1. HOME
  2. ブログ
  3. google worksapce(Gmail)で、特定の国からのメールを全てブロックする方法

google worksapce(Gmail)で、特定の国からのメールを全てブロックする方法

google workspaceとは

今回ご紹介するのは、法人向けのgoogle workspaceに付属するGmailでの設定になります。google workspaceとは有料のオフィスソフトやコラボレーションツールがパックになった商品です。よくマイクロソフトのMicorosoft365と比較されますが、そのgoogle版といえます。

Gmailやgoogleドライブ、google meet、すぷれっっどシートにドキュメントなど多様なソフトが使えるようになります。

プランごとの料金や機能詳細はこちらをご覧ください↓

 

特定の国から数多く来るスパムメール

最近は、以下のようなスパムメールが毎日のように受信トレイに入ってきているのではないでしょうか?

種類 内容
フィッシングメール カード情報などを不正に入手しようとするもの。えきねっとやamazonなどを装ってくる
ランサムウェア 不正に侵入して、企業の大事なデータを暗号化。暗号解除に金銭を請求するもの
emotet メールに添付するファイルを実行すると感染。PCの中のIDやパスワード、カード情報を抜き取って、さらに不正なメールをばらまく
スパイウェア ユーザーが明白に気付くことなくコンピューターにインストールされるプログラム。個人情報等やPCの操作内容を犯罪者等に定期的に配信し続けます。

 

特にemotetの感染が急拡大しておりまして、IPAが以下の注意喚起を行っております。

マルウェアEmotetの感染再拡大に関する注意喚起⇒

これらの攻撃の多くが、メールで届くという特徴があります。UTMやルーターを通って、不正に侵入するよりも、大量にメールを送って誰かがその添付ファイル等を開けば、攻撃が完了してしまいますので、攻撃側からすると、やりやすいのでしょう。

ですので、いかに不正なメールをブロックするかが大事になってきます。

ただ、どれほどAIが発達しても、すべての不正なメールを自動的に判別することは現時点できません。弊社もgoogle workspaceのGmailを使っていて、ある程度振り分けてくれますが、それをすり抜けてくるメールがあり、毎日届いています。

そのメールもどんどん巧妙になってきてますので、従業員の誰かが添付ファイルを実行してしまわないかが、不安になりますね。

 

特定の国から来るメールをすべてブロックする検疫

そこで、今回はgoogle workspaceのGmailにて、特定の国から来るメールをブロックする「検疫」という方法についてご紹介します!

なお、検疫とは、特定のルールに該当するメールを管理者検疫という場所で、受信トレイに入る前に、許可するのか、拒否するのか判断する方法です。許可を押せば、そのメールを受信先の受信トレイに入りますし、拒否をすれば、だれの受信トレイにも届かなくなります。

 

1.コンテンツコンプライアンスの作成

Gmailの設定

まずはgoogle workspaceの管理画面から、左側のメニューで、「アプリ」「Gmail」を選択しましょう。

コンプライアンス

次に右側を下にスクロールし、「コンプライアンス」の赤枠部分をクリックします。

別のルールを作成

右側を下にスクロールすると、「コンテンツコンプライアンス」が出てきますので、そこで「別のルールを追加」を押しましょう。

 

受信をクリック

次の画面では、まず「ルール名」を入力します。ここでは、弊社の場合、中国のドメイン.cnからのフィッシングメールが多かったので、ドメイン.cnからの受信メールを検疫にしてみました。

次に、影響を受けるメール欄で「受信」にチェックを入れます。

追加

次に、2.各メッセージで検索するコンテンツを表す表現を追加するで「追加」をクリックします。

 

