LMSのLeafとは?メリット・デメリットを徹底解説
近年、社員研修や社員教育を実施する際に「LMS(学習管理システム)」を利用する企業が増えています。LMSを利用すれば、研修を受講する従業員は学習の進捗状況をリアルタイムで把握でき、管理者側も受講生の学習状況を管理しやすくなります。
今回紹介する「Leaf」は、様々な利用シーンに応じて柔軟に利用できるLMSです。本記事では、Leafの搭載機能や特徴について詳しく解説します。Leafのメリット・デメリットも解説しますので、参考にしてください。
Leafとは
Leafとは、株式会社インソースが提供しているLMSのことです。Leafは、1,000名以上の大規模なeラーニングに適したシステムとなっており、同時アクセス数は無制限となっています。
Leafでは、全社の教材を統合管理し、特定の対象者へ教材を配信することが可能です。Leafは人事担当者の声や意見を積極的にシステムに反映しており、人事業務でよくある課題を解消できるシステムとなっています。
Leafの基本機能
Leafは企業研修をサポートする機能が多く搭載されています。
代表的な機能をまとめましたのでご覧ください。
機能名 | 内容 |
eラーニング | 動画やPowerPoint、PDFをアップロードするだけで簡単に配信をスタートできる |
研修管理 | 受講者のリスト作成や受講案内、出欠管理などを行える。集合型研修・Zoom等でのWeb研修のどちらにも対応可能 |
課題・テスト | 確認テストやアンケート、レポート、社内調査などが可能 |
社員管理 | 組織構造に合わせた権限設定が可能 |
講座・受講者管理 | 研修やeラーニング、アンケート、受講者情報を一元管理する |
事務連絡 | 自動メール・自動リマインドによる事務連絡。全社・特定の人にお知らせを配信することも可能 |
受講管理 | 誰が・どの講座を・何回受講したか等を自動記録する |
システム連携 | シングルサインオン(SSO)や基幹システムとのデータ連携 |
Leafのオプション機能は30種類以上あり、企業の教育運用に合わせて機能を拡張することもできます。
Leafの料金
Leafには「ASP(クラウド)版」と「イントラネット(オンプレミス)版」の2つのプランがあります。
ASP(クラウド)版の月額料金は以下の通りです。
ASP(クラウド)版の料金 | |
~50ID | 17,875円(税込) |
~100ID | 30,250円(税込) |
~300ID | 74,250円(税込) |
~500ID | 96,250円(税込) |
~1000ID | 126,500円(税込) |
~2000ID | 209,000円(税込) |
~3000ID | 247,500円(税込) |
イントラネット(オンプレミス)版の基本利用料金は、一式で22,000,000円(税込)となっており、ASP版のほとんどの機能を利用できます。イントラネット(オンプレミス)版は、長期間利用する場合や、自社のセキュリティデータを適切に管理したい場合などにおすすめです。
Leafは30日間無料で利用できるため、一度操作感や利用できる機能を確認してから導入を検討するのがおすすめです。
Leafのメリット
続いて、Leafのメリットについて解説します。
運用コストを気にせずに社員教育を行える
LMSの多くは、格納するデータ容量やログイン数などに応じて料金が決まる「従量課金制」を採用しています。Leafは月額固定料金制となっているため、容量の大きい動画を何度も配信したり、eラーニングを何度も実施したりしても料金は変わりません。
1,000人以上の大規模の利用であっても安く利用でき、運用コストを気にせずに社員教育を行えます。
サポート費用が無料
Leafは、ヘルプデスク利用料などのサポート機能が基本利用料に含まれています。そのため、サポート関連の追加費用は一切発生しない仕組みとなっています。
不明点があれば、電話やメールなどでいつでもサポートを受けられるため、運用に不安を感じている企業でも安心して利用できるでしょう。
企業独自のカスタマイズが可能
クラウド版のシステムやクラウドサービスは、企業ごとにカスタマイズすることが難しいのが一般的です。Leafには豊富なオプション機能が用意されているため、クラウド版であっても自由にカスタマイズできます。
特にテスト・アンケート結果の分析等を自動化できる「Excelマクロツール」や、基幹システムとの「人事データ自動連携」、70言語の字幕・テロップを自動で追加する「Leaf Translator(リーフ トランスレーター)」などのオプション機能が人気を集めています。
Leafのデメリット
Leafは豊富なオプション機能が魅力ですが、選択肢が豊富にある分どの機能を搭載すればよいのか迷うケースが多く見られます。無駄な機能を実装しないように、初期段階でどのような目的で利用するのか、どの機能が必要なのかを明確にすることが重要です。
Leafは、IT導入補助金の通常枠で申請可能!
Leafは、IT導入補助金の通常枠で申請できます!
IT導入補助金の概要やスケジュール、2023年からの変更点などを下記の記事で詳しく解説しています。IT導入補助金の詳細は、こちらをご覧ください。
IT導入補助金の通常枠とは?
