オフィスにおけるWIFIルーターの最適な設置場所7つのポイントとは?
WIFIルーターの設置場所にはいくつか、ポイントがあります。置き場所によっては、ネットの速度が著しく遅くなってしまうので、ぜひ、このチェックポイントを参考にしてみてください!
ちなみに、
電波の発信元をWIFIルーターではなく、アクセスポイントと呼んだりします。そもそもWIFIルーターは、実はアクセスポイントとルーターの2つの機能を持った機器の事を言います。オフィスでは、ルーター一つに対して、複数のアクセスポイントを設置する事が多い為、基本的にはアクセスポイントと呼ぶ事が多いです。30坪くらいのオフィスになると、アクセスポイント1つでは足りなくなるので、複数設置していきます。
そもそもWIFI電波の飛び方は?
WIFI電波の飛び方についてまずはご説明したいと思います。WIFIの電波は、基本直進し、かつ機器から360度全方向に飛ぶようになっています。
電波は直進し、かつ360度全方向にでているということを頭に入れておいて、以下のポイントをご確認くださいませ。
WIFIルーターを置く場所のポイント
1.間に壁を挟まない
これが一番重要です。オフィスだと、会議室等の間仕切りがあると思いますが、壁に当たれば、一気に電波が弱くなります。また、金属にも吸収されてしまう性質があります。オフィスだと、ルーターや主装置を、サーバールームのような場所を作ってそこにWIFIルーター(アクセスポイント)をいれている企業様もいるのですが、それをすると、一気に速度が落ちてしまいます。
とにかく使うスマホやノートPCとWIFIルーター(アクセスポイント)の直進距離の間に何も障害物がないように配置しましょう!
2.なるべく高い位置
1.の理由に関連するのですが、オフィスでは、机の上に書類が積みあがっていたり、モニターがあったりとWIFIルーター(アクセスポイント)から、接続したい端末までの間に障害物が出ますよね。それを避けるためには、ベストは天井に設置するのが理想です。
ただ、天井に設置するとなると、工賃がかかります。そこまでという場合は、何か台の上に置くなどして、より高い位置に設置するといいでしょう!
3.できるだけ中心に
WIFIの電波は、360度発信していきます。そのため、オフィスの端ではなく、中心に置いた方がベストです。本当の中心は難しいかもしれませんが、なるべく真ん中に設置しましょう!
4.距離はなるべく近くに
当然ですが、WIFIルーター(アクセスポイント)と、端末の距離は近いほど速度が速くなります。使う端末のそばに来るように設置しましょう!
5.窓際は避ける
実は、壁にぶつかるとWIFIの電波は反射します。しかし、窓があると、反射せずに、外に出て行ってしまいます。そのため、なるべく窓のそばから話した方が、効率よく室内に電波を飛ばすことができます。
6.棚等の囲まれた場所に置かない
これもかなり多いのですが、スペースの有効活用や、見栄えをすっきりするために、WIFIルーターを棚の中にいれてしまうことがあります。これも棚が電波を遮ってしまいますので、置かないようにしましょう。むき出しで、置いておくのがベストです!
7.電子レンジのそばは避ける
電子レンジの周波数2.4GHZとWIFI電波で2.4GHZを使っているものがあり、その周波数が同じこともあり、電波が干渉して、お互いにノイズになってしまい、遅延につながる事があります。電子レンジからはなるべく話して設置をしましょう!
まとめ
WIFIルーターの設置場所について、ポイントをまとめてみました。WIFIが遅いという相談を頂いた時に、設置場所を聞いてみると、けっこうもったいない置き方をしている事が多いです。遅いと感じられるのであれば、この機会にぜひ見直してみてください!なお、オフィスで会議室の間仕切りをしている場合などは、アクセスポイントを増やすことも検討してみましょう!
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株式会社アーデント 代表取締役。2006年にオフィス専門不動産会社アーデントを創業。その後、オフィス賃貸仲介、ワークプレイス作りに10年以上携わり、合計500社以上のオフィス移転をサポート。2018年よりクラウドPBXを中心にネットワーク、通信分野を専門に400社以上の電話、ネット環境づくりをサポート。2022年より100以上のクラウドサービスの販売を開始。
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