解説画像

「シンプルなコンテンツマッチ」をクリックして、「高度なコンテンツマッチ」を選択します。

高度なコンテンツマッチ

ここでは、「場所」を「送信者のヘッダー」にし、「一致タイプ」を「末尾が次と一致」にし、「コンテンツ」部分に「.cn」と入力し、保存を押します。

メッセージを変更

次に、3.上記の表現が一致する場合は次の処理を行います。の部分で「メッセージを変更」をクリックし、「メールを検疫」にします。

メールを検疫

このようになると思います。

オプションを表示

次に画面を一番下までスクロールして、「オプションを表示」をクリックします。

影響を受けるアカウントの種類

ここで、影響を受けるアカウントの種類で「ユーザー」をチェックし、最後に右下の保存ボタンを押しましょう。

2.検疫のルール

次に、検疫のルールについて確認します。

検疫

Gmailの設定画面にきて、「検疫の管理」をクリックしましょう。

defalutの検疫

この画面になりますので、defalutの右側にある「編集」をクリックしましょう。

検疫を通知

検疫のルールをどうするかは企業ごとに違うかと思います。ここでは、基本的に中国企業との取引はないが、すべてブロックして、気づかないのは困るというケースの設定を行います。

弊社では2年に1回くらい取引がありましたので。

「受信拒否の結果」を「メールをドロップする」を選びます。この場合、相手に対して検疫に入ったという通知は送られません。

次に「メールが検疫されたときに定期的に通知する」にチェックを入れます。

これにより、1時間に1度、検疫に入ったメールがある場合は、以下のような通知があります。

検疫通知メール

 

3.検疫結果の確認

管理者検疫に移動

きちんと検疫できているか、確認するには、Gmailの設定>検疫の管理から「管理者検疫に移動」を選択します。

 

検疫されたメールのリストが表示されます。

不要なメールの場合、そのメールのチェックボックスをチェックします。

拒否する

右下にこのようなメニューが出ますので、「拒否」を押しましょう。これで、このメールは誰かの受信トレイに入ることがなくなります。

なお、基本的には不要なメールは放置でいいかなと思います。逆に、届いてほしいメールもこのコンテンツコンプライアンスルールに該当すれば「検疫」に入っていしまいますので、こちらの画面で「許可」を押すという操作になると思います。

 

国単位ブロックはなぜ有効か?

迷惑・攻撃メール対策では、内容判定だけでなく「発信元の面での遮断」も有効ですが、設計を誤ると業務に支障します。押さえる観点は次のとおりです。

項目 内容
面での削減 攻撃・スパムの多くは特定地域から大量に送られるため、国単位の遮断は流入量を大きく減らせる
内容判定の補完 本文・添付の判定をすり抜ける脅威も、発信地の制御で入口段階で減らせる
誤遮断リスク 正当な海外取引先や海外拠点との通信まで止めると、業務に直接影響する
範囲の妥当性 自社の取引実態に照らし、本当に不要な地域か・例外をどう扱うかの判断が要る

 ポイントは、強力な対策ほど「自社の正当な通信を巻き込まない設計」が前提になる点です。やみくもな遮断でなく、取引実態に基づき対象と例外を決めることが、出発点になります。なお最終的には、評判や機能数でなく自社の現状と業務に優先順位を付け、

無理なく続けられる体制に落とし込むことが、投資を成果へ結びつける近道になります。

中小企業はどう運用すべき?

国単位ブロックは、影響範囲を見極め例外と見直しを運用に組み込むことが重要です。押さえる進め方は次のとおりです。

項目 内容
取引実態の確認 海外取引先・拠点・サービスとのメール往来があるかを棚卸しする
対象の決定 往来が無く攻撃流入の多い地域に絞るなど、業務影響の小さい範囲から設定する
例外の設計 必要な海外送信元は許可(ホワイトリスト)し、正当な通信を確保する
監視と見直し 遮断・誤遮断の状況を定期確認し、取引変化に応じて対象を更新する

 最大のつまずきは、影響を確認せず広く遮断し、海外取引先のメールが届かず業務に支障が出ることです。当社は中小企業のメールセキュリティ運用を、取引実態の確認から対象設計・例外運用まで伴走支援しています。取引実態を起点に対象と例外を設計し定期見直しすることが、

失敗しない要点になります。

特定国ブロック運用チェック

特定国ブロック運用チェック

Gmailの特定国ブロックとは、Google WorkspaceのGmailで特定の国からのメールを一括ブロックする運用の考え方のことで、内容判定だけでなく発信元の面での遮断も有効だが設計を誤ると業務に支障します。

攻撃・スパムの多くは特定地域から大量送信されるため国単位の遮断は流入量を大きく減らせ、本文・添付の判定をすり抜ける脅威も発信地の制御で入口段階で減らせ、正当な海外取引先や拠点との通信まで止めると業務に直接影響し、

