AppSheetでAI Geminiのようなアプリは作れる?
AI Geminiは、Googleが開発した次世代の人工知能モデルです。Googleは、このAI Geminiを検索エンジンやGmail、Google Maps、YouTubeなどサービスに統合し、多くのユーザーに高度なAI体験を提供することを目指しています。
Googleが提供しているAppSheetは、プログラミングの知識がなくても、データベースやスプレッドシートから簡単にアプリを作成できます。さまざまなアプリを作成できますが、AI GeminiのようなAIを搭載した高度なアプリも作れるのでしょうか?
本記事では、AppsheetでAI Geminiのようなアプリは作れるのか、詳しく解説します。
AppSheet単体で高度なAIアプリを作成するのは難しい
現在、AppSheet単体ではAI Geminiのような高度なAIモデルを搭載したアプリを作成できません。AppSheetはノーコードツールとなっており、データ管理や業務プロセスの自動化などのアプリ作成に適しています。
しかし、以下の方法であればAI機能を搭載したアプリを作成できます。
AppSheetでAI機能を活用したアプリを作成する方法
AppSheetでAI機能を活用したアプリを作成するには、下記の方法がおすすめです。
1. Google Cloud AIとの統合
2. AppSheetのOCR機能や機械学習モデル
3. 外部AIツールとの連携
4. Google Apps Scriptとの連携
それぞれの内容を詳しく説明します。
1. Google Cloud AIとの統合
Google Cloud Vision APIやGoogle Cloud Natural Language APIなどのツールを活用すれば、AppSheetで作ったアプリにAI機能を組み込むことが可能です。
Google Cloud Vision APIでは、製品の画像から自動的にラベルを付けたり、画像内のオブジェクトを特定したりすることができます。Google Cloud Natural Language APIでは、テキストの分析や感情の検出を行うことが可能です。たとえば、顧客のフィードバックを自動で分析し、ポジティブ・ネガティブな感情を検出できます。
これらのAPIを活用することで、AppSheetで作成したアプリに画像認識や自然言語処理の機能を組み込むことが可能です。
2. AppSheetのOCR機能や機械学習モデル
AppSheetには、OCR機能や簡易的な機械学習機能が搭載されているため、作成したアプリにAIの要素を追加できます。たとえば、領収書や請求書の画像をアップロードし、そこからテキストデータを自動で抽出して処理できるアプリを作成することが可能です。
3. 外部AIツールとの連携
AppSheetは、標準で高度なAI機能を提供していません。WebhookやAPIを使って外部のAIサービスと連携することで、AIの機能をアプリに取り込むことができます。
たとえば、AIによる画像認識や自然言語処理、感情分析などの高度な機能をアプリに組み込むことが可能です。これにより、AppSheetアプリの機能を大幅に拡張できます。
4. Google Apps Scriptとの連携
Google Apps Scriptを利用すれば、AppSheetアプリに高度なカスタマイズを実装したり、外部システムと連携したりすることが可能です。
たとえば、Google CloudのAIツールや、他のAPIベースのAIツールと連携し、特定のトリガーに基づいてAI機能を呼び出すといった機能を実装できます。Google Apps Scriptを使えば、AppSheetで実現できるAI機能を大幅に拡張できます。カスタムAIモデルを使って、顧客データの分析結果をアプリに自動的に反映させたり、定期的に外部データを取得して分析させたりすることが可能です。
AppSheetで作れるアプリの例
AppSheetでは、CRMアプリや請求書アプリ、在庫管理アプリなどを作成できます。基本的には、スプレッドシートやデータベースからデータを取り込み、それを基にアプリを作成する形です。
下記の記事でAppSheetの操作画面を交えながら作り方を詳細に解説していますので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
今回は、AppsheetでAI Geminiのようなアプリは作れるのか、どのようなアプリを作れるのか詳しく解説しました。現在、AppSheetではAI Geminiのような高度なAIモデルを搭載したアプリを作成できません。
しかし、下記の方法であればAI機能を搭載したアプリを作成できます。
●Google Cloud AIとの統合
●AppSheetのOCR機能や機械学習モデルの利用
●外部AIツールとの連携
●Google Apps Scriptとの連携
本記事で紹介した方法を参考にして、業務で活用できるアプリを作成してみてください。
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