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OneDrive for BusinessとOneDriveとの違いとは?

OneDrive for Business イメージ画像

MicrosoftのクラウドサービスのOneDriveには、個人向けの「OneDrive」と法人向けの「OneDrive for Business」の2つがあります。個人向け・法人向けといった大きな違いはありますが、利用できる機能や容量に違いはあるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、OneDrive for BusinessとOneDriveとの違いについて解説します

個人向け「OneDrive」とは

OneDriveとは、クラウドの専用のデータ保存場所に画像や動画、ドキュメントなど、様々なデータを保存できるクラウドストレージサービスです。

単体で契約することもできますが、Microsoft 365の中に含まれているOneDriveを利用する人が多いです。

Microsoft365については以下の記事で解説しています!

 

OneDriveに保存したファイルは、パソコンやタブレット、スマートフォンなど、どのデバイスからも自由に取り出しできます。もちろん他のユーザーとファイルを共有することも可能です。

また、OneDriveに保存しておけば、一つのデバイスが使用できなくなった時でも、他のデバイスから取り出せるメリットもあります。

法人向け「OneDrive for Business」とは

一方「OneDrive for Business」は、法人向けのサービスとなります。アカウントは個人用ではなくて、企業用のアカウントを使用します。

また、機能面でもビジネス向けの機能が多く追加されています。例えば、パソコンやモバイル端末などからファイルを共有したり、TeamsやSharePointなどの他のアプリと連携することも可能です。

OneDrive for BusinessとOneDriveの主な違い

OneDrive for BusinessとOneDriveは、特徴・料金などに違いがあります。

下記の表をご覧ください。

サービス名 OneDrive for Business OneDrive
料金(1ユーザーごと・税抜) 540円~ 無料(有料プランもあり)
ディスク容量 1TB(1,000GB) 5GB
利用可能なデバイス パソコン、スマホ、タブレット パソコン、スマホ、タブレット
1ファイルの最大サイズ 250GB 250GB
特徴 ・管理者がユーザーの追加や削除、パスワードの発行などを行える

・ファイルのバージョン履歴(差分バックアップと復元)

・ファイルの操作記録

・1ユーザーでの利用を前提としている

表に記載はありませんが、OneDriveの単体プランは、「OneDrive for Business Plan 1」が1ユーザー月額540円で利用でき、「OneDrive for Business Plan 2」は1ユーザー月額1,090円で利用できます

また、「OneDrive for Business Plan 1」は容量1TBまでの利用になっているのに対し、「OneDrive for Business Plan 2」は容量無制限で利用できます。

Windows 10、11であればどちらのセットアップも可能

最新のWindows 10、11であれば、個人のMicrosoftアカウントがセットアップされていても、「OneDrive for Business」を併用して利用することが可能です

アカウントの追加方法は下記の手順で行えます。

①OneDriveのアイコンを右クリックして設定を開く。

②設定画面の上部にあるアカウントタブをクリックする。

③「アカウントを追加」をクリックする。

④法人アカウントを入力する。

また、ファイルの作成場所は個人用とは別の場所になるため、データが混ざる心配はありません。

SharePointと併用して使うことで利便性が高まる!

OneDrive for Businessは、SharePointと併用して使うことでさらに便利に使えるようになります

OneDriveは「個人フォルダ」に近いイメージであり、SharePointはワークフローやコンテンツ管理など「全体で利用できるストレージ」というイメージが適しています。

性質が異なるクラウドストレージサービスを共有することで、OneDriveで作成したデータをチーム・組織にスピーディーに共有できるようになります。共有する際にユーザーごとの権限設定も行えるので、チーム全体の作業を効率よく行えるでしょう。

まとめ

今回は、OneDrive for BusinessとOneDriveとの違いについて解説しました

「OneDrive」は個人向けで「OneDrive for Business」は法人向けといった違いはありますが、基本的な搭載機能はそこまで変わりません。

しかし、OneDrive for Businessは、管理者がユーザーの追加や削除、パスワードの発行などを行えたり、ファイルのバージョン履歴や操作記録を管理できたり、ビジネスで使える機能を多く搭載しています。また、SharePoint などと併用して使うことでさらに業務を効率よく行えるようになります。

Microsoft 365のプランの中にOneDriveは含まれています。まだ使ったことがない方はぜひ試してみてください。

 

 

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