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AdobeのAcrobat Signとは?機能、料金をわかりやすく解説

近年、様々な業務のクラウド化が急速に進んでおり、契約書の締結やサイン、保管・管理まで全てオンライン上で完結できるようになりました。

特にテレワークが普及してから、クラウドサービスの利活用はこれまで以上に求められるようになりました。またペーパーレスの推進の影響もあり、電子契約や電子サインを導入する企業は年々増加している傾向があります。

本記事では、Adobe社が提供しているAcrobat Signの機能や料金について詳しく解説します

Acrobat Signとは

Acrobat Signとは、Adobe社が提供している電子契約サービスです。

Adobe社は他にも「Acrobat Reader」や「Photshop」などを提供しており、日本でもソニー銀行やHITACHI、RICOHなどの大企業でも導入されています。

Acrobat Signの特徴

Acrobat Signは、電子サインと電子署名のどちらにも対応できるのが特徴です。

様々なビジネスシーンで幅広く利用されるのが「電子サイン」であり、より厳格かつ高いセキュリティが必要な文書に適しているのが「電子署名」です。

ビジネスではシーンに合わせて使い分けることが大切になりますが、Acrobat Signでは両方に対応できるメリットがあります。

 

電子サインと電子署名の違いについては、下記の記事で詳しく解説しています。

 

 

 

Acrobat Signは、「Adobe Secure Product Lifecycle(SPLC)」が採用されているため、高いセキュリティレベルの下で安心して利用できるのも魅力です

Adobe Secure Product Lifecycle(SPLC)は、ソフトウェア開発のプラクティスやプロセスなど約1,000項目のセキュリティ対策規定に基づいて作成されています。

また、MicrosoftやSalesforce、Workday等のアプリとも連携できる点もAcrobat Signの特徴です。これらのアプリと連携・統合をした上で、スムーズな電子署名やPDFの送信などの作業を行えます。

Acrobat Signの料金・搭載機能

Acrobat Signは、「Acrobat Standard DCグループ版」と「Acrobat Pro DCグループ版」の2つのプランがあります。

各プランの料金、搭載機能は下記のとおりです。

Acrobat Signの料金プラン
プラン名 Acrobat Standard DCグループ版 Acrobat Pro DCグループ版 Acrobat Sign
料金(年額プランを選択した場合) 1,848円/月(税込) 2,068円/月(税込) 4,269円/月(税込)
主な搭載機能 ・文書を送信して署名を依頼する(回数は無制限)

・署名のステータス管理とリマインダー送信

・PDFの書き出し、編集、変換

・Microsoft 365との連携

・PDFのコピーや改変を防ぐパスワード保護

 

・文書を送信して署名を依頼する(回数は無制限)

・署名のステータス管理とリマインダー送信

・PDFの書き出し、編集、変換

・Microsoft 365との連携

・PDFのコピーや改変を防ぐパスワード保護

・スキャンした文書を検索や編集が可能なPDFに変換する

・2つのバージョンを比較して変更箇所を表示する

・アクセシビリティ標準に対応したPDFを作成、検証する

・PDF内の機密情報を完全に削除する

Acrobat proに加えて

・ワークフローデザイナーによる一貫性のあるプロセス

・高度なロールとルーティング

・一括送信

・署名と同時に決済を実行

・カスタムブランディングの追加

など

Acrobat Standard DC、Acrobat Pro DCのどちらかであれば、月額2,000円前後で、従量課金なしの利用が可能です。

2つのプランの搭載機能を比較すると、Acrobat Pro DCの場合、PDF内の機密情報を墨消しした状態にする機能やスキャンした文書を検索や編集が可能なPDFに変換する機能など、より精度の高い機能を利用できます。

なお、グループ版は、法人向け商品で、複数メンバーで、契約した電子契約書を共有したり、アカウントを管理したりできます。

なお、年間150通を超える場合は、Acrobat Signの契約が必要となります。150通を超える部分については、1通480円~、別途お見積もりとなります。

Acrobat Signのメリット

Acrobat Signは多彩な機能を搭載しているため、企業にとっても大きなメリットを得られます。

ここではAcrobat Signのメリットについて解説します。

メリット①業務の効率化や生産性アップにつながる

Acrobat Signを導入するメリットは、業務の効率化や生産性アップに繋がることです

Acrobat Signはモバイル版での提供も行っているため、パソコンやスマートフォンなどでも利用できます。また、MicrosoftやSalesforceなど他のアプリとも連携できるので、よりスムーズな電子サインや署名、PDFの送信などの作業を行えます。

特にMicrosoft 365やTeamsなどを普段から利用している場合、直接文書の送信や署名ができるようになるためより便利に感じるでしょう。

メリット②印紙代や印紙税などを削減できる

Acrobat Signを導入することで、印紙代や印紙税なども削減できるようになります

特に契約書を交わす機会が多い企業にとっては、紙の契約から電子契約に切り替えることによって、印紙代や印紙税だけではなく、保管コスト全般(保管場所や人員による管理の手間など)も削減できるでしょう。

メリット③従量課金がない(年間150通まで)

adobeのAcrobat signは、1アカウントあたり年間150通までは、従量課金部分がありません。そのため、少人数で、電子契約ツールを使いたい場合に、最適です。

メリット④連携できるツールが多い

kintoneやMicrotsoft365、salesforceなど連携できるツールが多いのがアドビAcobat signの特徴です。

 

まとめ

今回は、Adobe社が提供しているAcrobat Signの機能、料金について解説しました。

Acrobat Signは世界中で導入されている実績があり、「Acrobat Standard DC グループ版」か「Acrobat Pro DCグループ版」であれば、月額2,000円前後で重量課金もなく利用できます

業務の効率化や保管コストの削減にも繋がるメリットがあるので、ぜひ導入を検討してみてください。

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