バッファローの無料遠隔監視「キキnavi」について詳しく解説
バッファローが提供している「キキNavi」とは、インターネットを経由して遠隔地にある機器と管理者をつなげられる無料リモート管理サービスです。キキNaviを利用すれば、遠隔地からの機器の監視やメンテナンスが可能になり、機器管理者の負担を大きく軽減できるメリットがあります。
本記事では、キキNaviでできることや搭載機能、メリットについて詳しく解説します。
キキNaviとは

画像引用元:リモート管理サービス「キキNavi」
キキNaviとは、遠隔に設置してあるTeraStationやAirStation Pro、Business Switchと管理者をつなげられるバッファローが提供しているリモート管理サービスです。
TeraStationやAirStation Pro、Business Switchなどを使っている企業であれば、無料で利用できます。さらに、HTTPS通信が可能な環境であれば、ネットワーク設定なども不要です。TLSにより暗号化された通信を使用しているため、セキュリティー面でも安心して利用できるでしょう。
キキNaviでできること
キキNaviでできることは、下記の4つです。
- 機器の稼働状況の把握
- 遠隔簡易操作
- 稼働状況の共有
- 設定情報の保存
それぞれ解説します。
機器の稼働状況の把握
キキNaviでは、キキNaviが機器管理者に代わりとなって、対象機種の稼働状況を常に把握します。情報機器の管理が苦手な方や経験が浅い方などに最適であり、機器管理者の負担を大幅に軽減できる点がメリットです。
キキNaviは、インターネットに接続できる環境があれば、PC、タブレットなどでどこからでも機器の状態管理を行えます。例えば、デバイス死活監視や、システム状態 (システムエラーやCPU使用率、メモリ使用率など)、HDD・SSD情報 (使用率やS.M.A.R.T.情報など)、 USB接続機器情報 (USB接続HDD/UPS情報) などの監視が可能です。
遠隔簡易操作
キキNaviに登録された機器は、現場でしか作業ができなかった簡易的なメンテナンスもインターネット経由でどこからでも実行することが可能です。例えば、再起動やログ取得、FWアップデートなどの作業を遠隔で実施できるようになります。
現場でのメンテナンス作業は、入室許可手続きや訪問日時の調整など、非常に手間が掛かります。キキNaviを利用すれば、機器設置場所への訪問工数などを削減でき、遠隔でのメンテナンス作業が可能です。
稼働状況の共有
キキNaviでは、保守・管理会社と法人ユーザーでの機器管理や稼働状況の共有が可能です。特定の会社のみが必要な機器だけを監視・簡易操作できる設定が可能になります。
機器の保守・管理は、営業担当やサポート担当、技術担当など、複数の社員が関わるケースが多く見られます。キキNaviでは、機器の管理に必要な監視・簡易操作といった権限を担当者ごとに設定することが可能です。
例えば、サポート担当・営業担当は自分が担当している会社の機器の「監視」だけができるように設定し、技術担当は自分の担当している会社の機器の「監視・簡易操作」ができるといった設定が可能になります。
設定情報の保存
キキNaviでは、機器の設定ファイルが自動で保存される仕組みです。例えば、障害による製品交換時やリプレース時などで、以前の設定情報を引き継ぎたい場合、キキNaviから設定ファイルをパソコンへダウンロードすることで可能になります。
保存対象となっている設定ファイルは以下の通りです。
TeraStation(Linuxベース)
・ユーザー
・グループ
・共有フォルダー
・アクセス制限
TeraStation WSS
・非対応
AirStation Pro・スマートスイッチ
・すべての設定
キキNaviを利用するメリット
キキNaviを利用するメリットは下記の2つです。
管理者の負担軽減につながる
一つ目のメリットは、管理者の負担を大幅に軽減できる点です。
キキNaviが機器管理者に代わりとなって対象機種の稼働状況を常に把握するため、従来よりも管理者の負担を押さえられます。キキNaviでは、PC・タブレットなどでどこからでも機器の状態管理を行えるため、少ない労力で機器監視を行えるようになるでしょう。
機器設置場所への訪問工数などを削減できる
二つ目は、機器設置場所への訪問工数などを削減できる点です。
現場でのメンテナンス作業は、入室許可手続きや訪問日時の調整など、手間が掛かる作業が発生します。キキNaviであれば、現場でしか作業ができなかった簡易的なメンテナンスなどもインターネット経由で実行することが可能です。
機器設置場所への訪問工数などを削減できるため、企業の生産性アップにも繋がるでしょう。
遠隔監視はなぜ役立つのか?
