楽楽販売の電子帳簿保存対応オプションとは?

楽楽販売とは、受発注の管理や請求管理など、様々な販売管理業務を効率化できるクラウド型のシステムです。楽楽販売を提供している株式会社ラクスは、2022年9月12日に改正電子帳簿保存法への対応を支援できる「電子帳簿保存法オプション」の提供を開始したことを発表しました。
そこで本記事では、楽楽販売の電子帳簿保存対応オプションの内容について詳しく解説します。
電子帳簿保存対応オプションを開発した背景
今回「電子帳簿保存対応オプション」を開発した背景には、2024年1月から本格的に実施される予定の「電子帳簿保存法」が関連しています。
電子帳簿保存法とは、国税関係の帳簿や書類(帳簿、決算書、請求書など)を、決められた条件を満たせば電子化して保存することを認める法律のことです。
電子帳簿保存法を導入すれば、書類のペーパーレス化や原本管理のコスト削減、過去に保管していた書類の検索性向上など、様々なメリットを得られます。
※電子帳簿保存法については下記の記事で詳しく解説しています。こちらをご覧ください!


電子帳簿保存法に対応している楽楽販売の便利機能を紹介!
楽楽販売では、電子帳簿保存法の要件を満たすための機能や、書類管理を効率化できる便利な機能が備わっています。
※「電子帳簿保存対応オプション」の料金は10,000円です。
この章では、電子帳簿保存法に対応している楽楽販売の便利機能を紹介します。
タイムスタンプの付与
発行・受領した取引書類をタイムスタンプ付与した状態で保存できる機能です。
見積書や請求書データなどをアップロードした際に、タイムスタンプが自動的に付与されます。
検索機能
楽楽販売で生成した書類のデータから、日付や金額、取引先名などの管理項目で書類を検索できる機能です。
過去書類の検索の負担を軽減できます。
一括検証
対象ファイルが改ざんされていない状態であることを一括検証する機能です。税務査察などでの一括検証をスムーズに行えるメリットがあります。
長期での保管
編集・削除ができない専用のフォルダに長期に渡って自動保存される機能です。タイムスタンプの付与後に専用フォルダにて自動保存されます。
楽楽販売の利用イメージ
ここでは、電子帳簿保存対応オプションの利用イメージについて「請求業務」と「税務査察対応」に分けて解説していきます。
請求業務での利用イメージ
- 楽楽販売で請求書を発行する
- 顧客へ請求書を送付する
- 請求書ファイルにタイムスタンプが自動で付与される
- タイムスタンプが付与された請求書を楽楽販売の専用データストレージで保管する
請求書ファイルにタイムスタンプが自動で付与されることで、「真実性の確保」を実現できます。また、専用フォルダで長期保存できるため、原本を保管する必要はありません。
税務査察対応での利用イメージ
- 税務査察の際に日付・金額・取引先名などで検索し、対象の書類を抽出する
- 対象の書類が改ざんされていないことを一括検証する
対象書類を即座に検索できるため、「可視性の確保」を実現できます。なた、タイムスタンプ付与後に対象の書類が改ざんされていないことを一括検証できます。
楽楽販売の料金
楽楽販売の料金は、最低でも初期費用が150,000円(税抜)+月額費用が60,000円(税抜)となっています。
月額費用に関しては、ユーザ数やデータベース作成数に応じて変動する仕組みです。楽楽販売では無料トライアルを実施しているため、一度操作感を確認してから導入を検討する流れがおすすめです。
楽楽販売のプランごとの料金や、オプション料金については下記の記事で詳しく解説しています。こちらをご覧ください。

楽楽販売を導入するメリット
楽楽販売を導入すれば、企業は以下のようなメリットを得られます。
販売管理業務を一元管理できる
一つ目のメリットは、販売管理業務を一元管理できる点です。
楽楽販売では、見積管理や受注管理、請求書管理などの販売管理を一元管理でき、販売管理業務を効率よく行えるようになります。
マウス操作でデータベースを構築できる
二つ目のメリットは、マウス操作だけでデータベースを簡単に構築できる点です。
販売管理システムには、業務ごとに様々なデータがあり、それぞれのデータベースをスムーズに連携させる必要があります。楽楽販売を利用すれば、受注実績や対応履歴、顧客情報などのデータをインポートして、スピーディーなデータベースの構築が可能です。
楽楽販売にはテンプレートが搭載されているため、データベースに関する専門知識がなくても、スムーズに販売管理システムを構築できます。
まとめ
今回は、楽楽販売の電子帳簿保存対応オプションの内容について解説しました。
楽楽販売の「電子帳簿保存対応オプション」は10,000円で追加可能です。タイムスタンプの付与や検索機能、一括検証、長期保存など、電子帳簿保存法に対応できる便利な機能を利用できます。
楽楽販売を導入すれば、販売管理業務を一元管理でき、業務効率化や生産性アップを実現できます。本記事を参考に導入を検討してみてください!