AppSheetとGoogleフォームの連携が可能に!
AppSheet(アップシート)は、ノーコードで様々なタイプのアプリケーションを簡単に作ることができます。これまで多くの機能が実装されてきましたが、2024年5月1日からAppSheetとGoogle フォームの連携が可能になりました!この連携によって、Google フォームの回答に基づき、様々なことができるようになっています。
本記事では、AppsheetとGoogleフォームの連携でできることをご紹介します。
AppsheetとGoogleフォームの連携でできること
そもそもGoogle フォームからの回答は、メールやスプレッドシート、またはGoogle フォームのアプリでしか閲覧できませんでした。今回のAppsheetとGoogleフォームの連携によって、Google フォームで提出した情報がAppSheet Automations内でイベントトリガーとして機能することになります。
たとえば、以下のようなことが可能です。
●Googleフォームの回答に基づいてGmailやGoogle Chatに通知する
●Googleフォームの回答に基づいて承認リクエストを送る
●Apps Scriptのカスタム関数を呼び出す
Googleフォームの回答に応じて迅速に通知を受け取ることができるため、業務の自動化と効率化につながります。特にチケット作成やインシデントレポートなどの業務でGoogleフォームの提出データを利用する企業にとっては、大きなメリットとなるでしょう。
対象ユーザーは?
今回のアップデートの対象は、Google Workspaceの以下のプランです。
●Business Starter、Standard、Plus
●Enterprise Standard、Plus
●Enterprise Essentials Plus
●Education Fundamentals、 Standard、 Plus and the Teaching & Learning Upgrade
●Frontline Starter、Standard
●AppSheet Starter、 Core、 Enterprise Standard、Enterprise Plus
Appsheetで利用できる機能の例
続いて、Appsheetで利用できる機能の例をいくつかご紹介します。
①Googleサービス連携
AppSheetはGoogle Workspaceに搭載されている機能であるため、他のGoogleサービスと連携して利用できるのが特徴です。たとえば、以下のGoogleサービスと連携できます。
●スプレッドシート
●ドキュメント
●Googleドライブ
●Googleカレンダー
●Gmail
●Googleフォーム
たとえば、AppSheetとGoogleドライブを連携させることで、アプリに保存した画像やファイルなどをGoogleドライブに自動で保存できるようになります。Googleサービスと連携することで、業務の効率化や改善につなげられるでしょう。
②Automation機能
AppSheetには、Automation機能が搭載されています。Automation機能を利用することで、設定した条件のもとでで特定の動作を自動で実行することが可能です。処理を始める条件や処理内容を指定したBOTを設置すれば、簡単に自動化の仕組みを構築できます。
たとえば、メールの配信やファイルの作成、クラウドへの保存などを自動化できるため、工数の削減につながります。
③GAS(Google App Script)連携
AppSheetでは、GASを使用して外部サービスやAPIと連携するカスタム機能を作成することが可能です。GASを使用することで、アプリ内で他のサービスともデータをやり取りできるようになります。
まとめ
今回は、AppsheetとGoogleフォームの連携でできることを紹介しました。
AppsheetとGoogleフォームが連携されたことで、以下のようなことが可能です。
●Googleフォームの回答に基づいてGmailやGoogle Chatに通知する
●Googleフォームの回答に基づいて承認リクエストを送る
●Apps Scriptのカスタム関数を呼び出す
Googleフォームの回答に応じて迅速に通知を受け取ることができるため、業務の自動化と効率化につながります。Googleフォームの提出データを業務で利用している企業にとっては大きなメリットといえるでしょう。
また、AppSheetはGoogle Workspaceに搭載されている機能であるため、Googleフォーム以外のGoogleサービスと連携して利用できるのも特徴です。
Appsheetでは、備品発注管理アプリや勤怠管理アプリなどを簡単に作ることが可能です。下記の記事で作り方を詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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