おすすめのCRMツール3選
CRM(Customer Relationship Management=カスタマー・リレーションシップ・マネージメント)とは、顧客管理を行うシステム・ツールのことを指します。
CRMを活用すれば、企業内の顧客情報を一元管理でき、顧客データを収集・分析して顧客に合わせたアプローチ戦略を実施することが可能です。CRMツールには様々な種類があるため、どれを導入するべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
本記事では、代表的なCRMツールの「Zoho CRM」「Sales Cloud」「Senses」を比較しながら解説していきます。どのCRMツールを導入するべきか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
①Zoho CRM
はじめに「Zoho CRM」について解説します。
Zoho CRMは、主に中小企業やスタートアップ向けのCRMです。顧客管理を実施するCRMの機能に加えて、営業支援を行うSFAの機能も搭載しています。
一般的なCRM、SFAよりも安価で利用できる点が特徴であり、すべての機能を無料で試すことも可能です。
画像引用元:ZOHO CRM
Zoho CRMの料金・主な機能
Zoho CRMは、基本的に初期費用・オプション料金は不要であり、4つの料金プランから選択できます。使えるプランに制限はありますが、無料プランの利用も可能です。
プラン名 | 無料 | スタンダード | プロフェッショナル | エンタープライズ | アルティメット |
月額料金(税抜) | 3ユーザーまで無料 | 1ユーザー2,400円 | 1ユーザー4,200円 | 1ユーザー6,000円 | 1ユーザー7,800円 |
商談 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
売上予測 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
マクロ | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
得点ルール | × | 10 項目/タブ | 20 項目/タブ | 30 項目/タブ | 50 項目/タブ |
メールと商談の関連付け | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
問い合わせ管理 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
Webフォーム(サポート問い合わせ) | × | × | 10 フォーム/タブ | 20 フォーム/タブ | 100 フォーム/タブ |
Zoho CRMは、サポート体制が充実している点も魅力です。ウェビナーや日本語でのサポート窓口、ユーザーコミュニティなどのオンラインサポートを提供しています。
導入前・検討中・導入後など、お客様のフェーズに合わせたサポートを利用することが可能です。
②Sales Cloud
画像引用元:Sales Cloud
Sales Cloudは、セールスフォース社が提供しているCRM・SFAツールです。世界中で利用されているシステムであり、自動化機能やAI、リアルタイムデータなどの高度な機能も搭載しています。
さらに、各データ画面への移動などが分かりやすく設計されているため、操作しやすい点も魅力です。
Sales Cloudの料金・特徴
Sales Cloudは、4つのプランから選ぶことができ、無料トライアルも実施しています。
プラン名 | Essentials | Professional | Enterprise | Unlimited |
料金(税抜)
※年間契約 |
1ユーザー
3,000 円 |
1ユーザー
9,000 円 |
1ユーザー
18,000 円 |
1ユーザー
36,000 円 |
特徴 | ユーザー数10名まで | あらゆる規模のチームに対応可能 | 細かいカスタマイズが可能 | CRM 機能とサポートが無制限 |
Sales Cloudの主な機能は、下記のとおりです。
- 顧客管理
- 商談管理
- リード管理
- ワークフローと承認
- ファイルの同期と共有
- 売上予測
③Senses
画像引用元:Senses
Senses(センシーズ)は、AIによる受注予測機能を備えたCRM・SFAツールです。
顧客管理・案件進捗管理を同時に行うことができ、不動産や広告代理店、人材など幅広い業界で導入されています。高度なAIエンジンを最大限に生かした機能を多く搭載している点が特徴です。
Sensesの料金・特徴
Sensesは3つの料金プランを用意しており、無料トライアルの利用も可能です。
プラン名 | Starter | Growth | Enterprise |
料金(税抜) | 月額27,500円から
※1ユーザー5,500 円×最低5人 |
月額110,000円から
※1ユーザー11,000 円×最低10人 |
月額330,000円から
※1ユーザー16,500 円×最低20人 |
特徴 | 小規模企業向け | 全ての営業組織の成長を支援する基本プラン | カスタマイズ性やAI機能を利用可能な強力プラン |
主な機能 | ・顧客・案件・行動管理
・メール・スケジューラ自動連携 ・レポーティング・データ分析機能 ・企業データ・プレスリリース自動収集 ・外部サービス連携 |
・Starterプランの全機能
・複数営業プロセス管理 ・取引先の階層管理 ・カスタムリスト作成 ・API連携 ・AI案件予測(営業管理プロセス1つまで) |
・Growthプランの全機能
・名刺OCR取込み ・AI案件予測(案件タイプ無制限) ・カスタム項目(無制限) |
Zoho CRM、Sales Cloud、Sensesを比較!
Zoho CRM、Sales Cloud、Sensesの料金、特徴を比較してみました。
製品名 | Zoho CRM | Sales Cloud | Senses |
料金(税抜) | 【スタンダードプラン】
1ユーザー2,400円 |
【Essentialsプラン】
1ユーザー3,000円 |
【Starterプラン】
月額27,500円から ※1ユーザー5,500 円×最低5人 |
特徴 | ・安価で利用できる
・サポート体制が充実している |
・世界中で利用されている
・画面の分かりやすさ、操作のしやすさ |
・幅広い業界で導入されている
・AIエンジンをによる高度な機能 |
できるだけ価格を抑えてCRMを利用したい方には、無料プラン・無料トライアルも実施していて基本料金も安いZoho CRMがおすすめです。
操作のしやすさを重視している方にはSales Cloudが、料金は気にせずに高度な機能を利用したい方にはSensesがおすすめです。
まとめ
今回は、CRMツールの「Zoho CRM」「Sales Cloud」「Senses」を比較しながら解説しました。
ご紹介した通り、それぞれ料金や特徴が異なります。自社の目的や予算等を考慮したうえで、導入を検討してみてください。
なお、こちらはCRM機能も作れるkintoneと楽楽販売の比較記事になります!
株式会社アーデントは、IT導入補助金の支援事業者を行っております!
アーデントからIT導入補助金を使ってクラウドツールを導入するメリットは以下の通りです。
メリット①対象ツールを2年間、半額、もしくは1/4で利用可!
メリット②会計、経費精算、請求書処理、受発注ツール導入なら、PCやタブレットの購入も補助が受けられ半額!
メリット③補助期間終了後は、公式価格よりお値引き!
メリット④各種IT活用、DX、保守サポートでより貴社のIT化を促進、生産性を向上します!
【弊社取り扱いクラウドツール】
GoogleWorkspace※、Microsoft365、JUST.DB、kintone、サイボウズオフィス、chatwork、LINEWORKS、マネーフォワード、freee、楽楽精算、楽楽販売、楽楽勤怠、freeeサイン、クラウドサイン、勤革時、OASIS、zoho、GMOトラストログイン、バクラクシリーズ、カスペルスキー、ESET、ウイルスバスタークラウド、NotePM、RoboTANGO、Adobe Acorbat、leaf、ロジザードZERO、DX-Suite、LANSCOPE、iTutor、INNOVERAPBX、MOTTEL※、yoom※など
※こちらのツールは補助期間終了後の値引不可
また、上記以外のツールも取り扱いできるものが多々ありますので、一度ご相談ください。
IT導入補助金2025の詳細、お問合せはお電話頂くか、以下の記事を御覧ください↓
IT導入補助金お問合せ:03-5468-6097
以下の動画では、採択のポイントや申請にあたっての注意点などを詳しく解説していますので、
あわせてご覧ください!