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ランサムウェアの攻撃対象として中小企業が増えてきている?!

ランサムウェア イメージ画像

近年、世界中でサイバー攻撃が多発しています。特にランサムウェアは多くの企業で脅威となっており、企業では強固なセキュリティ対策が求められています。ランサムウェアを防ぐには、まず主な感染経路や攻撃対象などの情報を把握しなければなりません。

本記事では、ランサムウェアの感染経路や最新情報、企業が行うべき対策について詳しく解説します

ランサムウェアとは?

ランサムウェアとは、企業のコンピュータシステムを人質に取って身代金を要求するサイバー攻撃のことです。具体的には、被害者のファイルやシステムを暗号化し、身代金を支払うまでデータやシステムの使用をできない状態にします。

ランサムウェアの主な感染経路

ランサムウェアの主な感染経路は、下記の3つです。

フィッシングメール

一つ目が、フィッシングメールです。ランサムウェアは、不審なリンクや添付ファイルを含んでフィッシングメールを介して感染するケースが多く見られます。フィッシングメールを不用意に開くことで、悪意のあるソフトウェアがコンピュータにインストールされます。

脆弱なソフトウェア

二つ目が、脆弱なソフトウェアです。未更新のソフトウェアやOSの脆弱性を突いてランサムウェアが侵入するケースがよくあります。特にパッチが適用されていないシステムなどは、ランサムウェアのターゲットになりやすいでしょう。

リモートデスクトップ

三つ目が、リモートデスクトップです。リモートデスクトップの使用において、脆弱なパスワードを設定したり、セキュリティ設定の不備があったりする場合、ランサムウェアの攻撃を受けやすくなります。

ランサムウェアの攻撃対象として中小企業が増えてきている?

WithSecureの「最新ランサムウェア 脅威レポート 2024年上半期版」によると、ランサムウェアの規模は2023年後半にピークを迎え、2024年には横ばいになっているとのことです。

しかし、同レポートではランサムウェアの攻撃対象が大企業から中小企業へと移行し始めているというデータが掲載されています。WithSecureの脅威インテリジェンス部門の責任者であるTim West氏は、大企業と違って中小企業はサイバー保険に加入していないところが多い点や、中小企業が狙われやすい点について言及しています。

参考:最新ランサムウェア 脅威レポート 2024年上半期版

ランサムウェアへの対策

ランサムウェアの被害を防ぐには、下記のセキュリティ対策が有効です。

●定期的なデータのバックアップ

●ソフトウェアやOSのアップデート

●多要素認証(MFA)の導入

●フィッシングメールの対策と従業員教育

●アクセス権の見直し

それぞれの対策について解説します。

定期的なデータのバックアップ

ランサムウェアの主な攻撃手段は、システムやファイルを暗号化し、身代金を支払わなければアクセスできなくすることです。定期的にバックアップをとっていれば、被害にあった場合でもバックアップからデータを復元できます

バックアップデータはオフラインや別のネットワークに保存し、ランサムウェアの感染が広がらないようにするのがポイントです。複数のバックアップ手段(クラウドや外部ドライブなど)を用いることで、リスク分散を図れるでしょう。

ソフトウェアやOSのアップデート

ランサムウェアを防ぐためには、ソフトウェアやOSを常に最新の状態に保ち、セキュリティパッチを適用することが重要です。アップデートによって既知の脆弱性が修正されるため、ランサムウェアが侵入するリスクを軽減できます。

多要素認証(MFA)の導入

多要素認証(MFA)を導入することで、攻撃者がシステムに不正アクセスするのを防止できます。パスワードやスマートフォンの認証コード、生体認証などの認証手段を2つ以上組み合わせることで、セキュリティを強化することが可能です。

フィッシングメールの対策と従業員教育

従業員がフィッシングメールを適切に判断できるようにすることも重要です。定期的なフィッシング対策の訓練を実施し、従業員が怪しいメールを識別できるようにします。メールの添付ファイルやリンクを慎重に扱うように指導し、信頼できる送信者であることを確認するように徹底させましょう。

アクセス権の見直し

ランサムウェアの感染拡大を防ぐためには、最小限のアクセス権限に制限するのが効果的です。特に管理者権限を持つアカウントは厳格に管理し、従業員に対しても不必要な権限を付与しないように注意しましょう。

まとめ

今回は、ランサムウェアの感染経路や最新情報、企業が行うべき対策について解説しました。ランサムウェアの規模は横ばいになっているとはいえ、いまだ脅威であるのには変わりありません。

攻撃対象が大企業から中小企業へと移行し始めているというデータがあるため、より強固なセキュリティ対策を講じる必要があります。ランサムウェアの被害を防ぐには、下記のセキュリティ対策が有効です。

●定期的なデータのバックアップ

●ソフトウェアやOSのアップデート

●多要素認証(MFA)の導入

●フィッシングメールの対策と従業員教育

●アクセス権の見直し

まずはできる範囲のセキュリティ対策から実践していきましょう。

 

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