IT導入補助金2023の採択率は?採択率を上げるポイントを解説
IT導入補助金とは、様々な経営課題を解決するためのITツール導入をサポートする補助金のことです。
※最新のIT導入補助金2024の概要やスケジュール、補助対象などについてはこちらをご覧ください。
様々な企業がIT導入補助金の申請を行っているものの、不採択になっている企業も一定数あります。実際の採択率がどれほどなのか、気になる方もいるのではないでしょうか?
そこで本記事では、IT導入補助金2023の採択率について解説します。採択率をアップさせるためのポイントも解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
IT導入補助金2023の採択率
IT導入補助金2023の採択率を枠ごとに表にまとめましたのでご覧ください。
枠 | 通常枠 | デジタル化基盤導入枠 | セキュリティ対策推進枠 | |||
類型 | A類型 | B類型 | デジタル化基盤導入類型 | 複数社連携IT導入類型 | 商流一括インボイス対応類型 | – |
締切 | 8次締切分 | 13次締切分 | 3次締切分 | 5次締切分 | 8次締切分 | |
採択率(申請数) | 77.3%(2,001件) | 56.8%(44件) | 75.4%(3,034件) | 100.0%(1件) | 0.0%(0件) | 81.8%(22件) |
表の通り、全体的に70~80%程度の採択率となっていますが、通常枠(B類型)は56.8%とやや低くなっています。
また、通常枠(A類型)の申請数は2,001件、デジタル化基盤導入枠( デジタル化基盤導入類型)の申請数は3,034件となっており、多くの申し込みがあったことが分かります。
採択結果の発表時期
IT導入補助金の採択結果の発表は、申し込み締め切りから約1カ月後です。補助金の公募期間終了後の審査を経て、採択されるかどうかが決まります。
交付が決定した事業者には、事務局から「交付決定通知」のメールが送られます。自社の採択結果は、IT導入補助金のホームページから確認することが可能です。
IT導入補助金が不採択になる4つの理由
IT導入補助金が不採択になる主な理由は、以下の4つです。
IT導入補助金が定める要件に該当していない
そもそもIT導入補助金で申請対象になっている事業者は、飲食や宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業や、製造業や建設業等を含む中小企業・小規模事業者などです。これらに該当していない場合、不採択となるため注意する必要があります。まずは、自社の業種や組織形態が対象となっているのかを公式サイトから確認するようにしましょう。
またIT導入補助金では、ソフトウェア購入費やクラウド利用料、導入関連費等の経費が申請対象となっていますが、これらに該当しない経費は対象外となります。
申請書類の内容に不備がある
申請書類の内容に不備がある場合も不採択になりやすいです。IT導入補助金の申請書類は入力項目が非常に多く、提出書類も複数あるため、入力間違いや入力漏れ、入力情報の不一致などが起きやすくなります。
そのため、申請書類を作成する際には複数人でダブルチェックするなどミスが起きないようにする体制を作ることが重要です。
業績が著しく悪い
例えば資本金が100万円の企業で、1000万円以上の赤字が出ている場合など、採択されないかもしれません。 業績も審査ポイントになります。
ITツールに対して、コンサルティング費用やサポート費用が適切な金額を超えて高額
月額5000円のITサービスに対して月額10万円の保守サポートがある場合などは、採択されない可能性が高まります。明確な基準は公開されていませんが、ITツールの代金に対して、あまり高額すぎない保守サポート、コンサルティング費用にとどめることがポイントになります。
IT導入補助金が採択されても交付されないケースも
IT導入補助金が採択されたとしても、交付されないケースがあります。たとえば、以下のケースは事務局から規定から外れた行為としてみなされるため注意が必要です。
●申請した内容とは異なるITツールを導入する
●ITツールの費用を支払う際にポイントやクーポンを使う
●事業の実績報告が決められた期間内に行われなかった
IT導入補助金の採択率を上げるためのポイント
IT導入補助金の採択率を上げるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
審査項目に沿った書類を提出する
採択率を上げるには、まずは申請要件を満たした上で人的なミスがない書類を作成する必要があります。さらに、審査項目に沿った内容で現実的なプランを記載することが重要です。
このような書類を作成する難易度は非常に高く、手間・時間がかかるため、専門家の力を借りながら進めると良いでしょう。
自社の課題解決につながるツールを選定する
IT導入補助金では自社の課題を記載する項目があります。課題を解決するためになぜそのツールが必要になるのか、どのように利用することで課題を解決できるのかを明確に説明することで、審査員が納得しやすくなるでしょう。
まとめ
今回は、IT導入補助金2023の採択率について解説しました。
IT導入補助金2023の採択率は、全体で70~80%程度の採択率となっています。ただし、通常枠(B類型)は56.8%とやや低くなっており、枠ごとに採択率は異なります。
採択率を上げるためには、審査項目に沿った内容を記載し、かつ現実的なプランであることが求められます。書類を作成する難易度は高く、手間・時間がかかるため、専門家の力を借りながら申請を進めると良いでしょう。
株式会社アーデントは、IT導入補助金の支援事業者を行っております!
アーデントからIT導入補助金を使ってクラウドツールを導入するメリットは以下の通りです。
メリット①対象ツールを2年間、半額、もしくは1/4で利用可!
メリット②会計、経費精算、請求書処理、受発注ツール導入なら、PCやタブレットの購入も補助が受けられ半額!
メリット③補助期間終了後は、公式価格よりお値引き!
メリット④各種IT活用、DX、保守サポートでより貴社のIT化を促進、生産性を向上します!
【弊社取り扱いクラウドツール】
GoogleWorkspace※、Microsoft365、JUST.DB、kintone、サイボウズオフィス、chatwork、LINEWORKS、マネーフォワード、freee、楽楽精算、楽楽販売、楽楽勤怠、freeeサイン、クラウドサイン、勤革時、OASIS、zoho、GMOトラストログイン、バクラクシリーズ、カスペルスキー、ESET、ウイルスバスタークラウド、NotePM、RoboTANGO、Adobe Acorbat、leaf、ロジザードZERO、DX-Suite、LANSCOPE、iTutor、INNOVERAPBX、MOTTEL※、yoom※など
※こちらのツールは補助期間終了後の値引不可
また、上記以外のツールも取り扱いできるものが多々ありますので、一度ご相談ください。
IT導入補助金2025の詳細、お問合せはお電話頂くか、以下の記事を御覧ください↓
IT導入補助金お問合せ:03-5468-6097
以下の動画では、採択のポイントや申請にあたっての注意点などを詳しく解説していますので、
あわせてご覧ください!