指定背景を必須にするなど、最低限のルールを決める
手順周知 参加前後の設定方法を簡潔に共有し、誰でも実施できる状態にする
端末配慮 低性能端末向けに軽い設定(ぼかしのみ等)の代替を案内する
点検 重要会議前に背景・画面共有範囲を確認する習慣を運用に組み込む

 最大のつまずきは、設定を個人任せにし、機密の写り込みや生活感の露出が起きることです。当社は中小企業のオンライン会議・情報管理の運用整備を伴走支援しています。情報保護を起点に背景と画面共有のルールを決めることが、事故を防ぐ要点になります。

なお、ルールは増やすほど守られなくなります。

決めるのは「社外との会議はぼかし以上」の1行だけにして、あとは管理センターの設定で自動的に効くようにするほうが続きます。

Teams背景運用チェック

Teams背景運用チェック

ここまでの内容を自社に当てはめるために、先に書き出しておくと話が早い項目をまとめました。この6行が埋まっていれば、背景の設定を自社でどこまでやるべきかはほぼ決まります。

確認すること 書き出す内容の例 それで決まること
参加する端末の内訳 Windows 25台・Mac 3台・Android 10台 背景効果が使えない端末が混じっていないか
ブラウザから参加する人がいるか 取引先3社はブラウザ参加 画像の背景を前提にしてよいか
社外との会議の頻度 週5件・商談が中心 会社共通の背景が本当に必要か
会社のロゴ入り背景が要るか 展示会のときだけ使いたい Teams Premium(1人月1,499円)を契約するか
管理センターを触れる人 情シス1名のみ 操作できる担当を増やす必要があるか
会議室の環境 会議室2室・カメラなし 背景以前に機器の整備が先か

いちばん見落とされるのは2行目です。自社だけアプリで統一していても、取引先がブラウザから参加していれば「背景が変えられない」という問い合わせは起き続けます。

この記事のよくある質問(FAQ)

本記事に関して、よく寄せられる質問をまとめました。

Q. 背景変更はどこでできますか?

A. 会議の前の画面と、会議中のどちらからでも変えられます。2026年10月時点では、会議前は[効果とアバター]、会議中は[その他の操作]から[ビデオの効果と設定]です。
カメラをオフにしていると項目そのものが出ないので、先にカメラをオンにしてください。

Q. どんな効果がありますか?

A. 自宅の生活感や、背後の書類・ホワイトボードが映り込むのをある程度抑えられます。
ただしMicrosoftは「機密情報が見られるのを防ぐことができない場合があります」と明記しており、確実に隠す手段ではありません。見られて困るものは先に片付けてください。

Q. 動作が重くなりませんか?

A. 背景処理はカメラの映像を常に加工するため、端末に負荷がかかります。重いときは画像ではなくぼかしを選び、不要なアプリを閉じてください。
Teamsの最小要件は2コア・メモリ4GBですが、10名以上の会議では2018年以降の4コア相当が公式に推奨されています。

Q. 組織で統一する意味はありますか?

A. あります。ただし会社共通の背景を全員に配るにはTeams Premium(1人月1,499円・税別)が必要です。
統一そのものが目的ではなく映り込みを防ぎたいだけなら、管理センターで自動ぼかしをオンにするほうが追加費用ゼロで効果が出ます。

関連情報・お問い合わせ

お問合せはこちら➡

情シスが見落としやすい8つのつまずき

つまずくところ どうなるか 先に打てる手
設定を個人任せにしている 人によって見え方がばらばらで、商談で生活感が映る 「社外との会議はぼかし以上」とだけ決めて周知する
会社の背景にTeams Premiumが要ると知らない 見積りを取ってから予算が合わず計画が止まる 先に必要かどうかを判断する(多くの会社は自動ぼかしで足りる)
ブラウザ参加を想定していない 取引先から「背景が変えられない」と言われる 会議の案内文に「アプリから参加してください」の1行を足す
古い業務用スマホを配っている Androidの条件を満たさず背景が使えない 端末の更新計画に含める
LTSC版のWindowsを使っている デスクトップアプリがそもそも対象外 ブラウザ版(ぼかしのみ)で運用するか会議用端末を分ける
背景を変えれば安全だと思っている ホワイトボードが一瞬映る事故が起きる 会議の前に物理的に片付けるルールを作る
画面共有の決まりがない 共有したときに別の資料や通知が映る デスクトップ全体ではなくウィンドウ単位で共有する
背景画像を個人が持っている 作った社員が辞めると元データが分からなくなる 会社の背景画像は共有フォルダに置き、管理者がアップロードする

費用はどれくらい?補助金は使える?

