フリーダイヤルを秒課金にするメリットとは?
フリーダイヤルは、電話の通話料を着信側(フリーダイヤルを導入している側)が全て負担するのが特徴です。そのため、コスト負担が大きくなりますが、秒課金にすることでコストを抑えられます!
本記事では、フリーダイヤルを秒課金にするメリットについて解説します。
フリーダイヤルを秒課金にするメリット
フリーダイヤルを秒課金にするメリットは、以下の2つです。
①コストの適正化につながる
秒課金は、通話した秒数に応じて料金が発生する仕組みです。そのため、短い時間でのお問い合わせ・通話が多い企業の場合、通話のコストを大きく削減することができます。
例えば、問い合わせで簡単なヒアリングをして、1分程度で、連絡先を聞いたら終話する通話が多い場合
固定電話からだと、3分課金が多いので、3分の料金がかかります。NTTの光電話なら、8円/3分となります。
同じ条件で、もし秒課金で1秒0.055円の場合、× 60秒で、3.3円となります。
②社員が効率的な対応・情報提供を意識できるようになる
フリーダイヤルを秒課金にすることで、問い合わせを受けた社員は通話コストが大きくならないように効率的な対応を意識できるようになります。企業全体で効率的な対応・情報提供を実施することで、サービスの質を大きく向上させることができるでしょう。
フリーダイヤルを秒課金にするデメリット・注意点
フリーダイヤルを秒課金にする場合、企業側にとっては、秒単位で課金することで通話時間を抑えやすくなります。しかし、顧客側に対しても秒単位で通話料がかかるという場合、顧客は問い合わせ・問題解決に対して十分な時間がとりにくくなります。
通話時間を制限せざるを得なくなるため、顧客満足度が低下する可能性が高くなるでしょう。
フリーダイヤルの仕組み
ここでは、フリーダイヤルの仕組みについて解説します。
フリーダイヤルは、新たに回線を引くのではなく、既存の固定電話番号に紐づけることで利用できます。フリーダイヤルに発信すると、以下のような流れで通話を開始できます。
- フリーダイヤル番号に電話を発信
- NTTの電話交換機に着信
- 電話交換機がフリーダイヤル番号に紐づけられている固定電話番号を検索する
- 固定電話番号に着信を転送
- 転送された着信者が応答する
- 通話を開始
フリーダイヤルのメリット
ここでは、企業がフリーダイヤルを導入するメリットについて解説します。
顧客が通話料金を気にせずに問い合わせができるようになる
企業がフリーダイヤルを利用する大きなメリットは、顧客が通話料金を気にせずに問い合わせができるようになる点です。
フリーダイヤルの場合、企業が料金を負担する仕組みです。そのため、顧客は電話をかけやすくなることが期待できます。また「0120」や「0800」から始まるサービスの後の番号の桁は6桁になります。桁数が少なくなるため、顧客は企業の電話番号を覚えやすいため、顧客が覚えやすい電話番号にしたいと考える企業に適しているでしょう。
フリーダイヤルの導入は、顧客の満足度アップや信頼性の向上など様々な効果が期待できます。
移転の際に電話番号を変更する必要がなくなる
フリーダイヤルの場合、一度番号を取得すればオフィス移転などがあったとしても、わざわざ電話番号を変更しなくても良くなります。通常の固定電話番号の場合は、住所変更に伴い電話番号も変更しなければなりません。移転する度に電話番号の変更手続きや取引先への連絡などを行うのは非常に手間がかかります。
フリーダイヤルでは住所を変更しても番号が変更されないため、面倒な手続き・連絡作業をなくすことができます。
フリーダイヤルを導入する流れ
フリーダイヤルを導入するには、フリーダイヤルのサービスを提供している事業者と契約する必要があります。ここでは、フリーダイヤルを導入する流れについて解説してきます。
①サービス提供事業者の選定
まずは、フリーダイヤルを提供している事業者を選びましょう。主なサービス事業者は以下の通りです。
企業名 | NTT東日本 | KDDI | ソフトバンク | 楽天コミュニケーションズ |
サービス名 | フリーアクセス・ひかりワイド | フリーコール | フリーコールスーパー | フリーボイス |
以下の記事でそれぞれのサービスの料金を比較しています。サービス事業者ごとの料金・特徴を知りたい方は、こちらをご覧ください。
②申し込み手続きを行う
次に、申し込み手続きを行いましょう。申し込みから数日後に設定工事が行われるため、都合の良い日時を決めていきます。
オプションサービスを申し込むかどうかもこの段階で決めていきましょう。
③設定工事・開通
次に、フリーダイヤルを利用するための設定工事が行われます。設定工事の費用は、事業者によって異なります。どの程度の料金が掛かるのか事前に確認しておきましょう。
工事が終わって開通すれば、フリーダイヤルを利用できるようになります!
フリーダイヤルを利用する際の注意点
フリーダイヤルを利用する際には、費用対効果を計算しておくことが重要です。
フリーダイヤルを導入することで、顧客からの信頼度が高まって問い合わせの増加が期待できますが、企業側には通話料金等のコストがかかります。たとえば、一回の通話時間が長かったり、売り上げに直結しない問い合わせが多かったりする場合、企業側が支払う料金が高くなってしまいます。
それだけの料金を支払うだけのメリットがあるのかどうか、企業側でしっかり検討しておくと良いでしょう。
まとめ
今回は、フリーダイヤルを秒課金にするメリットについて解説しました。
秒課金は通話した秒数に応じて料金が発生する仕組みです。そのため短い時間のお問い合わせが多い企業の場合、通話のコストを大きく削減できるでしょう。
フリーダイヤルは、問い合わせ増加・顧客満足度アップにつながりますが、それなりの料金が掛かります。費用対効果を計算した上で利用するようにしましょう。
なお、フリーダイヤルは、選ぶ会社で通話料や基本料が複雑に異なります。
ぜひ以下の記事をご一読ください↓
株式会社アーデントは、IT導入補助金の支援事業者を行っております!
アーデントからIT導入補助金を使ってクラウドツールを導入するメリットは以下の通りです。
メリット①対象ツールを2年間、半額、もしくは1/4で利用可!
メリット②会計、経費精算、請求書処理、受発注ツール導入なら、PCやタブレットの購入も補助が受けられ半額!
メリット③補助期間終了後は、公式価格よりお値引き!
メリット④各種IT活用、DX、保守サポートでより貴社のIT化を促進、生産性を向上します!
【弊社取り扱いクラウドツール】
GoogleWorkspace※、Microsoft365、JUST.DB、kintone、サイボウズオフィス、chatwork、LINEWORKS、マネーフォワード、freee、楽楽精算、楽楽販売、楽楽勤怠、freeeサイン、クラウドサイン、勤革時、OASIS、zoho、GMOトラストログイン、バクラクシリーズ、カスペルスキー、ESET、ウイルスバスタークラウド、NotePM、RoboTANGO、Adobe Acorbat、leaf、ロジザードZERO、DX-Suite、LANSCOPE、iTutor、INNOVERAPBX、MOTTEL※、yoom※など
※こちらのツールは補助期間終了後の値引不可
また、上記以外のツールも取り扱いできるものが多々ありますので、一度ご相談ください。
IT導入補助金2025の詳細、お問合せはお電話頂くか、以下の記事を御覧ください↓
IT導入補助金お問合せ:03-5468-6097
以下の動画では、採択のポイントや申請にあたっての注意点などを詳しく解説していますので、
あわせてご覧ください!