飲食店舗の固定電話にはクラウドPBXが向いている理由9選
クラウドPBXとは
クラウドPBXとは、オフィスの電話でよく使う「ビジネスホン」をの機能をクラウド上のサーバーが提供するサービスのことです。 つまりオフィス内にPBXという機械を置く必要がなくなりクラウド上にPBX(主装置)があるビジネスホンだと思ってください。
基本的にはスマホか専用の電話機を購入して導入します。つまり、外でもスマホで03や06番号等代表番号での発着信が可能なんです!
それによって、たくさんのメリットを受けることができる新しいサービスです!
詳しくはこちらから↓
実は、飲食店の固定電話・市外局番は、NTTの電話よりも、クラウドPBXの導入の方が増えています。
NTT光電話とクラウドPBXで基本料金を比較
1番号、電話のみ利用、営業時間内に店舗でのみ電話をを受ける場合
項目 | NTT光電話 | クラウドPBX |
基本料 | 500円(1番号含む) | 1,080円(1番号含む) |
ナンバーディスプレイ | 400円 | 無料 |
合計 | 900円 | 1,080円 |
このケースでは、若干NTT光電話の方がお得です。お店で家庭用電話機をつけて、電話が受けられればいいということであれば、NTT光電話がいいです。ただ、正直大きな差ではないので、使い勝手や通話料を考えて、判断するのがいいと思います。
1番号、電話のみ利用、営業時間外はスマホで予約を受ける場合
項目 | NTT光電話 | クラウドPBX |
基本料 | 500円(1番号含む) | 1,080円(1番号含む) |
ナンバーディスプレイ | 400円 | 無料 |
転送オプション | 500円 | 無料 |
合計 | 1,400円 | 1,080円 |
基本料だけで言うと、NTT光電話の方が安いのですが、店舗への出勤前にも携帯で電話を受けたい場合には、転送オプション500円が追加でかかるので、高くなってしまいます。また、NTT光電話の場合は携帯への転送通話料がかかります。
転送通話料目安
NTT光電話は携帯への通話料 17円前後/1分 となっています。
つまり、お客様からの電話を携帯で1日3回受けて、1回の通話が2分だった場合
17円 × 2分 × 3回 × 30日 = 3,060円
このケースでは、月に約3000円ほどの転送通話料が発生してしまいます。基本料ばかりに目が行きがちですが、通話料の方が大きくかかることもありますので、注意しましょう。
このケースでは、クラウドPBXの方がおすすめです。
NTT光電話とクラウドPBXで通話料を比較事例
クラウドPBXclocallとの比較
項目 | NTT光電話 | クラウドPBX clocall |
固定電話宛て | 8円/3分 | 8円/3分 |
携帯電話宛て | 17円前後/1分 | 16円/1分 |
こちらはclocallというサービスの場合ですが、固定電話宛ての場合、光電話とクラウドPBXで差はありません。ただし、携帯電話に掛ける場合に若干の差がでてきます。ただ、ほんとに若干ですが。。。
クラウドPBX circleとの比較
項目 | NTT光電話 | クラウドPBX circle |
固定電話宛て | 8円/3分 | 6.18円/3分 |
携帯電話宛て | 17円前後/1分 | 12.94円/1分 |
こちらはcircleというクラウドPBXとの比較です。こちらの場合、通話料にはかなり差がでてきます。予約の確認電話を多く行う場合は、かなりの差になってくると思います。
このように、基本料以外に、通話料もしっかりと自社にどちらが向いているか確認して選定するとよいでしょう。
クラウドPBXが飲食店の固定電話に向いている理由
ここからは、クラウドPBXの場合、料金以外に使い勝手のメリットもでてきますので、そこをご説明していきます。
1.光ファイバー、電話の契約が不要に
通常お店ごとに、光ファイバーを契約するか、もしくは固定電話を契約していると思います。
どちらでも、月額3500円~5000円くらいかかります。
クラウドPBXなら、例えば店長のプライベート携帯にアプリをインストールすることで、それが、お店の電話に早変わり。03や06などの固定電話番号をスマホで発着信ができるようになります。
2.営業時間外に、外でも転送負担なく、予約の電話を受けられる
ここは説明済みですが、NTT光電話の場合、営業時間外には、携帯に転送をすると思います。この場合、転送扱いですから、
前述のオプション費用がかかるうえに、転送時に通話料負担が発生します。
しかし、クラウドPBXでは、店舗あての電話がスマホに直接着信しますので、転送ではないため、転送時の通話料負担がかかりません。
3.複数店舗を運営した場合でも、基本料は1回だけ
将来的に、複数店舗を経営していく場合、NTTですと、各店舗ごとに電話の契約が必要なので、3000円程度の基本料を店舗の数分払う必要があります。
