賃貸オフィス探しをネットでするべきではない理由とは?
貸事務所をネットで検索する場合の問題点
ポータルサイトによる物件検索は?
住居であれば、
「HOME’s」や「athome」「スーモ」などの
物件検索サイトがたくさんあり、
不動産会社もそちらで掲載を行っています。
しかし、賃貸オフィスの場合、
そういったポータルサイトはいまだありません。
これは、大きなオフィスの場合、ネットで検索しない企業も多く、そもそも、住居と比べると、市場が小さいために、ポータルサイト側では、事務所の取り扱いに力を入れていないという原因があります。
事実、スーモの場合、事務所の物件掲載は一切できない状態ですし、弊社でも、athomeやHOME’sに事務所を掲載しても、反響は非常に少なく、住居と比べると大きな差がある状態です。
各不動産会社のHPで探すのは?
不動産会社がかなり力をいれているサイトもあるので、
物件数は豊富に掲載されているケースもあるのですが、
ポータルサイトと異なり、
更新頻度は少なく、2~3ヶ月に一度というところが多いです。
<まとめ>
賃貸事務所はポータルサイトでは探しづらく、
各不動産会社のHPでも、物件検索ができたとしても、
更新があまりなされていないため、非常に物件が探しづらくなっています。住宅と比べるとネットで探すのはかなり大変です。
なぜいいオフィスビルをネットに掲載して募集しないのか?
オフィスビルの賃料は、借りた時期によって大きく異なります。
そのため、貸主としては、賃料を公開しての募集はしたくないのが本音なんです。
しかし、reinzやアットホーム、ホームズ等のポータルサイトでは、賃料を記載しないと、募集をすることができない設計になっています。そのため、掲載ができないんですね。
では、どうやって募集をするのかというと・・・オフィス専門の不動産会社に依頼します。
頼むならオフィス系不動産会社に依頼しよう!
賃貸を扱う不動産会社には、オフィス系不動産会社、住居系不動産会社があります。
医者と同じように、不動産会社も分野ごとに得手不得手があります。
オフィス系不動産会社へ依頼するメリットとして、住居系不動産会社に依頼するよりも、提案を受ける物件数が大幅に違ってくるでしょう。
なぜなら、多くの法人ビルオーナーは、物件情報をポータルサイトや、不動産会社間で情報を流通させる「reins」に物件を掲載しないからです。
森ビル、三菱地所、東急不動産、住友不動産などのビルをたくさん所有する企業は、直接物件情報をオフィス系不動産会社にメールやFAXで送る方法で募集を行っています。
現在、弊社では約200社から情報を直接メールとFAXでもらっています。
住居系不動産会社では、こういった物件情報を定期的に受け取っていないので、オフィスビルを探すときには、reinsとathomeを見ることしかできません。
いい物件ほど、こういった法人オーナーが所有しておりまして、その物件情報を受け取るために、オフィスを探すなら、やはりオフィス系不動産会社に依頼しましょう!!
オフィス探しで頼りになるのは、やっぱり営業マン!!
賃貸事務所探しで、ご希望頂いた条件で、すんなりと物件が見つかることはまれです。
そんなときに、実際に物件を大量に見ている、経験豊富な営業マンからの提案が、実は賃貸オフィス探しではもっとも効果的な探し方と言えます。
豊富な事務所物件データベースから、空室の情報で、かつオススメの物件を提案してもらいましょう!
きっと、いい物件が見つかりますよ!
株式会社アーデント 代表取締役。2006年にオフィス専門不動産会社アーデントを創業。その後、オフィス賃貸仲介、ワークプレイス作りに10年以上携わり、合計500社以上のオフィス移転をサポート。2018年よりクラウドPBXを中心にネットワーク、通信分野を専門に400社以上の電話、ネット環境づくりをサポート。2022年より100以上のクラウドサービスの販売を開始。
IT導入補助金を使って、50社以上にクラウドツールを提供。IT活用による業務改善のDXコンサルを提供。
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