1. HOME
  2. ブログ
  3. Windows Serverとは?特徴や使い方をわかりやすく解説

Windows Serverとは?特徴や使い方をわかりやすく解説

業務で利用しているパソコンやスマートフォンを操作するには「OS(オペレーションシステム)」が欠かせません。OSの中でもサーバーを操作するために設計されたOSのことを「サーバーOS」と呼んでいます。

サーバーOSで世界的に有名なのが「Linux」ですが、「Windows Server」というOSがあることをご存知でしょうか?本記事では、Windows Serverの特徴や使い方について詳しく解説します

Windows Serverとは

Windows Serverとは、マイクロソフト社が提供・開発しているサーバーOSのことです。Windowsといえば普段使用しているパソコンに搭載されているOSをイメージする方が多いですが、このOSは厳密に言うと「クライアントOS」と呼びます。

Windows Serverは、普段使用しているクライアントOSであるWindowsと外見や使い方が近いため、他のサーバーOSよりも直感的に操作できるのが特徴です。

サーバーOSとクライアントOSの違い

混同しやすいサーバーOSとクライアントOSの違いは、下記の通りです。

サーバーOS クライアントOS
使用できる人数 大人数 一人
信頼性 高い サーバーOSよりは低い
価格 クライアントOSより高い サーバーOSより安い
メモリ 大容量 4〜16GB程度
アプリケーション・ツール ミドルウェアや管理ツール オフィス系ソフトやブラウザ、メールなど

クライアントOSは、個人で使用しているパソコン1台を稼働させるため省電力で済み、安価な傾向があります。

一方でサーバーOSは、数千人以上が同時にアクセスすることを想定した上で設計されているため、性能や費用が高くなります。

Windows Serverの特徴・使い方

Windows Serverは、世界中の様々な企業で利用されています。Windows Serverには以下のような特徴をもっています。

  1. (クライアントOSの)Windowsと近い外見・操作性
  2. SQL ServerやIISなどのMicrosoft製品との親和性の高さ
  3. Microsoft社の強力なセキュリティ体制
  4. 豊富な利用実績
  5. サーバーOSとしての信頼性の高さ

また、Windows Serverは以下の用途で使われています。

①ファイルサーバーとして利用する

Windows Serverは、ファイルサーバーとして利用するケースが多いです。

ファイルサーバーとは、企業内にある様々な種類のファイルを保管・共有するためのサーバーのことを指します。Windows Serverでは、Microsoftのユーザー管理機能である「Active Directory」による権限管理なども可能であり、より高度なファイルサーバーを構築することが可能です。

②FXの自動売買マシンとして利用する

FXの自動売買マシン「MT(メタトレーダー)」は、WindowsOSでのみ対応しています。そのため、Windows ServerにMTを導入し、自動売買マシンにするといったやり方で利用する人も多いです。

その他のサーバーOSの種類・特徴

Windows Server以外のサーバーOSとして有名なのが「Unix」と「Linux」の2つです。それぞれの特徴について簡潔に解説します。

Unixの特徴

Unix(ユニックス)は、これまでに開発されてきた様々なOSのベースとなっているものです。たとえば、Mac OSなどはUnixをベースとしています

基本的には、1台のコンピュータを複数のコンピュータに接続させ、複数ユーザーで同時に利用することが可能となっています。

Linuxの特徴

Linuxは、Unix系と互換性があるサーバーOSです。誰でも自由に使えるオープンソースとなっています。Linuxはエンジニア向けのサーバーOSとして、様々な開発作業で利用されています

Windows Server・Unixの違い

Windows Serverと、Unix系のサーバーOSの主な違いは下記の通りです。

Windows Server Unix系のサーバーOS
使用例 社内のファイルサーバー、Active Directory、MTなど Webサーバーなど
メリット 利用しやすい 使いこなすには専門的な知識が必要
デメリット ライセンス料が高額 安価

まとめ

今回は、Windows Serverの特徴や使い方について解説しました

Windows Serverは、世界中の様々な企業で利用されており、以下のような特徴をもっています。

  1. (クライアントOSの)Windowsと近い外見・操作性
  2. SQL ServerやIISなどのMicrosoft製品との親和性の高さ
  3. Microsoft社の強力なセキュリティ体制
  4. 豊富な利用実績
  5. サーバーOSとしての信頼性の高さ

また、SQL ServeやIISなどの他のMicrosoft製品とも連携しやすい点も特徴です。Windows ServerはクラウドサービスであるAzureとも連携できるため、クラウド・オンプレミスの境界をいとわないシームレスなシステム連携も可能となりました。

企業の生産性を高めるためには、今回紹介した様々なITツールの活用が欠かせません。たとえば、「令和5年度 中小企業デジタルツール導入促進支援事業」などの助成金制度を有効に活用することで、少ない負担でITツールを導入することができます。

「令和5年度 中小企業デジタルツール導入促進支援事業」の詳細については以下の記事で解説しています。こちらも参考にしてみてください。

 

 


株式会社アーデントは、IT導入補助金の支援事業者を行っております!



アーデントからIT導入補助金を使ってクラウドツールを導入するメリットは以下の通りです。

メリット①対象ツールを2年間、半額、もしくは1/4で利用可!

メリット②会計ソフトを導入するなら、PCやタブレットの購入も補助が受けられ半額!

メリット③補助期間終了後は、公式価格よりお値引き!

メリット④各種IT活用、DX、保守サポートでより貴社のIT化を促進、生産性を向上します!




【弊社取り扱いクラウドツール】

GoogleWorkspace、Microsoft365、kintone、サイボウズオフィス、chatwork、LINEWORKS、マネーフォワード、freee、楽楽精算、楽楽販売、freeeサイン、クラウドサイン、勤革時、OASIS、zoho、GMOトラストログイン、バクラクシリーズ、カスペルスキー、ESET、ウイルスバスタークラウド、INNOVERAPBX、MOTTEL※、yoom※など

※こちらのツールは補助期間終了後の値引不可

また、上記以外のツールも取り扱いできるものが多々ありますので、一度ご相談ください。





IT導入補助金2024の詳細、お問合せはお電話頂くか、以下の記事を御覧ください↓

IT導入補助金お問合せ:03-5468-6097






以下の動画では、採択のポイントや申請にあたっての注意点などを詳しく解説していますので、
あわせてご覧ください!




関連記事

ICTオフィス相談室 最新記事