クラウドPBXでは、基本料は1回だけ払えば、あとは他の店舗については、IDを増やして、スマホにアプリを入れるだけ!月額1500円くらいで1店舗ごとに電話を用意することが可能です。
4.電話帳に入れることで、ホスピタリティ対応が可能
NTTの電話では、通常電話帳にお客様の名前を入れられませんが、クラウドPBXでは、電話帳機能がついています。そのため、リピートをしてくれるお客様の名前を登録しておくことで、最初に電話を出るときから、「いつもありがとうございます!〇〇様!」とホスピタリティある応対が可能です。
また、ごひいきのお客様については、時間外でも予約の電話応対をするなどの使い分けも可能です。
5.時間での自動ルール設定が可能
営業時間外等のアナウンスへの切り替えを時間で自動的に変更することが可能です。オンオフをきっちり分けたい場合にも便利ですし、忙しい時間帯のみ、予約電話を電話秘書や予約センターで受けるといったルールの細かい作りこみも可能です。
6.お客様に代表番号から予約確認の電話をした場合に、通話料がNTTより安い
ここもご説明済みですが、通話料はNTTよりクラウドPBXの方が安くなります。予約の電話の折り返し等、何か連絡をお客様の携帯にかける場合、03でかけないと出てくれないことが多いですよね。この通話料がNTTの電話だと、17円/分くらいなのですが、クラウドPBXでは、13.6円/分と割安になります。このコストはばかにできませんね!!
7.将来引っ越しをしてもずっと同じ番号が使える
将来的に、もう少し広くしたいとか、ビル側の理由で引っ越しをせざるを得ないケースもあると思います。
せっかくお客様がついてきたのに、引っ越しで番号が変わってしまうのは痛いですよね。
クラウドPBXでは、03なら03エリア内、06なら06のエリア内ならどこに移転してもずっと同じ番号を使い続けることが可能です。
たとえば、渋谷から秋葉原に移転しても、大丈夫!
一度ついたお客様との関係を維持し続けられます!
8.広告を出したときにどこからの反響か計測ができる
例えば、食べログやぐるなびなどのWEBのどこから予約の電話が来たか、サイトごとに番号を用意することで、自動的に記録します。
お客様に聞いても、正確な答えが得られるとも限りませんし。
しかし、クラウドPBXであれば、HPごとに番号を追加しておけば、それがお店のHPなのか、faceboook等のSNS広告なのか、チラシなのか、食べログなどのサイトなのか、お客様に聞かなくても、システム側が自動的に記録を行います。
電話を受けるスタッフさんもいちいち「何を見ましたか?」など聞かなくてもよくなりますし、なにより正確に記録されますので、広告の効果もきちんと把握できるようになります!
詳細はこちら↓
9.発注はインターネットFAXで完結すれば、FAX機も不要に
食材の発注はFAXを利用しているケースが多いと思います。そのために、お店にFAXが場所をとってしまっていますよね。クラウドPBXなら、インターネットFAX機能がありますので、スマホやPCでFAXの発着信が可能になります。そのため、お店のスペースを無駄なく使うことができますし、例えば、自宅や帰り道の途中にスマホで食材の発注なども可能です。
クラウドPBXを選ぶ場合のデメリット
1.電話機が高い
お店に電話機を設置する場合、家庭用電話機よりも、クラウドPBX用電話機は高価になります。1台約25000円ほどかかります。もしくは、古いSIMなしiphone等でも使えますが、機種によりますが、2~3万円ほどしてくると思います。
2.FAXを使うには、アナログ変換機が必要
インターネットFAXでいい場合は、問題ないのですが、紙のFAXで受発注をする場合は、アナログ変換機を別途購入し、複合機とルーターの間に設置して使う必要がでてきます。このとき、若干画像が乱れる可能性があります。アナログ変換機は、クラウドPBXメーカーごとに料金が異なりまして、2~5万円ほどかかります。
まとめ
飲食店舗の電話ですが、以下に当てはまる場合は、光電話がいいでしょう。
①FAXは複合機で、紙でやりとりをしたい
②とにかく営業時間内に、電話がうけられればいい
この2つのパターン以外ですと、クラウドPBXの方が向いていると思います。お客様に予約の確認電話をするとか、営業時間外も予約の電話を携帯で受けたい場合などです。
また、クラウドPBXもサービスごとに料金体系、サービスが様々になっています。
弊社では現在7社のクラウドPBXサービスの代理店を行っておりまして、料金や評判、機能、音質などから最適なサービスをご提案可能です。また、クラウドPBXは社内のネットワーク環境によっては、音質が劣化してしまいますが、私たちは、音質を高めるために光ファイバーやWIFI、携帯についてもトータルでアドバイスさせて頂きます。
そして、電話番号が今の番号そのままに導入できるかなどもその場で回答できます!
