IT導入補助金で導入できる経費精算システム3選

2024.11.10 ｜最終更新日：2024年11月5日（火）

IT導入補助金は、ITツールを導入する際の費用の一部を補助する制度です。導入費用の一部が補助されるだけでなく、導入したITツールを活用し、将来的に業務の自動化・効率化を進めることもできます。

IT導入補助金で対象となっているITツールは多くありますが、経費精算システムの中で代表的なのが「楽楽精算」「マネーフォワードクラウド経費」「invox経費精算」の3つです。本記事では、楽楽精算・マネーフォワードクラウド経費・invox経費精算の特徴をご紹介します。

楽楽精算

楽楽精算公式サイト

画像引用元：楽楽精算公式サイト

楽楽精算とは、株式会社ラクスが提供しているクラウド型経費精算システムのことです。

経費（交通費や出張費、会議費など）の申請から承認、支払いまでを一元管理し、自動化することで業務効率を向上させることができます。楽楽精算は、電子帳簿保存法やインボイス制度に対応しているため、法令対応の遵守にもつながります。

楽楽精算の特徴

楽楽精算の特徴は、下記の4つです。

シンプルで使いやすいUI

楽楽精算の画面デザインは直感的でわかりやすく、経費精算が初めての社員でもスムーズに操作できるように設計されています。PCだけでなく、スマートフォンやタブレットからもアクセスできるため、移動中や出張先でも簡単に経費の申請を行えるのが魅力です。

申請・承認フローの自動化

楽楽精算では、経費申請から承認、支払いまでのフローをシステム上で自動化できるため、従業員が申請した経費は自動で上長や経理部門に回ります。承認作業がスムーズに進み、ステータスもリアルタイムで確認することが可能です。申請者が承認状況を追跡できるため、申請・承認の進行状況の確認時間を短縮できるメリットもあります。

出張の際の交通費や宿泊費を簡単に精算できる

楽楽精算には、経路検索機能が搭載されており、電車やバスの交通費を自動で計算できます。たとえば、出張先までの経路を検索して最適な交通費を計算し、そのまま経費申請に反映することが可能です。これによって手動での計算や入力ミスが減るため、正確な金額を申請できます。旅費の精算も可能であり、出張の際の交通費や宿泊費を簡単に精算できます。

会計システムとの連携

楽楽精算は、さまざまな会計ソフトと連携でき、経費データを自動で会計システムに取り込むことが可能です。経費データの入力や転記作業が不要になり、経理部門の業務負担を軽減できます。

マネーフォワードクラウド経費

画像引用元：マネーフォワードクラウド経費公式サイト

マネーフォワードクラウド経費とは、株式会社マネーフォワードが提供しているクラウド型経費精算システムのことです。クレジットカードや会計システムとスムーズに連携でき、利用明細の自動取り込みなどの機能が搭載されています。海外出張に対応した多通貨対応機能も搭載されているため、グローバル企業や大規模な企業にも適しています。

マネーフォワードクラウド経費の特徴

マネーフォワードクラウド経費の主な特徴は、下記の3つです。

スマホアプリとOCR機能

マネーフォワードクラウド経費は、スマホアプリから領収書を撮影するだけで、OCR機能が自動で内容を読み取り、日付や金額などを自動入力します。領収書の内容をで入力する手間が省け、申請ミスを減らすことが可能です。移動中や出張先でも、スマートフォンを使って簡単に経費申請を行えます。

クレジットカード明細との自動連携

マネーフォワードクラウド経費と経費精算に使った法人クレジットカードと連携させることで、カードの利用明細が自動で取り込まれます。明細を一から入力する必要がなくなり、経費申請の作業が大幅に簡略化されます。

多様な会計システムとの連携でスムーズな会計処理

マネーフォワードクラウド経費は、マネーフォワードクラウド会計などの会計ソフトと連携できるのが特徴です。経費データは、会計システムに自動で反映されるため、手入力での転記作業が不要になります。経理担当者の負担軽減にもつながるでしょう。

invox経費精算

画像引用元：invox経費精算公式サイト

invox経費精算とは、株式会社invoxが提供している経費精算システムのことです。

領収書やレシートのデータをOCR機能で自動入力でき、経費精算業務を効率化できます。経費データをクラウド上で一元管理することで、リアルタイムで経費状況を把握できるのも特徴です。

invox経費精算の特徴

invox経費精算の特徴は、下記の3つです。

OCR機能による領収書の自動読み取り

invox経費精算はOCR機能が搭載されており、領収書を撮影するだけで日付や金額、店舗名などの情報を自動で読み取ります。手入力の手間を省くのと同時に入力ミスを減らせます。外出先や出張先でもスマートフォンから簡単に領収書をデータ化できるため、スムーズな申請が可能です。

交通費精算の自動計算

invox経費精算には、交通費の経路検索機能があり、電車やバスなどの最適な経路と料金を自動で計算できます。経路と金額がすぐに反映されるため、経費精算での入力ミスが減り、スピーディーに申請することが可能です。

経理システムとのシームレスな連携

invox経費精算は、各種会計ソフトやERPシステムと連携して利用することもできます。経理担当者は手作業でデータを転記する必要がなくなり、経費精算の処理時間を短縮できます。データは自動で仕訳されるため、経理処理の精度も向上します。

まとめ

今回は、楽楽精算・マネーフォワードクラウド経費・invox経費精算の特徴について解説しました。それぞれの特徴は下記のとおりです。

ツール名

楽楽精算

マネーフォワードクラウド経費

invox経費精算

特徴

・シンプルで使いやすいUI

・申請・承認フローの自動化

・交通費・旅費精算機能

・スマホアプリとOCR機能

・クレジットカード明細との自動連携

・多様な会計システムとの連携

・OCR機能による自動読み取り

・交通費精算の自動計算

・経理システムとのシームレスな連携

現在、IT導入補助金2025の時期や詳細は未定となっています。企業が行うべき準備について下記の記事で詳しく解説しています。こちらを参考にしてIT導入補助金の準備を進めていきましょう。

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株式会社アーデントは、IT導入補助金の支援事業者を行っております！

アーデントからIT導入補助金を使ってクラウドツールを導入するメリットは以下の通りです。

メリット①対象ツールを２年間、半額、もしくは１／４で利用可！

メリット②会計、経費精算、請求書処理、受発注ツール導入なら、PCやタブレットの購入も補助が受けられ半額！

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【弊社取り扱いクラウドツール】

🔹オフィスソフト: 　Google Workspace、Microsoft365
🔹ノーコード業務改善：kintone、Zoho、楽楽販売、JUST.DB
🔹コミュニケーション: 　サイボウズオフィス、Chatwork、LINE WORKS
🔹会計・経費管理: 　マネーフォワード、freee、楽楽精算、楽楽明細、invox
🔹電子契約・文書管理:　 freeeサイン、クラウドサイン、Adobe Acrobat
🔹セキュリティ対策: 　sophos、SentinelOne、ESET、ウイルスバスタークラウド
🔹RPA・自動化: 　RoboTANGO、DX-Suite、Yoom、バクラクシリーズ
🔹勤怠・労務管理: 　勤革時、楽楽勤怠、マネーフォワード
🔹物流・在庫管理: 　ロジザードZERO
🔹教育・マニュアル作成管理:　 iTutor、NotePM、leaf
🔹PBX・電話システム: 　INNOVERAPBX、MOTTEL
🔹端末管理：LANSCOPE、clomo
🔹店舗向け：TORIZA
など

※こちらのツールは補助期間終了後の値引不可

また、上記以外のツールも取り扱いできるものが多々ありますので、一度ご相談ください。