初めて賃貸事務所を借りる方向けの注意点 まとめ
オフィスの必要な広さを把握しよう!
住宅と異なり、初めてオフィスを借りる場合、必要な最適面積を把握するのは、けっこう大変です。気に入って見に行ってみたら、「あれ、こんなに狭かった!」もしくは「こんなに広いスペース要らないなあ」といったことが多いです。
例えば、机5台、ミーティングスペースを置くとなると、何平米必要か、答えられますでしょうか?
経験がないとなかなか難しいと思います。
ちなみに、正解は以下のようになります。
1人6平米×5台+ミーティングスペース10平米=40平米
ということで、物件としては、40平米くらいの物件を探すとちょうどいいでしょう。
詳しくはこちらで解説しています↓
賃貸オフィスの借り方:いいオフィスを見つけたければ、正しい最低必要面積を確認しよう!
初期費用を払っても大丈夫か、自分はいくら支払えるか確認しよう!
オフィスを借りるときは、住宅を借りるときよりも初期費用が多くかかります。それらを払っても、大丈夫か?事業を継続できるかどうかを確認する必要があります。
以下、オフィスを借りるときにかかる初期費用の一例です。
<賃料15万円、面積10坪、保証金6ヶ月のオフィスを借りる場合>
保証金 90万円
前家賃 15万円
仲介手数料 15万円
保証会社保証料 15万円
火災保険料 2万円
合計 137万円
これに以下の費用もかかってきます。
家具購入費用 45万円(5人分デスク・椅子とミーティングセット、パーテーション等)
PC購入費用 50万円(5台、ルーター等)
ビジネスホン 10万円(5台分)
合計 105万円
不動産と合わせると、オフィスを使える状態にするためには、約250万円くらいかかるわけです。
これが払えるかどうか?また、払った後に手元現金がいくら残るのかを計算しておきましょう!
借りるまでの流れを把握しよう!
物件を借りるまでの流れと目安のかかる日数は以下のようになります。
1.物件探し&問い合わせ 0日
2.内見 7日後
3.申し込み 7日後
4.審査 14日後
5.入金 20日後
6.契約 30日後
7.契約開始日以降入居 40日後
ということで、物件探しを始めてから入居までは、目安で1ヶ月と10日後くらいになります。
また、敷金・保証金等のお金の支払いは契約の前日までの支払いになるので、それまでに支払ができるように体制を整えておきましょう。
事業計画書を用意しよう!
開業時にオフィスを借りる場合、審査をしようにも、決算書がない状態で審査が難しいです。そのため、審査で事業計画書の提出を求められることが多いです。
審査を迅速にすすめるためにも、事業計画書は作っておくようにしましょう。
不動産審査で使う事業計画書は、A4で1~2ページくらいの簡易なもので大丈夫です。また、利益計画等の収支部分はいりません。誰が?どんな事業で、誰に販売をしていくのか、実績はあるのか?などがわかるもの。また代表者の経歴書が必要となります。
物件探しは、プロに任せよう!
いろいろと書いてきましたが、根本的にオフィスの場合、ネットで探すのがかなり大変です。なぜなら、WEBに出せない物件が数多くあることと、WEB上の情報は古くて、実際にはもう空いていない物件が数多く掲載されているからです。
アットホームやホームズ等にも載っている物件情報は、全体を100とすると、アットホームで50くらい。ホームズは20くらいしか掲載されていません。
弊社であれば、オフィス専門のデーターベースを持っており、WEBにでいていない物件も含めて、100すべての物件情報を提案可能です。
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株式会社アーデント 代表取締役。2006年にオフィス専門不動産会社アーデントを創業。その後、オフィス賃貸仲介、ワークプレイス作りに10年以上携わり、合計500社以上のオフィス移転をサポート。2018年よりクラウドPBXを中心にネットワーク、通信分野を専門に400社以上の電話、ネット環境づくりをサポート。2022年より100以上のクラウドサービスの販売を開始。
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