1. HOME
  2. ブログ
  3. RoboTANGOとは?RPAツールのメリット、デメリットを詳しく解説!

RoboTANGOとは?RPAツールのメリット、デメリットを詳しく解説!

現在、何気なく行っている日々の業務をロボットがやってくれたら楽だと思いませんか?このように考えている方におすすめなのが「RoboTANGO」というRPAツールです。RPAツールとは、PC上で決まった流れで行われている定型業務をロボットが代行するツールのことです。

本記事では、RoboTANGOの特徴と、RPAツールのメリット・デメリット、導入する際の流れについて詳しく解説していきます

RoboTANGOとは

RoboTANGO(ロボタンゴ)とは、スターティアレイズ株式会社が提供しているRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ツールのことです。RPAツールを利用すれば、人間が手動で行っているPC上の業務などをロボットによって自動化できます。RoboTANGOは2020年8月リリースされたサービスであり、業務工数の削減を目的として製造業や卸売業、医療業、建設業など、様々な業界で活用されています。

RoboTANGOの特徴

続いて、RoboTANGOの特徴を2つ紹介します。

1つ目の特徴は、ITになじみがない初心者であってもロボットの作成を簡単に行えるという点です。RPAは業務を自動化できるメリットがありますが、ツールによっては高度なITスキルやプログラミングの知識がないとロボットの作成が難しいケースもあります。RoboTANGOには録画機能が備わっており、手動でやっている業務のPC画面を録画するだけでロボットへの作業指示を作成することができます。

実は、この業務を自動化するためのフロー構築が意外と難しいんです。一定の知識がないとできないのですが、このroboTANGOは、録画機能を使って、短い作業を複数組み合わせていく方式で、ITのエキスパートでなくとも簡単にフローを作成できます。

2つ目の特徴は、1つのライセンスを複数のメンバーで利用できる点です。従来のRPAの場合、PC1台につき1ライセンスという形態が主流でしたが、RoboTANGOは、1ライセンスにつき最大5台のPCにインストールすることが可能です。それによって、作成したロボットを組織内で共同で利用したり、離れた拠点からでも活用したりすることができます。

そのため、複数支店があるとか、複数部署で活用したい企業からすると、大幅にコストメリットがでて、人気です!

 

RoboTANGOの料金

RoboTANGOの料金は、初期費用が10万円月額費用5万円で1ライセンスの利用が可能です。他のRPAツールを見てみると、年間コストが100万円以上かかる場合もあるため、RoboTANGOは比較的低コストといえます。

また契約期間においても、1年単位の形態が多い中で、RoboTANGOは1ヵ月単位になっています。そのため、契約期間が1年の製品と比べると導入のハードルが低く、たとえば繁忙期の1ヵ月だけ1ライセンス追加するなど、柔軟にライセンス数を調整できるメリットがあります。

なお、こちらはIT導入補助金の対象ですので、初期費用や月額費用2年間分を半額で導入頂くことも可能です。

 

RPAツールを利用するメリット

近年、業務の自動化・効率化につんがるRPAツールを導入する企業が増えています。ここでは、RPAツールを利用するメリットについて詳しく解説します。

メリット①業務を自動化することで業務効率や生産性が向上する

RPAツールを利用する最大のメリットは、定型化された業務や単純作業を自動化し、業務効率が向上することです。定型業務を繰り返し行う場合、人間であればうっかりミスが発生したり、長時間に渡る業務では作業スピードが低下したりしまうものです。

RPAは事前に設定した指示に沿ってロボットが忠実に作業する仕組みとなっているため、ミスが起きず、人間よりも速く作業することが可能です。さらに、ミスが起きないことで修正対応に追われる時間も無くなるため、社内全体の業務効率向上にもつながります。

また、定型業務をRPAが代行し、人間は空いた時間で別の業務に取り組めるため、企業全体の生産性向上にもつながるでしょう

メリット②様々な人的コストを削減できる

RPAの導入は、人的コストの削減につながるメリットもあります。これまで時間の掛かっていた定型業務をRPAに任せることで業務時間を短縮でき、人件費や残業代の削減が期待できるでしょう。

たとえば、業務量が増えて人が足りない時などにRPAを活用すれば、RPAが数人分の実務をカバーすることが可能です。そのため、新たな人材を採用する必要がなくなります。

また、新たな人員が増えたときは数か月~1年程度は既存社員による教育が必要になりますが、通常の業務の時間を削り、研修を設けたり作業手順を教えたりするのは、社員の負担が大きいものです。RPAを利用する際にはランニングコストが発生しますが、これらのコストを大幅に削減できるメリットがあります。RPAは費用対効果という面で非常に優れたサービスといえるでしょう。

メリット③従業員の満足度・充実度が高まる

RPAは従業員満足度が向上するメリットもあります。たとえば、定型業務を自動化し作業時間を減らすことで、長時間労働や無駄な残業が削減できます。長期に渡る長時間労働や残業は社員のストレスに直結するものです。

