【2025年最新版】freeeサインとは?特徴・料金・使い方・他社比較まで徹底解説

ビジネスシーンにおいて、「取引先との契約業務」は日常的に行われます。
契約業務のプロセスは、文書の作成から締結、契約書の管理まで多岐に渡るため、「契約書の作成、管理をスムーズに行いたい」「契約書等の文書管理を楽にしたい」このように考えている方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介する「freeeサイン」は、契約書の作成から管理までオンラインで全て行うことができます。文書に関わる業務、紙の文書管理のコスト軽減が可能となります!
本記事では、freeeサインの特徴、使い方について詳しく解説していきます。
freeeサインとは
freeeサインとは、株式会社サイトビジットが提供している電子契約サービスです。
もともと「NINJA SIGN by freee」というサービス名称でしたが、2022年3月8日より「freeeサイン」へとサービス名称を変更しました。
freeeサインは、契約書の作成、管理までオンラインで一括して行うことができるのが特徴です。
導入することによって、文書に関わる業務や紙の文書管理などのコスト軽減が期待できます。またfreee会計との連携も可能となっています。
※freee会計については、下記の記事で詳しく解説しています。

reeeサインの特徴とメリット
freeeサインは、freee株式会社が提供する電子契約サービスで、契約書の作成から締結、保管までをオンラインで完結できます。主な特徴とメリットは以下の通りです。
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立会人型の電子署名を採用しており、契約相手がfreeeサインのアカウントを持っていなくても契約締結が可能です。
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タイムスタンプ機能が全プランに実装されており、契約の真正性と時刻の証明ができます。
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電子帳簿保存法に対応しており、紙文書の保存が不要になります。
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freee会計やkintoneとの連携が可能で、業務効率化が図れます。
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弁護士監修の契約書テンプレートが豊富に用意されており、安心して利用できます。
freeeサインの料金プラン
freeeサインは、現在4つのプランを展開しています。
それぞれのプランの料金・特徴を表にまとめましたので、こちらをご覧ください。
2024年7月1日からの改定した料金です。
項目 | Starter | Standard | Advance | Enterprise |
月額料金(税別) | 5,980円 | 29,800円 | 70,000円 | 150,000円 |
アカウント数 | 1 ※最大2追加まで | 10 | 50 | 無制限 |
追加アカウント料金 | 3,000円/月 | 1,000円/月 | 500円/月 | - |
送信数上限 | 50通/月 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
電子サイン(無料枠) | 無制限(全プラン共通) | |||
電子署名 | 200円/通(全プラン共通) | |||
SMS送信 | 100円/通(全プラン共通) | |||
文書一括作成 | - | 〇 | 〇 | 〇 |
ワークフロー | - | - | 〇 | 〇 |
SSO/IP制限/権限管理 | - | - | 〇 | 〇 |
API/Webhook利用 | 〇(全プラン共通) |
電子帳簿保存法対応のため、請求書や領収書にタイムスタンプを打って保管するプランがあるのが特徴です。
改正電子帳簿保存法の詳細はこちらをご覧ください↓

freeeサインの特徴
freeeサインの特徴について解説していきます。
電子サインと電子署名を選んで使い分けができる
これが一番のメリットだと思います。競合の電子サインソフトは、電子署名(実印契約)しかできないケースが多いです。この場合、
1通200円などの従量課金がかかります。freeeサインでも、電子署名の場合は、1通200円がかかります。
ただ、ビジネスの多くの契約行為では、実印契約が不要なケースが多いので、その場合は従量課金が不要な、電子サイン契約(認印契約)を使うことで、
契約ごとに追加料金を無くすことができます。
以下は参考記事です↓

文書保管で、電子帳簿保存対応に使える
他の電子サインソフトは、基本契約行為にしか使えません。
しかし、freeeサインでは、データで受け取った電子データの請求書・領収書をアップロードすることで、タイムスタンプを打つことができ、
電子帳簿保存法の改正に対応することができます。これは他の電子サインソフトにない大きな特徴です。
文書のひな形もテンプレートにできる
よく使用する契約書の文書などを、事前にテンプレート化できる点もfreeeサインの特徴です。
事前にテンプレートとして登録しておけば、項目に必要事項を埋めていくだけで契約書を簡単に作成することができます。
また業務委託、NDA契約など用途に応じたテンプレートを事前に登録しておけば、より効率的に契約書の作成を行っていくことが可能です。
電子署名、タイムスタンプも搭載している
freeeサインは、電子署名、タイムスタンプの機能も搭載しています。
電子署名は、契約者が仮にアカウントを持っていなかったとしても、契約締結を結ぶことが可能です。
また締結した契約書には、時刻認証事業者によってタイムスタンプが付与される仕組みになっています。そのため文書を作成した際の時刻の信頼性を担保することできます。
API連携も可能
freeeサインでは、API連携も利用が可能です。セールスフォースやkintone、zohoなどの各種CRMと連携して、
顧客詳細画面から、ワンクリックで、契約書を送付➡ 契約締結後は、その契約書リンクをCRMの顧客詳細画面に登録する。
といった運用も可能になります。
いちいち、電子サインソフトにログインして、顧客名やメールアドレスをいれて、捺印個所を設定して・・・という手間を無くすこともできますよ!
