ACD(Automatic Call Distributor)とは?コールセンター向けの便利機能をわかりやすく解説
ACDとは
ACD(Automatic Call Distributor:着信呼自動分配装置)とは、お客様からの電話を特定のルールに応じて、自動的に分配する機能のことを言います。
例えば、その番号を前回対応した人につなぐ、
とか、待機時間が一番長い人に次の電話をつなぐ、
などの様々なルールを作ることができます。これによって、コールセンター業務の効率化を図ることが可能になります。
効率的になるACDのルール
様々なルールがACD機能では設定が可能です。
順番ルーティング(ラウンドロビン)
指定の順番で電話をとりつぐルールです。
ラストエージェント
前回対応したオペレーターに電話をつなぎます。
最少着信優先
着信時に一番電話を受けた数が少ないオペレーターに電話をつなぎます。
最大待機時間優先
着信時に一番待機時間が長いオペレーターに電話をつなぎます。
スキルルーティング
指定の顧客に対して、一定のスキルがあるオペレーターに電話をつなぎます。
応答数の少ない人優先
応答数が一番少ない人を優先してつなぎます。
キュー
オペレーターが全員対応中で、電話に出れない場合に、アナウンスを流します。また、現在の待機している中で、何番目になるかを通知することも可能です。
まとめ
10人以上くらいのコールセンターを運営する際には、ACD機能は必須になってくると思いますが、
コールセンターシステムでは、通常ACD機能はついています。ただ、規模が30人以下のコールセンターですと、クラウドPBXの導入の方がコスト面では向いています。専用のコールセンターシステムとクラウドPBXを比較してみましょう!
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