ご興味があれば、まずはお電話にてお問い合わせくださいませ。
電話:株式会社アーデント 03-5468-6097 ※「クラウドPBXの記事を見た」とお伝えください。
または、おすすめのクラウドPBX7社比較サービスの詳細はこちらから↓以下ご覧下さい!
関連記事
・オススメのクラウドPBX 7社を一括比較!価格、機能が簡単に比べられます!
・格安コールセンターシステムの導入ならクラウドPBXが驚きの安さだった!
・クラウドPBXは個人事業主、sohoワーカーに最適な理由6選!
・飲食店舗の電話には、断然クラウドPBXが向いている理由9選
・士業の事務所の電話としてNTTより圧倒的にクラウドPBXが向いている理由9選
・NTT局外でも固定電話番号をそのまま変えずオフィス移転する方法!
・レンタルオフィスの電話番号や転送電話を使ってはいけない!?
・これから独立開業するなら、電話はだんぜんNTTよりクラウドPBXがいい理由7個
・バーチャルオフィスの転送電話よりクラウドPBXがいい理由4つ
・引越、事務所移転で電話番号を変えたくないときに見てほしい厳選情報2019!
・CRMに入れた顧客の電話番号をスマホに自動反映。クラウドPBXで着信時に相手先名を表示させる方法
・CRMとクラウドPBX連携によるCTI機能がすごかった!(zoho CRMの場合)
・テレワークの電話ならクラウドPBXが最適!役立つ7つの効果をまとめました!
・フリーダイヤル料金はどこの会社が安い?!大手4社比較とさらにコストを削減する方法
株式会社アーデントは、IT導入補助金の支援事業者を行っております!
アーデントからIT導入補助金を使ってクラウドツールを導入するメリットは以下の通りです。
メリット①対象ツールを2年間、半額、もしくは1/4で利用可!
メリット②会計、経費精算、請求書処理、受発注ツール導入なら、PCやタブレットの購入も補助が受けられ半額!
メリット③補助期間終了後は、公式価格よりお値引き!
メリット④各種IT活用、DX、保守サポートでより貴社のIT化を促進、生産性を向上します!
【弊社取り扱いクラウドツール】
GoogleWorkspace※、Microsoft365、JUST.DB、kintone、サイボウズオフィス、chatwork、LINEWORKS、マネーフォワード、freee、楽楽精算、楽楽販売、楽楽勤怠、freeeサイン、クラウドサイン、勤革時、OASIS、zoho、GMOトラストログイン、バクラクシリーズ、カスペルスキー、ESET、ウイルスバスタークラウド、NotePM、RoboTANGO、Adobe Acorbat、leaf、ロジザードZERO、DX-Suite、LANSCOPE、iTutor、INNOVERAPBX、MOTTEL※、yoom※など
※こちらのツールは補助期間終了後の値引不可
また、上記以外のツールも取り扱いできるものが多々ありますので、一度ご相談ください。
IT導入補助金2025の詳細、お問合せはお電話頂くか、以下の記事を御覧ください↓
IT導入補助金お問合せ:03-5468-6097
以下の動画では、採択のポイントや申請にあたっての注意点などを詳しく解説していますので、
あわせてご覧ください!
株式会社アーデント 代表取締役。2006年にオフィス専門不動産会社アーデントを創業。その後、オフィス賃貸仲介、ワークプレイス作りに10年以上携わり、合計500社以上のオフィス移転をサポート。2018年よりクラウドPBXを中心にネットワーク、通信分野を専門に400社以上の電話、ネット環境づくりをサポート。2022年より100以上のクラウドサービスの販売を開始。
IT導入補助金を使って、50社以上にクラウドツールを提供。IT活用による業務改善のDXコンサルを提供。
Google Workspace、法人向けサイバーセキュリティの書籍も執筆、販売中。➡アマゾンリンク