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WPS Office2とは?Microsoft互換オフィスでコスト大幅削減に!

WPS Office イメージ画像

仕事で必須のソフトとしてよく名前が挙がるWord、Excel、PowerPointですが、これらとほぼ同じ機能をより手軽な価格で使えるものがあることをご存知でしょうか。

それが今回ご紹介するWPS Office2です。

WPS Officeは、Microsoft Officeに非常に近い操作性とファイル互換性をもっており、違和感なく、Microsoft officeの感覚で利用できます。またMicrosoft Officeよりも低価格で利用することが可能です。

本記事では、WPS Officeの特徴や料金、Microsoft Officeと比べてどれだけのコスト削減ができるのか、この点を詳しく解説していきます。コストの削減を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

WPS Officeとは

WPS Office(ダブルピーエスオフィス)とは、日本のキングソフト株式会社が販売・サポートを行っている製品です。

WPSの名前の由来は、構成されているソフトの「Writer」「Presentation」「Spreadsheets」の頭文字です。

もともと「KINGSOFT Office」「KSOffice」という名称でしたが、日本では2016年に「WPS Office」という名称で統一されるようになりました。

WPS Officeは、11年連側でオフィス互換ソフト売上本数No.1という実績を誇っています。2020年6月のメジャーアップデートによって現在は「WPS Office2」としてサービスを提供しています。

WPS Office2

 

WPS Office2は、下記の4つのソフトを搭載しています。

  • WPS Writer(文書作成のWORD互換ソフト)
  • WPS Presentation(プレゼンテーション作成のパワーポイント互換ソフト)
  • WPS Spreadsheets(表計算のエクセル互換ソフト)
  • WPS PDF(PDF閲覧専用ソフト)

WPS Officeは、Microsoft Officeで作成したファイルとの互換性が高い点が特徴です。さらにパソコンやスマートフォン、タブレットなどデバイスを問わずに利用できます。

個人向けWPS Office2のプランを解説!

WPS Office2は、4種類のエディションがあります。

料金や機能を下記の表にまとめましたので、ご覧ください。

WPS Office エディション 比較表
プラン名 Personal Edition Standard Edition Gold Edition Platinum Edition
料金(税別) 4,190円 5,690円 7,390円 9,990円
Writer
Presentation ×
Spreadsheets
PDF
VBA機能 × ×
フォント 基本フォントのみ 基本フォントのみ 基本フォント

特別フォントが12種類

基本フォント

特別フォントが28種類

特徴 用途が限定されている方向け 最低限必要な機能を搭載している 一番人気のプラン ポスター、カードの作成などでデザイン性を重視した作業を行いたい方向け
最新価格 PersonalEdition
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Standard Edition
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Gold Edition
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Platinum Edition
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どのエディションも一度購入すれば永続的に利用が可能な買い切り型となっています。また30日間の無料お試し期間もあります。

各エディションの特徴について解説します。

Personal Edition

Personal Editionは、4,190円(税込)で購入可能です。

文書作成や表計算など用途が限定されている方向けのエディションであるため、Presentationのソフトは搭載していません

Standard Edition

Standard Editionは、5,690円(税込)で購入可能です。

最低限必要な機能を搭載しているエディションですが、特別フォントやVBAは使うことができません。

Gold Edition

Gold Editionは、7,390円(税込)で購入可能です。

一番人気のプランであり、特別フォントを12種類使用できます。さらにVBA機能を使うことができます

Platinum Edition

Platinum Editionは、9,990円(税込)で購入可能です。

VBA機能に加えて、特別フォントを28種類使用できます。こちらはポスターやカードの作成などデザイン性を重視した作業を行いたい方向けです。こちらは公人向けのWPS office2と同等の機能になっています。

 

法人向けWPS office2について

WPS office2には、法人向けのサービスもあります。ここでは、個人向けとの違いをご説明いたします。

法人向けWPS office2の料金(1アカウントあたり)

期間 月額版 1年版 3年版
料金(税別) 500円 5,280円(月換算440円) 12,480円(月換算346円)

法人向け版は、買い切りではなく、サブスクリプション型になっています。

法人向けWPS office2の4つのメリット

1.豊富な機能機能 VBAと特別フォント33書体がついています。個人向けだとPlatinum Editionを超える内容になっています。
2.常に最新プログラム WPS officeは定期的にアップデートしていきますが、買い切り版だと、アップデートはありません。法人向けなら、常に最新バージョンが利用できます。
3.法人専用サポート窓口 法人専用のサポート窓口があり、使い方や不具合などのサポート対応をしています。従業員の様々なわからないは、こういった専用サポート窓口に直接聞いてもらうことで、IT部門の負荷を減らすことができますね。
4.ライセンス管理システム 法人アカウントの場合、シリアルの管理機能が付いています。例えば、PCを廃棄したときに、きちんと解除せずに廃棄してしまったりとか、人が辞めて、新しいPCにアカウントを乗せ換えるときとか、管理画面があれば、適切にライセンスを割り振りができます。

買い切りの場合、シリアルがわからなくなって、買いなおすなんてことも。。。wps-office2管理画面

 

WPS Office2とMicrosoft Office 365を比較!

