Adobe Acrobatを使うメリットって何?
アメリカを代表するソフトウェアメーカーであるAdobe(アドビ)では、画像や動画の編集や、Webデザインなどで役立つ製品を数多く提供しています。Adobeの代表的な製品となっているPhotoshopやIllustratorは、多くの企業で利用されています。
多くの製品がある中で、高品質なPDFを作成できる製品が「Adobe Acrobat(アドビ・アクロバット)」です。本記事では、Adobe Acrobatの概要や料金、利用するメリットについて解説します。利用する際の注意点も解説しますので、参考にしてください。
Adobe Acrobatとは
画像引用元:Adobe Acrobat 公式サイト
Adobe Acrobatは、PDFの作成や編集、共有、電子署名などを実施できるツールです。Acrobatは、デスクトップやモバイル、ブラウザなどで使うことができ、どの場所からでも利用できます。さらに、様々なアプリと連携して使うことも可能です。
法人向けAdobe Acrobatのプラン
Adobe Acrobatは、Acrobat Reader・Acrobat Standard・Acrobat Proの3つのプランが提供されています。それぞれの料金と主な機能をまとめましたので、ご覧ください。
なお、法人向けプラン(グループ版)では、Admin Consloleで、ライセンスを従業員に割り当てたり、取り外したりできるのが特徴です。
プラン名 | Acrobat Reader | Acrobat Standardグループ版 | Acrobat Proグループ版 |
概要 | 最もベーシックなプラン | PDFの編集やファイル変換など、基本的な機能を利用できる | Acrobat Standardの全機能に加えて、高度な機能も使える |
月額料金(税込) | 無料 | 1,848円 | 2,380円 |
PDFのテキストや画像の編集、ページの並べ替え、削除 | × | 〇 | 〇 |
PDFをWord、Excel、PowerPoint形式に変換 | × | 〇 | 〇 |
文書に署名を追加、署名を依頼、処理状況をリアルタイムでトラック | × | 〇 | 〇 |
Microsoft 365とSharePointを含むエンタープライズ向けアプリとの連携 | × | 〇 | 〇 |
WebベースのAdmin Consoleでライセンスを再割り当て | × | 〇 | 〇 |
PDF内の表示されている機密情報を墨消し | × | × | 〇 |
Webフォームの入力と同時に電子サインを取得 | × | × | 〇 |
契約書にロゴを追加してブランディング、既存のPDFフォームをアップロードしてwebフォームを即座に作成 | × | × | 〇 |
Federated ID(SSO)、Enterprise IDにもとづいて指定ユーザーにデプロイ | × | × | 〇 |
高度なテクニカルサポートの活用 | × | × | 〇 |
Adobe Acrobatを利用するメリット
Adobe Acrobatを利用するメリットは、下記の5点です。
●高度なPDF編集・変換を行うことができる
●書類紛失のリスクを軽減できる
●重要な書類を安全に管理できる
●共同作業を効率化できる
●ペーパーレス化を促進できる
それぞれの内容を解説します。
高度なPDF編集・変換を行うことができる
Adobe Acrobatは、PDFファイルのテキストや画像を直接編集したり、ページを追加・削除したりなど、豊富な編集機能を備えています。契約書や請求書で細かな変更が必要な場合も、スムーズに修正することが可能です。また、PDFをWordやExcel、PowerPointなどの他のファイル形式に変換できるため、業務効率の向上にもつながります。
書類紛失のリスクを軽減できる
Adobe Acrobatでは書類をデジタルで保存できるため、紙の書類よりも紛失のリスクを軽減できます。クラウドに保存したPDFファイルはどこからでもアクセスできるため、保管場所や紛失の心配もなくせるでしょう。Adobe Acrobatには必要な書類を即座に呼び出せる検索機能も備わっています。検索機能を活用することで、重要な書類を効率的に管理できます。
書類を安全に管理できる
Adobe Acrobatには、パスワード保護機能や、特定のユーザーにのみ閲覧・編集を許可するアクセス制限機能があります。これらの機能を利用することで、書類を安全に管理することが可能です。
電子署名機能やデジタル証明書による認証機能も搭載されているため、契約書などの機密性が高い書類も安心して共有できます。
共同作業を効率化できる
Adobe Acrobatは、複数人が同時にPDFにコメントを追加したり、注釈を入れたりする機能があります。チームメンバー間のレビューを効率的に実施することが可能です。
ペーパーレス化を促進できる
Adobe Acrobatに搭載されている電子フォームや電子署名機能を利用することで、紙の書類を使わずに手続きを完了させることが可能です。紙の印刷や郵送が不要になるため、企業全体のペーパーレス化を促進できます。
Adobe Acrobatを利用する際の注意点
Adobe Acrobatを利用する際は、下記の点に注意しましょう。
大容量のファイルや複雑な編集を行う場合、動作が遅くなるケースがある
Adobe Acrobatは高機能なソフトウェアであるため、大容量のファイルや複雑な編集を行う場合に動作が遅くなることがあります。特に大量の画像や詳細なレイアウトが含まれているPDFを編集する際は、処理速度が遅くなるケースがあります。Adobe Acrobatは、通信環境が良い場所で利用しましょう。
すべての機能を使いこなすには学習が必要
Adobe Acrobatは豊富な機能が搭載されているため、初めて使用するユーザーにとってはやや難易度が高いと感じるでしょう。各機能を使いこなすには、Adobe Acrobatの基本的な操作方法を事前に学習する必要があります。
まとめ
今回は、Adobe Acrobatを利用するメリットについて解説しました。Adobe Acrobatを利用するメリットは、下記の5点です。
●高度なPDF編集・変換を行うことができる
●書類紛失のリスクを軽減できる
●重要な書類を安全に管理できる
●共同作業を効率化できる
●ペーパーレス化を促進できる
Adobe Acrobatは、Acrobat Reader・Acrobat Standard・Acrobat Pro・Acrobatグループ版の4つのプランが提供されていますが、Acrobat Readerであれば無料で利用できます。まずは無料で試してみて、業務で活用できそうであれば有料プランに変更すると良いでしょう。
株式会社アーデントは、IT導入補助金の支援事業者を行っております!
アーデントからIT導入補助金を使ってクラウドツールを導入するメリットは以下の通りです。
メリット①対象ツールを2年間、半額、もしくは1/4で利用可!
メリット②会計、経費精算、請求書処理、受発注ツール導入なら、PCやタブレットの購入も補助が受けられ半額!
メリット③補助期間終了後は、公式価格よりお値引き!
メリット④各種IT活用、DX、保守サポートでより貴社のIT化を促進、生産性を向上します!
【弊社取り扱いクラウドツール】
GoogleWorkspace※、Microsoft365、kintone、サイボウズオフィス、chatwork、LINEWORKS、マネーフォワード、freee、楽楽精算、楽楽販売、楽楽勤怠、freeeサイン、クラウドサイン、勤革時、OASIS、zoho、GMOトラストログイン、バクラクシリーズ、カスペルスキー、ESET、ウイルスバスタークラウド、NotePM、RoboTANGO、Adobe Acorbat、leaf、ロジザードZERO、DX-Suite、LANSCOPE、iTutor、INNOVERAPBX、MOTTEL※、yoom※など
※こちらのツールは補助期間終了後の値引不可
また、上記以外のツールも取り扱いできるものが多々ありますので、一度ご相談ください。
IT導入補助金2024の詳細、お問合せはお電話頂くか、以下の記事を御覧ください↓
IT導入補助金お問合せ:03-5468-6097
以下の動画では、採択のポイントや申請にあたっての注意点などを詳しく解説していますので、
あわせてご覧ください!