おすすめのクラウド経費精算システム比較4選
クラウド経費精算システムとは、手間が掛かる経費の申請から承認までの作業をクラウド上で行えるシステムのことです。
クラウド経費精算システムは作業効率化に繋がる便利なサービスですが、様々なタイプのシステムが提供されています。
本記事では、クラウド経費精算システムの「ジンジャー経費」「マネーフォワード クラウド経費」「楽楽精算」「ジョブカン経費精算」の4つを比較しながら解説していきます。
どのシステムを導入するか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
①ジンジャー経費
画像引用元:ジンジャー経費
ジンジャー経費は、経費精算の申請・承認、出力までの一連の流れを自動化できるシステムのことです。
経費精算に加えて、人事管理や給与計算、勤怠管理などのプランを追加することもでき、経理部門だけではなく他部門の業務を効率化することができます。
ジンジャー経費の料金、主な搭載機能は下記の通りです。
ジンジャー経費の料金・機能 | |
料金 | 1ユーザー月額500円から |
利用できる機能 | ・電子帳簿保存法対応
・汎用ワークフロー ・スマートフォン対応 ・規程違反の確認 ・クレジットカード連携 ・領収書の読み取り ・申請・承認(請求書処理含む) ・自動仕訳・会計データ連携 |
特徴 | ・シンプルな操作画面
・初期設定のサポート、導入スケジュールの管理が充実している ・初めてのシステム導入や従業員数が多い企業様におすすめ |
ジンジャー経費の料金は、1ユーザー月額500円からとなっていますが、別途初期費用なども発生します。また、サポートプランは「Self」「Basic」「Professional」の3つがあります。
初期費用やサポートプランなどの詳細については問い合わせが必要です。
②マネーフォワード クラウド経費
画像引用元:マネーフォワード クラウド経費
マネーフォワード クラウド経費は、大手企業から中小企業まで、様々な規模の企業が利用できるシステムです。
マネーフォワードでは、領収書の確認やファイリング、請求書の受け取り・入力などの作業を代行するサービスを提供しています。
紙のチェック業務などの単純業務をアウトソース(BPO)することによって、コア業務に専念することが可能です。
マネーフォワード クラウド経費の料金、主な搭載機能は下記の通りです。
マネーフォワード クラウド経費の料金・機能 | |
利用料金の算出方法 | 各プランの基本料金
+ 各サービスの従量課金 + 各種オプション料金 |
利用できる機能・料金 | ・債務支払:1件あたり300円
・経費:1名あたり500円 ・給与:1名あたり300円 ・年末調整:1名あたり100円 ・社会保険:1名あたり100円 ・勤怠:1名あたり300円 ・マイナンバー:1名あたり100円 ・会計:1名あたり300円 ・請求書:1名あたり300円 ・電子契約:1名あたり900円 |
特徴 | ・各サービスを利用した分だけ支払う「従量課金制」
・アウトソース(BPO)を実施している ・様々な規模の企業に対応できる |
③楽楽精算
画像引用元:楽楽精算
楽楽精算もマネーフォワードと同じく大企業から中小企業、ベンチャー企業まで、様々な規模の企業で利用できるシステムです。
楽楽精算はカスタマイズ性の高さが特徴であり、会社によって異なる経費精算ルールに合わせて自由にカスタマイズすることができます。
さらに、電話・メールによるサポートも充実している点も魅力です。
楽楽精算の料金、主な搭載機能は下記の通りです。楽楽精算の料金は利用する従業員数に応じて変動するため、正確な料金を知りたい場合は問い合わせが必要です。
楽楽精算の料金・機能 | |
料金(税抜) | 初期費用:100,000円
+ 月額費用 30,000円(50ユーザー)、以降50ユーザーごとに月10,000円 |
利用できる機能・料金 | ・経費精算
・交通費精算 ・出張費精算 ・旅費精算 ・請求書処理 電子帳簿保存法対応 ・自動仕訳 ・会計ソフト連記 ・規定違反チェック
|
特徴 | ・カスタマイズ性の高さ
・電話・メールによるサポートが充実している ・様々な規模の企業が利用可能 |
④ジョブカン経費精算
画像引用元:ジョブカン経費精算
ジョブカン経費精算は、経費精算の申請・承認・管理などの経理業務をクラウド化で行えるサービスです。
承認経路を自動で判断できる仕様になっており、申請金額や用途などに応じて適切な承認経路が選択されます。
ジョブカン経費精算の料金、主な搭載機能は下記の通りです。
ジョブカン経費精算の料金・機能 | |
料金(税抜) | 1ユーザー月額400円
※初期費用・サポート費用は無料 |
利用できる機能・料金 | ・交通費明細・乗換案内連携
・ICカード読み取り ・仕訳データ・FBデータ作成 ・申請の共有 ・承認経路分析・作成 ・代理申請・承認 ・コーポレートカード連携 ・Googleアカウント連携 ・スマホ申請・承認
|
特徴 | ・乗換案内など様々なサービスと連携できる
・承認経路の自動作成 ・他サービスよりも利用料金が安い |
4つのシステムを比較!
ここまで紹介した4つのシステムを表にまとめましたので、ご覧ください。
システム名 | ジンジャー経費 | マネーフォワード クラウド経費 | 楽楽精算 | ジョブカン経費精算 |
料金 | 1ユーザー月額500円から
※別途、初期費用・サポート費用あり |
経費ソフトは、基本料金を超えた部分に関して1ユーザー500円 | 初期費用100,000円
+ 月額費用 50ユーザー30,000円、以降50ユーザー10,000円 ※50ユーザーまで:1ユーザー600円計算。 50ユーザー以上:1ユーザー200円 |
1ユーザー月額400円
※初期費用・サポート費用は無料 |
特徴 | ・シンプルな操作画面
・初期設定のサポート、導入スケジュールの管理が充実している |
・各サービスを利用した分だけ支払う「従量課金制」
・アウトソース(BPO)を実施している |
・カスタマイズ性の高さ
・電話・メールによるサポートが充実している ・50ユーザー以上の企業だと、かなりコストメリットが出てくる。 |
・利用料金が安い
・様々なサービスと連携できる |
ジンジャー経費がおすすめな企業
ジンジャー経費は、シンプルな操作画面が特徴でサポートが非常に充実しています。
そのため、今まで経費精算システムを導入した経験がない企業や、サポートを受けながら導入を進めたい企業におすすめです。
マネーフォワード クラウド経費がおすすめな企業
マネーフォワード クラウド経費は、各サービスを利用した分だけ支払う「従量課金制」を採用しています。
どの機能を利用するか迷っている企業や、スモールスタートで運用したい企業におすすめです。
楽楽精算がおすすめな企業
楽楽精算は、50ユーザーを超えると、1人あたり単価が他より安くなります。70~80ユーザー以上だと非常にお勧めです。また、カスタマイズ性の高さが特徴です。自社に合わせた形でシステムを利用したい企業にも向いています。
ジョブカン経費精算がおすすめな企業
ジョブカン経費精算は、他のサービスよりも利用料金が安いのが特徴です。そのため、料金をできるだけ抑えたうえでシステムを利用したい企業におすすめです。
まとめ
今回は、「ジンジャー経費」「マネーフォワード クラウド経費」「楽楽精算」「ジョブカン経費精算」の4つを比較しました。
それぞれのシステムは特徴があり、得られるメリットも異なります。
自社の予算や目的などを考慮して、本記事を参考にどのシステムを導入するか、検討してみてください。
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