楽楽債権管理とは?IT導入補助金の対象?
債権管理業務では、請求データと入金データを目視で照合する手間がかかったり、請求額と入金額に差異が生じた際の処理が複雑になったりなど、さまざまな課題が発生します。こうした課題を解決するためにおすすめのサービスが 「楽楽債権管理」 です。
本記事では、楽楽債権管理の概要や搭載されている主な機能、メリットについて解説します。また、楽楽債権管理がIT導入補助金の対象となるのか、今後対象となる可能性があるのかについても解説します。ぜひ最後までご覧ください。
楽楽債権管理とは
楽楽債権管理とは、株式会社ラクスが提供する債権管理業務を効率化するクラウド型のシステムで受け取った請求書をデータ化。銀行データと自動で突合せをする際に使えるシステムになっています。
本サービスは2025年7月1日から提供されており、銀行から取得した入金データと請求データを自動で照合し、消込作業を自動化できます。これまでExcelや目視で行っていた煩雑な手作業を削減し、債権管理業務の効率化と月次決算の早期化を実現できます。
また、請求額と入金額に差異がある場合や、振込依頼人名が請求データと異なるケースなど、複雑な状況にも柔軟に対応できる点も特徴です。
楽楽債権管理はIT導入補助金の対象?
楽楽債権管理は、IT導入補助金の対象ツールとして明確に掲載されている情報は確認できません。(2025年10月時点)
ただし、同じラクス社が提供する楽楽販売や楽楽明細、楽楽精算などのサービスは IT導入補助金の対象となっているため、これから追加される可能性は十分に考えられます。


楽楽債権管理の料金
楽楽債権管理の初期費用は100,000円(税抜)、月額費用は20,000円(税抜)~となっています。
楽楽債権管理の機能
楽楽債権管理には、入金消込業務を効率化するための機能が標準搭載されています。ここでは主要な機能を6つ紹介します。
①入金データの自動取得、自動照合・一括消込
楽楽債権管理では、複数の銀行から取得した入金データと請求データを自動で照合し、一括で消込処理をおこなえます。本社が支店分の売上をまとめて入金する場合など、グループ単位の入金にも柔軟に対応することが可能です。
②個別消込
一括消込だけでなく、取引単位・入金明細単位での個別消込も可能です。1件の請求に対して複数回分割で入金がある場合など、請求額と入金額が一致しないケースでもスムーズに処理できます。
③誤差許容金額の設定
楽楽債権管理では取引先ごとに誤差許容金額を設定でき、許容範囲内の誤差がある場合は自動照合することが可能です。たとえば、取引先が銀行振込手数料を差し引いて入金した場合でも、自動消込で処理できます。
④消込・仕訳データ出力
消込結果を元に仕訳データを自動生成し、任意のフォーマットでCSV出力することができます。会計ソフトとの連携が容易になり、月次処理や決算業務などを効率化することが可能です。
⑤請求残高の検索
売上計上日や支払期日などの条件から請求残高を簡単に検索できます。督促リストを自動で作成できるため、未入金への対応もスムーズです。
⑥入金ステータス管理
入金ごとに、消込済み・未消込・前受金・仮受金などのステータスを一覧で管理できます。消込状況を目視で確認する必要がなくなり、入金管理の精度とスピードが向上します。
楽楽債権管理のメリット
続いて、楽楽債権管理のメリットについて解説します。主なメリットは下記の3点です。
●入金消込作業の時間を削減できる
●未消込・滞留債権の確認が容易になる
●ミスの発生を抑制できる
それぞれ解説します。
入金消込作業の時間を削減できる
楽楽債権管理を利用すれば、これまで目視やExcelで行っていた入金消込作業を自動化できるため、担当者が費やしていた作業時間を大幅に短縮できます。一括消込や自動照合などの仕組みにより、日々のルーティン作業が効率化され、作業負担が軽減されます。
その結果、経理担当者が本来注力すべき「分析・改善業務」へ時間を割けるようになり、業務全体の生産性向上にもつながります。
未消込・滞留債権の確認が容易になる
楽楽債権管理では入金ステータスがリアルタイムで可視化されるため、未消込や滞留債権の状況をすぐに把握できます。月末〜月初に作業が集中しがちな入金消込業務を平準化でき、月次決算の早期化にもつながります。
また、経営層が必要とする財務情報をより早く、正確に把握できる点も大きなメリットです。
ミスの発生を抑制できる
手作業による照合は、金額の見間違いや入力の誤りなど、ヒューマンエラーが発生しやすいものです。楽楽債権管理では、自動照合・誤差許容設定・データ自動出力などの機能により、こうしたミスの発生を大幅に抑制できます。作業の正確性や業務品質の向上にもつながるでしょう。
まとめ
今回は、楽楽債権管理の概要や搭載されている主な機能、メリットについて解説しました。楽楽債権管理の主なメリットは下記の3点です。
●入金消込作業の時間を削減できる
●未消込・滞留債権の確認が容易になる
●ミスの発生を抑制できる
債権管理を効率化したい、月次決算の早期化を進めたい企業は、ぜひ導入を検討してください。
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