遠隔監視は、機器トラブルの早期発見と運用負荷軽減の手段として捉えることが重要です。観点は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 可視化 | 拠点へ行かず機器の稼働・異常を把握できる |
| 早期発見 | 障害の予兆や発生を早く捉え、影響を抑えられる |
| 切り分け | 機器側か回線側かの判断材料になり、復旧が速い |
| 限界 | 対応機器・監視範囲に限りがあり、重大時の対応体制は別途要る |
ポイントは、監視は早期発見の手段であり、検知後の対応体制とセットで初めて効果が出る点です。無料でも対応機器・範囲の前提があります。監視と対応体制を組み合わせることが、出発点になります。なお最終的には、評判や機能数でなく自社の現状と業務に優先順位を付け、
無理なく続けられる体制に落とし込むことが、投資を成果へ結びつける近道になります。あわせて、導入後に運用と効果を定期的に見直し、現場で無理なく続けられる形へ調整していくことが、定着と成果の双方を確実にする近道になります。
中小企業はどう活用すべき?
活用は、対応範囲の確認と対応体制の整備が重要です。押さえる進め方は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応確認 | 自社機器が対応し、必要な監視項目をカバーするか確認する |
| 監視設計 | 見るべき指標と、異常時の通知・確認の運用を決める |
| 対応体制 | 障害検知時の切り分け・連絡・復旧の手順と担当を決める |
| 限界補完 | 監視外の範囲や重大障害の代替手段を用意する |
最大のつまずきは、監視を入れただけで対応体制がなく、検知しても復旧が遅れることです。当社は中小企業のネットワーク運用改善を、対応確認から監視・対応体制設計まで伴走支援しています。監視と対応体制をセットで整えることが、失敗しない要点になります。なお最終的には、
評判や機能数でなく自社の現状と業務に優先順位を付け、無理なく続けられる体制に落とし込むことが、投資を成果へ結びつける近道になります。
遠隔監視活用チェック

無料遠隔監視サービスの活用とは、バッファローの無料遠隔監視キキnaviの役割と活用の考え方のことで、機器トラブルの早期発見と運用負荷軽減の手段として捉えることが重要です。
拠点へ行かず機器の稼働・異常を把握でき、障害の予兆や発生を早く捉え影響を抑えられ、機器側か回線側かの判断材料になり復旧が速く、対応機器・監視範囲に限りがあり重大時の対応体制は別途要ります。
監視は早期発見の手段であり検知後の対応体制とセットで初めて効果が出て、無料でも対応機器・範囲の前提があります。
自社機器が対応し必要な監視項目をカバーするかの確認、見るべき指標と異常時の通知・確認の運用設計、障害検知時の切り分け・連絡・復旧の手順と担当の決定、監視外範囲や重大障害の代替手段の用意が要点で、監視を入れただけで対応体制がなく検知しても復旧が遅れる失敗を避け、
監視と対応体制をセットで整えることが要点となります。
以下に、押さえるべき要点とその内容を整理します。
| 項目 | ポイント | 解説 |
|---|---|---|
| 可視化 | 遠隔把握 | 拠点へ行かず状態確認 |
| 早期発見 | 影響抑制 | 予兆・発生を早く捉える |
| 切り分け | 復旧速い | 機器側か回線側か |
| 限界 | 対応機器 | 監視範囲に限り |
| 体制 | 対応必須 | 検知後の手順・担当 |
この記事のよくある質問(FAQ)
本記事に関して、よく寄せられる質問をまとめました。
Q. キキnaviとは何ですか?
A. 対応するバッファロー製ネットワーク機器を遠隔から監視・管理できる無料サービスです。機器の状態把握や障害の早期発見に役立ちます。
Q. どんな効果がありますか?
A. 拠点へ行かずに機器の稼働状況を把握でき、障害の早期発見・切り分けがしやすくなります。複数拠点の管理負荷を下げられます。
Q. 注意点はありますか?
A. 対応機器が前提で、監視できる範囲には限りがあります。重大障害時の対応体制や代替手段は別途用意する必要があります。
Q. 中小企業に向きますか?
A. 複数拠点や専任IT人員が少なく、機器を遠隔で把握したい企業に向きます。対応機器と運用を確認すれば負荷軽減に役立ちます。
関連情報・お問い合わせ
まとめ
今回は、キキNaviでできることや搭載機能、メリットについて解説しました。
キキNaviは、遠隔から対象機種の稼働状況を常に把握したり、簡易的なメンテナンスを実施したり、管理者の負担を軽減できる機能を多く搭載しています。
TeraStationやAirStation Pro、Business Switchなどを使っている企業であれば、無料で利用できます。ぜひ導入を検討してみてください。
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