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契約前に入金を求められたけど大丈夫?!~不動産賃貸の一般的な取引の流れについて~

メモ

ご契約の前に「契約金の入金」を求められることについて

なんで?と思われるお客様が多いので、今回はそこについてご説明をさせて頂きます。

一般的な取引の場合、 「契約と同時に入金」が大原則です。

これは、不動産売買の場合には、上記の対応を行っております。

同じ日、同じ時間に銀行や不動産会社に集まって、司法書士立会の元、
決済を行い、鍵も入金確認後にお渡しし、その足で、司法書士は法務局に登記へ行きます。

しかし、賃貸の場合は、こういうことは基本的に行いません。

賃貸契約の場合、

 1.契約の前日までに入金
   ↓
 2.契約
   ↓
 3.契約開始日の直前に鍵引き渡し
 
という流れをとります。

そうなんです!基本的に署名・捺印をするまえにお金を振り込んでもらうんですね。
 

契約前に入金する理由

契約金を現金で持ってきてもらうのが大変だから

多いときは数百万円にもなる契約金を手で持ってきてもらうのは大変です。
受け取る方も数えたり、銀行に入金にいくのが大変ですし、支払う方も心配ですよね。

契約に貸主が立ち会わないから

賃貸契約の場合、通常貸主は契約に立ち会いません。
不動産屋と借主様とのやりとりで完了してしまいます。

そのため、当日現金を持ってきてもらっても、
受け取る貸主はいないんですね。

通常、鍵は不動産屋に預けているため、
契約前に貸すという意思表示を貸主はすでにしているとも考えられます。

キャンセルは借主からが多いから

ご契約がキャンセルになる理由は圧倒的に借主からが多いです。
貸し主からのキャンセルというのはほとんどききません。
そのため、先に借主に入金をしてもらって、意思を確認してからで
ないと鍵がお渡しできません。

主な理由はこんなところでしょうか。

通常、契約の前日までに契約金の入金が必要となります。

もし、ご心配なようであれば、契約当日に現金をもっていくという方法も可能だと思います。

気になるようであれば、不動産屋に相談してみてください!

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