充実したサポート体制
freeeサインは、充実したサポート体制も魅力です。
検討期、導入期、運用期、それぞれに適したサポートを行っています。
【検討期】
検討期では、導入を検討している企業向けにオンライン説明会を行います。また無償トライアルの実施、電話でのサポートを受けることが可能です。
【導入期】
導入期では、freeeサインの機能説明、管理画面のレクチャーを行っていきます。またレクチャーに参加できない方向けには、別途マニュアルを作成して送付することも可能です。
【運用期】
運用期では、ユーザー、契約相手どちらのサポートも実施しています。メール、電話、チャットなどで迅速に疑問や課題を解決します。
freeeサインはこんな方におすすめ!
freeeサインは、以下のような課題を抱える企業・個人事業主におすすめです。
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紙の契約業務に時間がかかりすぎている
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押印や郵送などの物理的な手続きが非効率と感じる
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電子契約を導入したいが操作に不安がある
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契約数が増えてきて、文書の管理が煩雑になっている
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将来的な法令対応(電帳法など)に備えたい
freeeサインは、直感的に操作できるUIと、豊富な機能、そしてコストパフォーマンスの良さから、初心者にも導入しやすい電子契約サービスです。
freeeサインを導入する3つのメリット
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コスト削減
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書面契約に必要な収入印紙代、郵送費、人件費が不要になります。
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調査によれば、1契約あたり平均約2,800円のコスト削減が可能です。
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業務効率化
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契約締結までの平均時間が、2時間24分→5分39秒に短縮。
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契約作成~締結までオンラインで完結するため、手戻りや郵送ミスがゼロに。
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法令対応も安心
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電子帳簿保存法などの法規制にもしっかり対応。
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タイムスタンプや本人確認機能も完備。
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freeeサインの使い方
ここからは、freeeサインの使い方について解説していきます。
今回は、契約書の作成、契約書の受領・署名の方法の手順を説明します。
契約書の作成(テンプレートを利用したパターン)
①左上の「契約書を作成する」をクリックする。
②登録してあるテンプレートから「クイック作成」をクリックする。
③必要な情報を入力する。→右下にある「編集完了」をクリックする。
④「送り先」「メッセージ」を入力→【パスワードを設定】→「送信する」をクリックする。
⑤入力情報を確認→問題がなければ「送信」をクリックする。
契約書を受け取った時の受領・署名の方法
続いて契約書の受領、署名の手順を解説します。
※freeeサインは、相手先に確認依頼のメールが届きます。
①メールを開いて、契約書確認用のURLをクリックする。
②氏名を入力する。
③「印鑑」「会社名」「代表者」「メッセージ」の項目を入力する。
④「受領・署名する」をクリックする。
⑤「電子記録および電子署名の利用に同意する」にチェックを入れる→「送信」をクリックする
他の電子サインツールと比較
項目 | freeeサイン | クラウドサイン | GMOサイン |
月額料金(最安プラン) | 5,980円(Starter) | 11,000円(Standard) | 9,680円(契約印&実印プラン) |
送信件数上限 | 50通/月(Starter) | 無制限 | 無制限(ただし署名ごとに課金) |
追加送信料 | 電子サイン:無料、電子署名:200円/1通 | 電子署名:200円/1通 | 電子サイン:100円、電子署名:300円/1通 |
電子署名/実印対応 | 〇(200円/通) | 〇(全プラン) | 〇(実印対応) |
タイムスタンプ付与 | 全件自動付与 | 全件自動付与 | 〇(標準対応) |
API・Webhook対応 | 〇(全プラン) | 〇 | 〇 |
ワークフロー機能 | Advanceプラン以上で〇 | Businessプラン以上で〇 | 有(Enterpriseプラン) |
サポート体制 | 電話・チャット・メール | メール中心 | 電話・メール |
電子帳簿保存法対応 | 〇(機能内蔵) | △(要オプション) | 〇(法的証明機能あり) |
特に、電子サインを選んで利用でき、その際は従量課金がないのが、一番の強みです。
よくある質問(FAQ)
Q1. freeeサインでは紙の契約書は本当に不要になるの?