RPAで業務を自動化し、余白時間を作ることで、よりクリエイティブな仕事に取り組めるようになります。また、帰宅時間を早めることにもつながるため、心身ともにリフレッシュする時間を作れるでしょう。このような形で働くことができれば、突発的な休暇や有給休暇などを取得しやすくなり、社員の満足度向上につながります。RPAの導入は、組織全体の働き方を見直したり、社員の士気を高めたりする効果も期待できるでしょう。

RPAツールのデメリット

様々なメリットがあるRPAツールですが、デメリットもあります。ここでは、RPAツールのデメリットについて解説します。

デメリット①判断を求められる業務はできない

RPAには、高度な判断をする能力はありません。つまり、指示通りに忠実に動くことはできますが、判断をもとに臨機応変に動くことはできないのです

たとえば、エクセルシートA列の「顧客名」をコピーし、別のエクセルシートに転記する作業をRPAに指示したとします。その後、人間側でコピー元のエクセルを編集してしまいA列を「住所」に変えてしまった場合は、別のエクセルシートには「住所」が転記されていきます。

このケースの場合、人間であれば誤りに気づき元のエクセルの修正が必要だと判断ができますが、RPAではそのような臨機応変な対応ができません。こうした判断力の有無が人間との違いであり、RPAのデメリットといえるでしょう。

デメリット②エラー発生時は業務が停止する可能性がある

RPAツールは、エラーが発生した時に業務自体が停止してしまう可能性があります。RPAツールに限った話ではありませんが、業務で利用する様々なツールではシステム障害やエラーが起こるリスクがあるものです。

RPAツールにおいても何かしらのエラーが起きた際に、RPAが正常に動作せず業務が停止する可能性があります。業務がストップしてしまうと、状況把握や人間による修正作業が必要になるため、一時的に作業効率が下がってしまうでしょう。

システム障害やエラーは突発的に発生するケースが大半を占めます。そのため、事前にエラー発生時の問合せ先や対応フローを明確にし、業務が滞ることでの混乱や被害を最小限に抑えるための対策が重要になるのです。

デメリット③RPAに依存し業務プロセスが分からなくなる

RPAを導入することで、業務プロセスが分からなくなる可能性が出てきます。たとえば、RPAを導入する部分の業務担当者が退職や異動などで現場を離れた場合、本来の作業手順やRPAへの指示内容を他のメンバーが理解していないため、RPAが孤立して業務を行っている状態になります。この状態でRPAがトラブルなどで機能しない状況になると、人間側が通常の業務プロセスを把握できずに業務がストップする恐れがあります。

対策としては、本来の業務の流れとRPAに任せている部分、RPAへの指示内容をマニュアル化しておくことをおすすめします。

RPAツールを導入する流れ

続いて、RPAツールを導入するにあたって、どのような流れで進めていけばよいのかを解説します。RPAツールを導入する際には、以下の5つのステップで進めていくことが大切です。

①現在の業務で自動化したい作業や課題をピックアップする

まずは、自動化したい業務をピックアップします。前述したとおり、RPAは手順が決まっている定型業務の自動化が得意分野です。ここでピックアップするべき定型業務は、経費精算・在庫管理・顧客情報をリスト化する業務や、見積・請求書の作成・メール送信などが挙げられます。

自動化したい業務を洗い出したら、現在どのようなフローでこれらの業務が行われているかを確認しましょう。そうすることで各業務がどのような流れで行われているのかを理解できます。また、手動で手間になっている作業が明確になるため、企業の課題も見えてくるでしょう。

②自動化することで達成したい目標を明確にする

次にRPAを導入することで、達成したい目標を具体的に設定していきます。たとえば「1つの業務に対しRPA導入前は月間20時間かかっているものを、RPAを導入することで1年後には月間で5時間に減らしたい」といった形で具体的な数値で目標を設定するのが理想です。明確な目標を決めることで、RPA導入後に業務の改善がどれくらいできたのかを判断しやすくなり、費用対効果を検証することができるでしょう。

③自社の課題が解決できるRPAツールを選定する

続いて、自社の課題が解決できるRPAツールを選定します。ツールによって、特徴や操作性が異なるため、自社の業務内容やメンバーのITリテラシーなどを考慮し、自社にマッチしそうなツールを見極めていきましょう。特に自社の課題が解決できそうか、利用画面が直観的に操作できるかなどを確認する必要があります。

④導入する目的を社内へ周知し理解を得る

導入するRPAツールを選定したら、RPA導入の目的を社内・関係部署へ周知しましょう

RPAを導入し、一部の業務が自動化されることで、関連する他部署の業務にも少なからず影響が及ぶことが予想されます。そのため、どのような目的で導入するのか、導入後に期待している効果などを事前に共有しておきましょう。そうすることで、RPAを導入したことによる突発的な問題が起きた際にも、理解を得られやすく、よりスムーズにRPAを社内に浸透させることができます。

⑤RPAツールを導入し小規模で運用を開始する

続いて、RPAツールの導入段階に入ります。初めてRPAツールを導入する場合、多くの業務をまとめて自動化するのではなく、まずは一部の業務から徐々に運用を開始することが重要です。

