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オフィスの賃料を削減するための縮小移転マニュアル

毎月かかるランニングコストの賃料を、コスト削減の縮小移転をすることで、減額が可能です。縮小移転のノウハウをまとめてみましたので、ご覧くださいませ!

オフィスの賃料を減らすと、こんなにもコストが下がる

オフィスの賃料は毎月かかりますし、それ以外にも、水道光熱費がかかりますよね。
仮に30坪、坪単価2万円のオフィスであれば、
賃料60万円(税別) + 水道光熱費5万円 = 毎月65万円(税別)
がかかっていると思います。
スペースが余っているので、最適なサイズの20坪に移転したとしましょう。
同じ坪単価2万円のビルに引越すなら、
賃料40万円(税別) + 水道光熱費3万円 = 毎月43万円(税別)に。

さらに、同じ20坪で、場所を少しだけ都心から離すか物件グレードを少し落とすとして、
坪単価1.5万円のオフィスに移転するなら、

賃料30万円(税別) + 水道光熱費3万円 = 毎月33万円(税別)に。

 毎月32万円のコスト削減になり、もともとかかっていた、65万円の約半額に!

年間にすると、約400万円弱のコスト削減になります!!

 ここまでコストが削減できるとなると、引越し費用を考えても十分おつりがくると思います。
 もし、毎月の賃料が30%以上減額できそうなら、引越しすることをおすすめします!

 

そもそも今の事務所賃料は相場よりも高い、低い?現オフィスの賃料減額ができないか確認しよう!

ちなみにコスト削減の縮小移転をする前にまず確認したいのは、今借りているオフィスの賃料が相場にあっているかどうかです。

オフィス移転となると、物件選定から引越しまでかなり時間をとられますし、電話番号が変わったり、膨大な住所変更の手続きがあったりと、手間が大変です。

もし、賃料を減額できるなら、その方が楽ですから、まずは賃料の減額交渉をしてみるのも手です。

実は、オフィスの賃料は住宅と異なり、大きく景気状況によって変動します。以下のグラフをご覧ください。2008年の一番高かった坪単価45,513円と、一番底値だった2009年の20,000円ちょっとでは、なんと2倍以上の開きがあります!!

 

↑クリックすると拡大します。     (オフィストレンドデータ2015年/三幸エステート)

また、オフィス賃料は個別の交渉で決まっていきますので、いつ借りたかどうかだけでなく、今払っている賃料が払い過ぎでないかをぜひ確認しましょう。特に、2006年~2008年に事務所を借りている場合、賃料を現在の相場よりも高く払っている可能性がありますので、賃料交渉をすれば下げられる可能性があります。

下がらないなら、移転しますという強い態度で出れば、下がる可能性はさらに高まるでしょう。

また、相場の賃料は、不動産会社に依頼して、周辺の同等の物件情報をもらって、賃料相場を確認しましょう。

 

うまくいけば、コストを下げつつ同じグレードの物件に移転できるかも?!

 

相場よりも賃料を払い過ぎなのに、オーナーが減額交渉に応じてくれない場合

 このケースでは、現在の賃料が払い過ぎですから、ほぼ同じビルグレードの物件に移転しても、ワークスペースの使い勝手は変わらずに、毎月の賃料コストを大幅に削減できます。
このケースの場合、お客様、取引先にもあまり縮小移転をしたという印象を与えずに移転が可能です。

相場の安い立地に移転する

弊社が調べたデータになりますが、
例えば、渋谷区内でも渋谷駅の賃料相場は坪18,500円。代々木駅14,000円。と比べると坪4,500円も異なります!
 同じ区内でも、賃料相場はかなり差があります。
 数駅となりの相場の安い駅に引越しをすることで、
同じグレード、同じ広さの物件で毎月の賃料を削減することが可能になります!!

 

赤字でも審査は通る?

コスト削減を検討している企業様の多くは、決算書が赤字で、審査が通るか心配をされる方もいらっしゃいます。弊社の経験では、その場合でも、物件を借りる審査はなんとかなります。
 ただ、過去3期の売り上げが毎年下がり続けているとか、完全に債務超過の状態になっていると、通らないケースが増えます。

 

 こういう決算の場合は、審査が通らないことを見越して2件同時に申し込みをして審査をしてもらうといいでしょう。1件だけ申し込みをして、審査が落ちると精神的にもダメージがありますし、移転のスケジュールがその都度大幅に遅れることになります。

 

また、保証会社を利用したり、敷金を積み増すなど、審査を通す工夫がいくつかありますので、物件を見に行く前に、不動産会社に決算内容を伝えて相談しましょう!!
 あらかじめ審査の通りやすそうなところを提案してくれますので。

 


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