自社の取引実態に照らし不要な地域か・例外をどう扱うかの判断が要ります。

強力な対策ほど自社の正当な通信を巻き込まない設計が前提で、やみくもな遮断でなく取引実態に基づき対象と例外を決めます。

海外取引先・拠点・サービスとの往来の棚卸し、業務影響の小さい範囲からの対象決定、必要な海外送信元の許可、遮断・誤遮断の定期確認と取引変化に応じた更新が要点で、影響を確認せず広く遮断し海外取引先のメールが届かず支障が出る失敗を避け、

取引実態を起点に対象と例外を設計し定期見直しすることが要点となります。

 以下に、押さえるべき要点とその内容を整理します。

項目 ポイント 解説
効果 面で削減 発信地で流入量を減らす
補完 入口で防御 内容判定のすり抜けを補う
誤遮断 業務影響 正当な海外通信を守る
例外 許可設計 必要送信元はホワイトリスト
運用 定期見直し 取引変化で対象を更新

より詳しい一次情報は公式の解説もあわせてご確認ください。

Google Workspace 公式(一次情報) ➡

この記事のよくある質問(FAQ)

本記事に関して、よく寄せられる質問をまとめました。

Q. 国単位ブロックとは?

A. 特定の国・地域から送られてくるメールを、受信前にまとめて遮断する制御です。攻撃・迷惑メールの多くは特定地域から大量に送られるため、発信元を面で絞ることで流入量を大きく減らせます。

Q. なぜ有効?

A. 本文・添付の内容判定をすり抜ける脅威でも、発信地の制御で入口段階から減らせるためです。内容判定だけに頼らず、発信元の面での遮断を組み合わせると迷惑・攻撃メール対策の実効性が上がります。

Q. 誤遮断は?

A. 正当な海外取引先や海外拠点との通信まで止めると業務に直接影響します。やみくもに広く遮断せず、取引実態に照らして本当に不要な地域に絞り、必要な送信元は許可(ホワイトリスト)することが重要です。

Q. 運用の注意点は?

A. 海外取引先・拠点との往来を棚卸しし、業務影響の小さい範囲から対象を決め、必要な送信元を許可し、遮断・誤遮断の状況を定期的に確認して取引変化に応じ対象を更新する運用が必要です。

関連情報・お問い合わせ

🔒 セキュリティ比較サイトの関連記事

中小企業が実施するべきセキュリティ対策とは?

優先すべき対策をc-compe.comが解説。

お問合せはこちら➡

まとめ

今回は、特定の国ドメインからのメールをブロックして検疫に移動する方法をご説明しました。他にも添付ファイルがある場合は、すべて検疫に移動させるとか、退職者A君宛てのメールは上司Bにも受信させるとか、指定のドメインからのメールは、迷惑メールリストを除外するなど、いろいろなルールを作成できます。

このコンテンツコンプライアンスと検疫をぜひ、活用してみてください!

 
なお、以下は、GoogleWorkspaceだけでは対応できない機能がついたメールセキュリティ対策製品の料金一括比較サイトです↓

クラウドメールセキュリティ 価格一括比較 c-compe.com ➡

 

GoogleWorkspaceで困っている、または新規導入予定の方へ

GoogleWorkspaceもしくはMicrosoft365の新規導入もしくは商流変更をお考えの方は、弊社ITの専門家が最適なプラン選定をアドバイス。また、初期のDNSレコード設定や各種メール設定も代行できます。

また、弊社からの導入で、以下のメリットがあります。

GoogleWorkspace公式HPからだと14日間の無料利用期間⇒30日間に。

②支払いは請求書払い可

③1年間、GoogleWorkspaceのマニュアル動画を無料で視聴(2年目以降は年450円が必要)

デジタル化・AI導入補助金を使って2年間半額でのご提案も可能

⑤弊社で作成したAppsheetアプリ(勤怠有給管理アプリ備品発注管理CRM商談管理タスク管理、従業員同士感謝記録アプリ等)無料進呈 ※数に関係なく設置サポート費用10万円別途有

Appsheetアプリ一覧

GeminiやnotebookLM、Antigravity(AIエージェント)などの活用研修も提供





お問い合わせは、電話もしくはフォームからご相談くださいませ。



電話でお問合せはこちら:03-5468-6097

           ※「GoogleWorkspaceの記事を見た」とお伝え下さい。



GoogleWorkspaceお問い合わせフォーム

必要な項目のすべてをご入力いただき、「アーデントに問い合わせる」ボタンをクリックしてください。必須のついている項目は必須入力項目です。

会社名
必須
必須
メールアドレス必須
電話番号必須
コメント


関連記事

GoogleWorkspaceはIT導入補助金の対象?どれくらいお得になる?

