オフィスの内装予算目安はいくら?坪単価〇万円です!
オフィスの内装工事には以下のような工事がかかります
①仮設工事
仮設工事とは、工事をするための準備費用です。主に養生などのことを言います。
②軽鉄工事
軽鉄工事とは、間仕切り壁の設置工事のことを言います。
③内装工事
内装工事は事務所部分の壁にクロスを貼ったり、床にタイルカーペットを敷いたりする工事を指します。
④建具工事
建具とは、扉や窓など開口部のを構成する機構のことを言います。主にドアを指します。
⑤パーティション工事
パーティション工事とは、可動間仕切りの設置工事のことを言います。
⑥電気工事設備
電気工事はOAフロア下の配線や、床からいくつかOAタップを設置するコンセント設置工事と、ブレーカーからの回路わけをして、まったく新しいコンセントの増設する工事を指します。また、照明交換もここに入ってきます。
⑦空調換気設備
エアコンの設置工事を指します。室外機までの配管を通したりするのですが、ビルの場合屋上の室外機に接続することが多いため、かなり高額になりがちです。
⑧消防設備工事
煙感知器やスプリンクラーの設置などの工事です。この消防設備と照明については、B工事になることが多いです。
⑨サイン工事
看板工事のことを言う。オフィスの場合は、エントランス部分に設置する社名ロゴや、ビル1階の入居テナント表示の設置工事となります。
工事以外にかかる費用
①家具購入
デスク、椅子、ワゴン、戸棚、会議室テーブル、応接セットなどがかかります。
②PC設定、LAN配線
複合機との接続で、プリントアウトできるようにしたり、社内のLANを構築することを言います。
③ビジネスフォン、複合機購入、設定
ビジネスフォンや複合機等の購入、設定費用です。主にリースを組むことが多いです。
④引越会社手配
引越会社さんへの費用です。
⑤廃棄費用
わりと引越会社が一緒に廃棄してくれることが多いですが、個別に依頼することも可能です。いい家具などは、買い取ってもらえます。
目安のオフィス内装工事予算は?
どの程度の工事を依頼するかにもよりますが、内装工事と家具購入、LAN配線の3つ合計で、目安は坪単価10万円~20万円程度が多いようです。
ただ、こだわれば坪単価30万円まで行くことも。
あくまで目安ですが、こんな感じの内装、家具だと、坪単価10万円くらい。
こんな感じで床も変えて、ガラスの多いおしゃれなパーテーションにすれば、坪単価20万円くらいでしょうか。
以下の事例のように天井を抜いたりすると、かなりおしゃれ感もでますが、坪単価30万円くらいいっていると思います。
(部屋の目的にあわせてパーテーションを使い分けましょう/パーテーションラボより)
まとめ
オフィス移転を前に借りる坪数は想像がついていると思いますので、その坪数×坪単価で、かかる内装、家具購入等の予算目安が見えてきます。
仮に50坪のオフィスを借りるなら、50坪×目安坪単価15万円だとすると、750万円くらいがかかってきます。
これに、通信関係、引越しなども考えると、800万円くらいかなとか。イメージがつくだけでも、だいぶ予算感がわかって安心ですよね!
また、不動産でかかるコストも考えて、足りなければ融資を受けることも検討しましょう!物件が決まると、すぐにいろいろと動き出さないといけないので、速めに銀行には相談してきましょう!
弊社では、不動産にかかるコスト、内装にかかるコストの目安金額を事前にお伝えしながら、物件探しをお手伝いしております!内装も含めた予算感を知りたい場合は、まずご相談下さいませ!
株式会社アーデント 代表取締役。2006年にオフィス専門不動産会社アーデントを創業。その後、オフィス賃貸仲介、ワークプレイス作りに10年以上携わり、合計500社以上のオフィス移転をサポート。2018年よりクラウドPBXを中心にネットワーク、通信分野を専門に400社以上の電話、ネット環境づくりをサポート。2022年より100以上のクラウドサービスの販売を開始。
IT導入補助金を使って、50社以上にクラウドツールを提供。IT活用による業務改善のDXコンサルを提供。
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