A1. はい。freeeサインは電子帳簿保存法に対応しており、電子データとしての契約書に法的効力があります。紙での保存義務がなくなるため、オフィスのペーパーレス化にも貢献します。
Q2. 契約相手がfreeeサインを使っていなくても契約できますか?
A2. 可能です。契約相手にfreeeサインのアカウントがなくても、メール経由で契約書を受け取り、署名・返信するだけで契約が成立します。
Q3. 利用には初期費用がかかりますか?
A3. StarterおよびStandardプランは初期費用0円で始められます。AdvanceやEnterpriseプランについては、導入支援の内容に応じて費用が発生しますので、営業担当へご相談ください。
Q4. IT導入補助金の対象になりますか?
A4. はい、freeeサインはIT導入補助金の対象サービスとして登録されている場合があります。補助金を活用すれば、導入コストを大きく抑えることも可能です。申請には支援事業者と一緒の申請が必要です。支援事業者として登録している弊社までまずはご相談くださいませ。
Q5. どれくらいのコスト削減効果がありますか?
A5. 書面契約では1件あたり送料や印紙、てまひまで約2,800円のコストがかかっていたのに対し、freeeサインを使えば1件当たり0円で済みます。収入印紙代や郵送費、人件費が不要になるため、月間で複数件の契約がある企業ほど大きなコスト削減効果が見込めます。
Q6. freeeサインのサポート体制はどうなっていますか?
A6. freeeサインでは、電話・メール・チャットによる万全のサポート体制が整っています。導入時の不明点から運用中のトラブル対応まで、丁寧にサポートしてくれます。
まとめ
今回は、freeeサインの特徴、使い方について解説しました。
freeeサインは、契約書の作成から管理までオンラインで全て行うことができます。さらに文書に関わる業務、紙の文書管理のコスト軽減が可能となります。
また検討期、導入期、運用期、それぞれに適したサポートを実施しているため、導入に不安を感じている方でも安心して利用することができます。
契約書の作成や文書管理をスムーズに行いたいと考えている方は、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
freeeサインの導入を検討するなら、公式パートナーのアーデントにご相談ください!
直接freeeサインを公式HPで契約すると、電子サイン送信件数が一定数を超えると、従量課金になりますが、弊社を通していただければ、無料送信件数は全プラン無制限になります!
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🔹ノーコード業務改善:kintone、Zoho※、楽楽販売、JUST.DB※、サスケworks
🔹コミュニケーション: サイボウズオフィス、Chatwork、LINE WORKS、zoom
🔹会計・経費管理: マネーフォワード、freee※、楽楽精算、楽楽明細、invox
🔹電子契約・文書管理: freeeサイン、クラウドサイン、Adobe Acrobat
🔹セキュリティ対策: sophos、SentinelOne、ESET、ウイルスバスタークラウド
🔹RPA・自動化: RoboTANGO、DX-Suite、Yoom※、バクラクシリーズ
🔹勤怠・労務管理: 勤革時、楽楽勤怠、マネーフォワード
🔹物流・在庫管理: ロジザードZERO
🔹教育・マニュアル作成管理: iTutor、NotePM※、leaf
🔹PBX・電話システム: INNOVERAPBX※、MOTTEL※
🔹端末管理:LANSCOPE、clomo
🔹リモートデスクトップ:RemoteOperator在宅
🔹受付ipad:ラクネコ※
など
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