GoogleWorkspace管理画面のセキュリティ設定完全解説

AppSheetなら備品発注管理アプリを一瞬で作れる?!

スプレッドシートとGASによる業務自動化の例を紹介

Gmail(Google Workspace)でホワイトリストを設定するやり方

2024年2月から!Gmailの送信ガイドラインの変更を徹底解説

Google Workspaceのマニュアル動画が、社員教育に便利!

OutlookからGoogle WorkspaceのGmailへメールデータを移行する方法

企業でのApp Sheetの活用事例3選!利用するメリットも解説

GoogleのAppSheetでできること、料金を徹底解説!

完全無料!googleスプレッドシートの経費精算システムテンプレート

無料のスプレッドシートで有給管理を効率化!テンプレートを配布します!

従業員全員のGmailをバックアップする方法2選

Gmailで部下のメールを上司がチェックできるようにする方法2選

Googleスプレッドシートにパスワードを設定する方法

googleドライブで電子帳簿保存に対応する方法をわかりやすく解説

GoogleWorkspaceを初心者向けにわかりやすく解説

Google Workspace料金プランの違いとプラン選定ポイントを徹底解説



Google Workspace書籍紹介バナー


株式会社アーデントは、デジタル化・AI導入補助金の支援事業者を行っております!



アーデントからデジタル化・AI導入補助金を使ってクラウドツールを導入するメリットは以下の通りです。

メリット①対象ツールを2年間、半額、もしくは1/4で利用可!

メリット②会計、経費精算、請求書処理、受発注ツール導入なら、PCやタブレットの購入も補助が受けられ半額!

メリット③補助期間終了後は、公式価格よりお値引き!

メリット④各種IT活用、DX、保守サポートでより貴社のIT化を促進、生産性を向上します!




【弊社取り扱いクラウドツール】

🔹オフィスソフト・グループウェア:  Google Workspace※、Microsoft365、desk'nets NEO※
🔹ノーコード業務改善:kintone、Zoho※、楽楽販売、JUST.DB※、サスケworks
🔹コミュニケーション:  サイボウズオフィス、Chatwork、LINE WORKS、zoom
🔹会計・経費管理:  マネーフォワード、freee、楽楽精算、楽楽明細、楽楽請求、invox
🔹電子契約・文書管理:  freeeサイン、クラウドサイン、GMOサイン、Adobe Acrobat
🔹セキュリティ対策:  sophos、SentinelOne、ESET、ウイルスバスタークラウド
🔹バックアップ:  syscloud、Avepoint
🔹RPA・自動化:  RoboTANGO、DX-Suite、Yoom※、バクラクシリーズ
🔹勤怠・労務管理:  勤革時、楽楽勤怠、マネーフォワード
🔹物流・在庫管理:  ロジザードZERO
🔹教育・マニュアル作成管理:  iTutor、NotePM、leaf
🔹PBX・電話システム:  INNOVERAPBX※、MOTTEL※
🔹端末管理:LANSCOPE、clomo
🔹リモートデスクトップ:RemoteOperator在宅
🔹受付ipad:ラクネコ※
🔹タスク管理、その他:Adobe creative cloud、Noota、JOSYS、backlog※
など



※こちらのツールは補助期間終了後の値引不可

また、上記以外のツールも取り扱いできるものが多々ありますので、一度ご相談ください。





デジタル化・AI導入補助金2026の詳細、お問合せはお電話頂くか、以下の記事を御覧ください↓

デジタル化・AI導入補助金お問合せ:03-5468-6097






以下の動画では、採択のポイントや申請にあたっての注意点などを詳しく解説していますので、
あわせてご覧ください!




関連記事

ICTオフィス相談室 最新記事

おすすめ記事