導入初期の段階で多数の業務でRPAツールの運用を開始すると、慣れない中で管理が煩雑になったり、問題が起きた際の影響が大きくなったりして、対応に追われることになります。小規模の運用からスタートすることで、問題が発生したときに確実に対応することが可能です。一部の業務でスムーズに運用できるようになったら、徐々に運用範囲を大きくしていきましょう。

RPAツールを選ぶ際の比較ポイント

最後にRPAツールを選定する際の比較ポイントについて解説していきます。

①利用画面の操作性や視認性が適しているか

RPAツールの操作性や視認性が優れているかどうかは必ず確認しましょう。

業務を自動化させると聞くと、メリットしかないと感じるかもしれませんが、業務担当者からすると今まで慣れていた運用が変わるという側面もあります。RPAを導入してわざわざ運用を考え直したのに「ツールが使いづらくて従来のやり方のほうがよかった」といった状況は避けなければなりません。

RPAツールを選ぶ際には、利用するメンバーが操作しやすいか、画面が見やすくストレスにならないかを十分に確認しておくことが重要です。

②導入前後のサポート体制が整っているか

サポートをしっかり受けられるかどうかも比較ポイントの一つです。RPAツールは、提供している企業によってサポート範囲やサポート内容に違いがあります。

具体的には、導入前に業務課題へのヒアリングがあるか、自社に適した運用フォローがあるか、導入後の問合せはチャット形式なのか電話対応もしてもらえるかなどを確認しておくと良いでしょう。

➂動作形態が適しているか

RPAツールの動作形態は、大きく分けて「デスクトップ型」「サーバー型」「クラウド型」の3つに分けられます。

サーバー型は、RPAをサーバーにインストールし、社内ネットワークを通じて現場のPCでも利用できるタイプです。専門部署でRPAを集中管理し、全社的に活用していきたい場合におすすめです。

デスクトップ型は、RPAを担当者個人のPCにインストールするタイプになります。業務担当者が主導となってロボットの作成・設定・運用を進めたい企業に適しています。

クラウド型は、Webブラウザ上で起動するタイプであり、PCへのインストールは不要で利用をスタートできます。インターネット環境があればすぐに利用できるため、社内の状況に応じて柔軟に利用しやすいのがメリットです。

このようにそれぞれ特徴があるため、自社に適した動作形態を選択するようにしましょう

➃料金形態が適しているか

RPAツールの料金形態は様々であるため、導入時の初期費用と月額のランニングコストも比較ポイントとなります。また、1ヶ月単位・1年単位などの契約期間も併せて確認する必要があります。自社の予算を確認し、予算内で収まるかツールであるかを確認しておきましょう。

料金面であまり差がない場合、自社の課題や運用イメージに適しているかどうかや、操作性などを改めて比較するのがおすすめです。

まとめ

今回は、RPAツール「RoboTANGO」の特徴と、RPAツールのメリット・デメリット、導入するときのポイントなどについて、幅広く解説しました

RPAツールを導入すれば、人間が手動で行っている業務を自動化することができ、業務効率・生産性の向上やコストの削減につながります。また、働き方を見直すきっかけにもなるでしょう。

世の中には様々なRPAツールがありますが、その中でも「RoboTANGO」は簡単に操作ができ、特にRPAをまだ使ったことがない企業や、これからRPAの利用を検討したいといった企業におすすめです。RoboTANGOは3週間の無料トライアル期間もあるので、ぜひ一度試してみてください!

実際に毎月発生している業務が自動化できるか、IT導入補助金が使えるのかなど、一度弊社までご相談ください!

 


株式会社アーデントは、IT導入補助金の支援事業者を行っております!



アーデントからIT導入補助金を使ってクラウドツールを導入するメリットは以下の通りです。

メリット①対象ツールを2年間、半額、もしくは1/4で利用可!

メリット②会計ソフトを導入するなら、PCやタブレットの購入も補助が受けられ半額!

メリット③補助期間終了後は、公式価格よりお値引き!

メリット④各種IT活用、DX、保守サポートでより貴社のIT化を促進、生産性を向上します!




【弊社取り扱いクラウドツール】

GoogleWorkspace、Microsoft365、kintone、サイボウズオフィス、chatwork、LINEWORKS、マネーフォワード、freee、楽楽精算、楽楽販売、freeeサイン、クラウドサイン、勤革時、OASIS、zoho、GMOトラストログイン、バクラクシリーズ、カスペルスキー、ESET、ウイルスバスタークラウド、INNOVERAPBX、MOTTEL※、yoom※など

※こちらのツールは補助期間終了後の値引不可

また、上記以外のツールも取り扱いできるものが多々ありますので、一度ご相談ください。





IT導入補助金2024の詳細、お問合せはお電話頂くか、以下の記事を御覧ください↓

IT導入補助金お問合せ:03-5468-6097






以下の動画では、採択のポイントや申請にあたっての注意点などを詳しく解説していますので、
あわせてご覧ください!




関連記事

RPAの人気記事

ICTオフィス相談室 最新記事