楽楽販売と楽楽精算を連携する流れ、メリットをわかりやすく解説
楽楽販売と楽楽精算は、株式会社ラクスが提供しているクラウド型のシステムです。楽楽販売は販売管理システム、楽楽精算は経費精算システムとなっています。
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この2つを連携させることで、販売業務で発生した売上データを楽楽精算の経費管理や仕訳に自動で取り込むといったことが可能になります。データの二重入力を防ぎ、業務プロセスの効率化にもつながるでしょう。
本記事では、楽楽販売と楽楽精算を連携する流れ、メリットについて解説します。
楽楽販売と楽楽精算を連携する流れ
楽楽販売と楽楽精算を連携する流れは下記のとおりです。
1. アカウントの作成・ログイン
2. APIの設定
3. テスト運用
4. 本格運用開始
1. アカウントの作成・ログイン
まずは、楽楽販売と楽楽精算のアカウントを作成し、ログインします。
2. APIの設定
楽楽販売と楽楽精算を連携するには、APIを設定する必要があります。管理画面からAPI設定を実施するか、ラクスのサポートに問い合わせてAPIの設定を進めていきましょう。
手軽にAPI連携を実現できるのが「楽楽コネクタ」という機能です。楽楽コネクタは、楽楽精算とのAPI連携が簡単に実現できるオプション機能となっており、API連携のための手間のかかる開発が不要になります。APIを設定する際にぜひ活用してください。
楽楽販売と外部連携できるシステムについて、下記の記事で詳しく解説しています。こちらも参考にしてください。
3. テスト運用
設定が完了したら、まずはテスト運用を行い、データが正しく連携されることを確認しましょう。ここで問題がなければ、本格的な運用に移行します。
4. 本格運用開始
テストが成功したた運用を開始します。これにより、楽楽販売のデータが楽楽精算側に自動で取り込まれるようになります。
楽楽販売と楽楽精算を連携させるメリット
楽楽販売と楽楽精算を連携させることで、下記のメリットを得られます。
1. 業務の効率化
一つ目が業務の効率化です。楽楽販売と楽楽精算を連携させることで、販売管理から経費精算まで一連の流れを自動化でき、手作業での入力ミスやデータの重複を防止できます。その結果、業務の効率化につながるのです。経費精算担当者の負担軽減にもつながります。
2. データの一貫性と正確性を保てる
楽楽販売と楽楽精算の間でデータ連携することにより、同じデータを二度入力する必要がなくなるため、データの一貫性と正確性が保たれます。経理業務での確認作業や修正作業が減少するため、業務のスピードと正確性が向上するでしょう。
3. レポート作成を迅速に行える
販売データと経費データが連携されることで、管理者はリアルタイムでの売上やコストの分析が可能になり、レポート作成を迅速に行えます。経営判断に必要なデータをスムーズに取得できるため、戦略立案や意思決定をより的確に行えるでしょう。
楽楽販売と楽楽精算を連携させる際の注意点
楽楽販売と楽楽精算を連携させる際には、下記の点に注意しましょう。
1. 設定が複雑になりやすい
APIを利用して楽楽販売と楽楽精算を連携する際は、設定が複雑になる場合があります。特に、以下の点に注意が必要です。
データマッピングの精度
API設定では、どの項目を・どのデータフィールドにマッピングするかを細かく設定する必要があります。この作業が不正確だと、データが正しく連携されず、誤った情報が取り込まれるリスクがあります。
たとえば、売上金額が誤って異なる項目にマッピングされると、経費精算におけるデータが正しく反映されない可能性があります。
設定の確認とテストの重要性
API設定が完了した後は必ずテストを行い、データが正しく連携されることを確認することが重要です。テストを怠ると本番環境で不具合が発生し、業務に大きな支障をきたす可能性があります。
2. データセキュリティとアクセス権限の管理
システム間でのデータ連携は、データの取り扱いに関するセキュリティリスクが伴います。特に以下のセキュリティ対策が必要です。
暗号化の導入
連携されるデータには、機密情報や個人情報が含まれる可能性があります。これらの情報が外部に漏洩しないようにも、データの暗号化は必須です。暗号化が不十分だと、サイバー攻撃や不正アクセスによりデータが流出するリスクが高まります。
アクセス権限の厳格管理
API連携を通じて、どのユーザーが・どのデータにアクセスできるかを明確に設定する必要があります。特に経理データや売上データは機密性が高いため、アクセス権限を厳格に管理し、不必要なユーザーがこれらのデータにアクセスできないようにする必要があります。
まとめ
今回は、楽楽販売と楽楽精算を連携する流れ、メリットについて解説しました。楽楽販売と楽楽精算を連携する流れは下記のとおりです。
1. アカウントの作成・ログイン
2. APIの設定
3. テスト運用
4. 本格運用開始
業務を効率化し、データの一貫性と正確性を保てるメリットがあるため、ぜひ試してください。
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