IT導入補助金の通常枠は、中小企業・小規模事業者等が対象者となっています。
補助対象は、以下の3つです。
通常枠の補助対象 | |
①ソフトウェア | ソフトウェア購入費、クラウド利用料(最大2年分) |
②導入関連費(オプション) | 機能拡張やデータ連携ツールの導入、セキュリティ対策実施に係る費用 |
③導入関連費(役務の提供) | 導入コンサルティング、導入設定・マニュアル作成・導入研修、保守サポートに係る費用 |
通常枠の補助率・補助額は以下の通りです。
通常枠の補助率・補助額 | |
補助率 | 1/2以内 |
補助額 | 【1プロセス以上】5万円以上150万円未満
【4プロセス以上】150万円以上450万円以下 |
下記のページでIT導入補助金の通常枠の活用事例や、申請・導入までのフローなどを説明しています。こちらも参考にしてください。
LeafはIT導入補助金でどれくらいお得に導入できる?
Leafは、IT導入補助金の対象となっていますが、ツールの分類としては、共P-05というものになります。
IT導入補助金では以下のようにツールを分類しており、汎用プロセスのみでは申請できないというきまりがあります。
項目 | プロセス名 |
業務プロセス | 顧客対応・販売支援 |
決済・債権債務・資金回収 | |
供給・在庫・物流 | |
会計・財務・経営 | |
総務・人事・給与・労務・教育訓練・法務・情シス | |
業種固有プロセス | |
汎用プロセス | 汎用・自動化・分析ツール |
そのため、例えばGoogle WorkspaceやMicorosoft365、Adobe acorbatなどを申請したい場合「顧客対応・販売支援」や「決済・債権債務・資金回収」などのソフトウェアの導入を検討する必要があります。
しかし、Leafは共P-05という総務・人事・給与・労務・教育訓練・法務・情シスプロセスに該当するため、これ単体でも申請できますし、他に入れたいツールがある場合のメインツールにすることも可能です。
実際に受け取れる補助額は、1/2になりますので、最低料金の50ID以下の場合16,250円(税別)×24カ月で390,000円。この半額195,000円の補助を受けることができます。
まとめ
今回は、Leafの搭載機能や特徴について詳しく解説しました。
Leafには、企業研修をサポートする機能が多く搭載されており、企業に合わせてカスタマイズすることも可能です。社員研修の管理を効率的に行いたい、質を高めていきたいと考えている企業は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
弊社ではIT導入補助金の支援事業者を行っており、Leafを補助金を使ってご提案が可能です。その他数多くのITツールを販売しておりまして、以下のメリットがあります。
①2ツール以上契約する場合、基本はすべて3%公式価格からお値引き
②IT導入補助金を使って、料金を大幅に削減した導入が可能
③導入のサポートも補助金にいれられますので、導入の勉強会やコンサルティング費用も補助金を使ってコストを抑えることが可能
お問い合わせはこちら⇒ 株式会社アーデント 03-5468-6097
※「leafの記事を見た」とお伝え下さい。
leafお問い合わせフォーム
必要な項目のすべてをご入力いただき、「アーデントに問い合わせる」ボタンをクリックしてください。必須のついている項目は必須入力項目です。
株式会社アーデントは、IT導入補助金の支援事業者を行っております!
アーデントからIT導入補助金を使ってクラウドツールを導入するメリットは以下の通りです。
メリット①対象ツールを2年間、半額、もしくは1/4で利用可!
メリット②会計、経費精算、請求書処理、受発注ツール導入なら、PCやタブレットの購入も補助が受けられ半額!
メリット③補助期間終了後は、公式価格よりお値引き!
メリット④各種IT活用、DX、保守サポートでより貴社のIT化を促進、生産性を向上します!
【弊社取り扱いクラウドツール】
GoogleWorkspace※、Microsoft365、JUST.DB、kintone、サイボウズオフィス、chatwork、LINEWORKS、マネーフォワード、freee、楽楽精算、楽楽販売、楽楽勤怠、freeeサイン、クラウドサイン、勤革時、OASIS、zoho、GMOトラストログイン、バクラクシリーズ、カスペルスキー、ESET、ウイルスバスタークラウド、NotePM、RoboTANGO、Adobe Acorbat、leaf、ロジザードZERO、DX-Suite、LANSCOPE、iTutor、INNOVERAPBX、MOTTEL※、yoom※など
※こちらのツールは補助期間終了後の値引不可
また、上記以外のツールも取り扱いできるものが多々ありますので、一度ご相談ください。
IT導入補助金2025の詳細、お問合せはお電話頂くか、以下の記事を御覧ください↓
IT導入補助金お問合せ:03-5468-6097
以下の動画では、採択のポイントや申請にあたっての注意点などを詳しく解説していますので、
あわせてご覧ください!