Wi-Fi 6のさらに新規格がもう出る!?Wi-Fi 6Eの速度とは?日本はいつから?
Wi-Fi 6とは?
WIFI6についてまとめた記事がこちらです↓
ちょうど1年前くらいから普及が始まったWIFI6。iphoneだと、iphone11以降の機種が対応しています。これでも十分高速なのですが、その次世代規格が、なんともう始まります!
Wi-Fi 6Eとは?
Wi-Fi Allianceという団体がWIFIの規格を決めているのですが、
wifi6で対応していた周波数帯に加えて新たに6GHz帯が加わったことから、対応する製品は「Wi-Fi 6E」を名乗ることとなりました。ちなみに、Eは「拡張された」を意味する英語”Extended”のことです。
つまりWIFI6(IEEE 802.11ax)対応で、2.4GHzと5GHzのみ対応の製品は「Wi-Fi 6」、2.4GHzと5GHzに加えて6GHzに対応する製品は「Wi-Fi 6E」となります。
周波数は、数字が大きいほど、速く、真っすぐ飛びます。つまり、今までの5Ghzよりも、6GHzの方が速いとうことです。なお、その分障害物に弱く、自宅で壁が多い環境や、オフィスで間仕切りが多いと、電波の受信感度が悪くなりがちです。
WIFI6Eの速度とは?
WIFI6E対応機種が、実は海外になりますが、もう発売されました。
こちらです↓
意外!? 世界初Wi-Fi 6EルーターはASUSから。ROG Rapture GT-AXE11000海外発表
機種名からもわかりますが、最高速度は11Gのようです!
ちなみに、日本で現状販売されているWIFIの速度はこんな感じです↓
すでに10.8Gの製品は発売されていますので、そこまで高速化しないのかなと思ってしまいますが、これはあくまで理論値です。周波数が増えることで混雑が格段に減り、実行速度では大幅に上がる事は間違いありません。
ただし、日本ではこの6GHz帯の認可が下りておりませんので、まだ使う事はできません。今後の総務省の対応待ちということになりますね。
日本はいつから対応する?
アメリカは今年から、ヨーロッパは来年以降対応という記事が多くありました。でも、これは海外の話。日本は2022年3月に、情報通信審議会にて答申を得る予定になっています。
「周波数再編アクションプラン(令和3年度改定版)」の公表/総務省
また、2022年中にWIFI6Eは、認可がされました!
これからWIFIのアクセスポイントを購入するのであれば、WIFI6Eに対応した製品を買っておいたほうがいいかもしれませんね。
WIFIルーターとアクセスポイントの違いはこちらで解説しております↓
まとめ
WIFI6Eについては、日本ではまだ少し先の技術になりそうですが、ただ、ルーターは買い替えると長く使いますので、この辺の規格がいつごろ始まるのかは把握して購入すると良いと思います。そろそろ買い替えを検討されるなら、現状ではWIFI6対応機種ですが、もしシスコ等の法人向けアクセスポイントを購入するのであれば、WIFI6Eも見越しておくことをおすすめします。
以下の規格も発表されています!
こちらはWIFI6の1つ先の規格です。まだ商品化はどこもされておりません。
こちらはWIFI6の2つ先の規格です。まだ少し先の話ですね。
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株式会社アーデント 代表取締役。2006年にオフィス専門不動産会社アーデントを創業。その後、オフィス賃貸仲介、ワークプレイス作りに10年以上携わり、合計500社以上のオフィス移転をサポート。2018年よりクラウドPBXを中心にネットワーク、通信分野を専門に400社以上の電話、ネット環境づくりをサポート。2022年より100以上のクラウドサービスの販売を開始。
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