やりたいこと 費用
自分で背景を変える・ぼかす 0円(Teamsの標準機能)
全員に自動でぼかしをかける 0円(管理者の設定のみ)
画像の背景を使わせないようにする 0円(管理者の設定のみ)
会社共通の背景を全員に配る Teams Premium 1人あたり月1,499円(税別・年払い)
会議室のカメラ・マイクを整える 1室あたり4万〜45万円程度

背景の設定そのものは、すでに契約しているMicrosoft 365の範囲でできることがほとんどです。
費用が発生するのは「会社共通の背景を配る」場合と、「会議室の機器を整える」場合の2つだけ、と考えてください。

確認すること 2026年10月時点の状況 見落とすとどうなるか
背景設定そのもの 既存契約の設定を変えるだけなので、補助金の対象になりにくい 申請の手間に見合わない
Microsoft 365 の新規導入 デジタル化・AI導入補助金の登録ITツールであれば対象になりうる 登録されていないツールは対象外
発注のタイミング 交付決定前に発注すると対象外 先に契約すると補助金が一切使えなくなる
要件の確認 年度ごとに要件が変わる 古い情報のまま計画すると申請できない

補助金の要件は年度によって変わります。最新の公募要領と、登録ITツールの検索結果を必ずご確認ください。
判断に迷う場合は、IT導入支援事業者にあたる当社のような窓口にご相談いただくのが確実です。

デジタル化・AI導入補助金 公式サイトで最新の要件を確認する ➡

今日からできる3ステップ

順番 やること 所要時間
1 自分のTeamsを開き、会議前の画面でぼかしが選べるか確認する 5分
2 管理センターで「効果が選択されていないときに背景ぼかしを適用する」をオンにする 15分
3 「社外との会議はぼかし以上」の1行を社内に周知する 10分

合計30分、費用は0円です。ステップ2を飛ばすと、結局は社員ひとりひとりの操作に頼ることになります。設定で解決できるものは設定で解決するほうが、呼びかけを続けるより確実です。

自社の状況別に、次に読む記事

Teamsをもっと使いこなしたい

ほかのWeb会議ツールと比べたい

会議の環境そのものを整えたい

情シスの設定とセキュリティを見直したい

費用を見直したい

アーデントのMicrosoft 365(取扱いサービス)を見る ➡

Microsoft 365・Google Workspaceのセキュリティ設定チェックリスト ➡

私物スマホの業務利用(BYOD)のルールづくり ➡

まとめ

今回は、Teamsの背景変更方法について解説しました。

Teamsでは、会議前と会議中どちらでも背景の変更が可能であり、背景変更の手順自体は意外とシンプルです。

自宅の様子を映したくない、背景を変更したいと考えている方は、ぜひ本記事を参考に背景の設定を行ってみてください。

Teamsの特徴や使い方などついては、下記の記事で詳しく解説しています。こちらも参考にしてみてください。

 

 

 

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株式会社アーデントは、デジタル化・AI導入補助金の支援事業者を行っております!



アーデントからデジタル化・AI導入補助金を使ってクラウドツールを導入するメリットは以下の通りです。

メリット①対象ツールを2年間、半額、もしくは1/4で利用可!

メリット②会計、経費精算、請求書処理、受発注ツール導入なら、PCやタブレットの購入も補助が受けられ半額!

メリット③補助期間終了後は、公式価格よりお値引き!

メリット④各種IT活用、DX、保守サポートでより貴社のIT化を促進、生産性を向上します!




【弊社取り扱いクラウドツール】

🔹オフィス・グループウェア:  Google Workspace※、Microsoft365、desk'nets NEO※
🔹ノーコード業務改善:kintone、Zoho※、楽楽販売、JUST.DB※、サスケworks
🔹コミュニケーション:  サイボウズオフィス、Garoon、Chatwork、LINE WORKS、zoom
🔹会計・経費管理:  マネーフォワード、freee、楽楽精算、楽楽明細、楽楽請求、invox
🔹電子契約・文書管理:  freeeサイン、クラウドサイン、GMOサイン、Adobe Acrobat、box
🔹セキュリティ対策:  sophos、SentinelOne、ESET、トレンドマイクロ、CloudGate UNO
🔹バックアップ:  syscloud、Avepoint、veeam
🔹RPA・自動化:  RoboTANGO、DX-Suite、Yoom※、バクラクシリーズ
🔹勤怠・労務管理:  勤革時、楽楽勤怠、マネーフォワード
🔹物流・在庫管理:  ロジザードZERO
🔹教育・マニュアル作成管理:  iTutor、NotePM、leaf
🔹PBX・電話システム:  INNOVERAPBX※、MOTTEL※、ZoomPhone※
🔹端末管理:LANSCOPE、clomo、ISM Cloud One
🔹リモートデスクトップ:RemoteOperator在宅
🔹受付ipad:ラクネコ※
🔹タスク管理、その他:Adobe creative cloud、Notta、JOSYS、backlog※
など



※こちらのツールは補助期間終了後の値引不可

また、上記以外のツールも取り扱いできるものが多々ありますので、一度ご相談ください。





デジタル化・AI導入補助金2026の詳細、お問合せはお電話頂くか、以下の記事を御覧ください↓

デジタル化・AI導入補助金お問合せ:03-5468-6097






以下の動画では、採択のポイントや申請にあたっての注意点などを詳しく解説していますので、
あわせてご覧ください!




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