ここからは、WPS OfficeとMicrosoft Office365 を比較していきます。

※WPS OfficeはPlatinum Edition、Microsoft 365はBusiness Standardのプランでの比較となっています。

項目 WPS Office2 法人向け Microsoft 365(Apps for business)
料金(税別) 500円/月 900円/月
ワープロ機能 Writer Word
表計算機能 Spreadsheets Excel
プレゼンテーション機能 Presentation PowerPoint
メールソフト × Outlook
コラボレーション機能 × Teams
データベース × Access
クラウドストレージ × 1TB

microsoft365の方が、やはり料金は高いですが、機能は豊富です。デスクトップのファイルが自動的にクラウドにアップされ、バックアップもとってくれますので。

Microsoft 365の特徴や料金プランは、こちらの記事で詳しく解説しています↓

 

メールソフトはGmailを使っていて、outlookは使わない、Accessもいらないという使い方であれば、WPS Office2の方がコストが下がるので、おすすめです。

 

 

年間換算でどれくらいコストを削減できる?

Microsoft 365(Apps for business)の場合、サブスクリプション型のため1年換算で10,800(税別)の料金がかかります。

一方、WPS Office(Platinum Edition)は6,000円(税別)/年で購入可能ですので、1年あたり4,800円のコスト削減になります。

さらに、WPS office2法人向けには3年版があります。3年で比較すると以下のようになります。

Microsoft 365(Apps for business):32,400円(税別)/3年

WPS Office2 法人向け:12,480円(税別)/3年

ということで、3年だと19,920円(月換算553円)のコスト削減になります。

メールやグループウェアを使う機会がなく必要最低限の作業(文書作成や表計算など)ができれば良いという方は、WPS Office2の方がお得です。

 

WPS office2の互換性はどのくらい?

同じファイルをエクセルとWPS office2で開いて、どのくらい差があるかを確認してみましょう!

エクセルの場合

EXCELの場合

 

WPS Office2の場合

WPS office2

はっきり言って、こういった文字や簡単な画像等による書類系で言うと、差がわからないと思います。

文字化けも何一つありません。

 

WPS Officeのメリット

WPS Officeの主なメリットについて解説します。

値段が安い!

WPS Officeのメリット一つ目は、Microsoft365と比較して値段が圧倒的に安い点です。

WPS Officeは、どのエディションを選択したとしても1万円以内で購入できますが、Microsoft の場合はサブスクリプション型でも年間で1万円以上は必ずかかってしまいます。

サポート体制が充実している

サポート体制が充実している点も、WPS Officeのメリットの一つです。

WPS Office よくあるお問合せ

Chat Botの機能もあるため、24時間365日問い合わせが可能となります。パソコンの操作に慣れていない初心者の方にとって、このようなサポート体制は非常に助かります。

動作が軽いという声が多い

WPS Officeの場合、Microsoftよりも動作が軽いという意見が多いです。この点もメリットの一つになります。

動作が軽い分、業務をスピーディーに進められますし、パソコンへの負担も少なくできます。

WPS Officeのデメリット

WPS Officeのデメリットについても解説します。

メールソフトが入っていない

WPS Officeのデメリット1つ目は、メールソフトが入っていない点です。

WPS Officeは、MicrosoftのOutlookのようなメールソフトはありません。メールを利用したい場合は、メールソフトやメールアドレスの取得の手間が別途かかってしまいます。

VBAの相互性は100%ではない

Gold Edition、Platinum EditionはVBAの機能も使用できますが、相互性が部分的な点もデメリットです。

VBAや関数を頻繁に利用する人にとっては、Microsoftでの利用の方が安心して利用できます。

使えるフォントが限られている

Microsoftと比較して、使用できるフォントが限られている点もWPS Officeのデメリットの一つです。

WPS Officeでは、たとえば「メイリオ」「游書体」「MS」などは代替フォントとして表示されます。普段Power Pointを利用している人にとっては、違和感を感じてしまうかもしれません。

文字フォントのデザイン的なところにこだわる場合は、micorsoft365の方がおすすめです。

 

まとめ

今回は、WPS Officeの特徴や機能、Microsoft Officeと比べてどれだけのコスト削減ができるのかを解説しました。

Microsoft 365(Apps for business)を利用するよりも、WPS Office2 法人向けを購入して利用をすれば、年間で6,000円、3年で19,920円ほどコストを抑えることができます。

 

WPS Office2は、Microsoft Officeに近い操作性と高いファイル互換性がありますし、なんといっても低価格で利用できる点が最大の魅力です!

自社でのオフィスソフトを利用する機会が少ない、文書作成や表計算ソフトが最低限使えれば問題ないという方はWPS Officeを使った方がお得になるケースもあります。

コストの削減を考えている方、WPS Officeの導入をこれから検討したい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。また、WPS office2では、30日間のデモ利用が可能です。この間に、関数や使い勝手、エクセル等との互換性を確認してからの導入をおすすめいたします。

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なお、
弊社ではgoogle workspace、micorsoft365、WPS office2のサービスを比較してご提案をしております。どのサービスが御社に最適なものか、お話を聞いてご提案させて頂きますので、まずはお問合せ下さいませ。

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※「WPS office2の記事を見た」とお伝え下さい。

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