事務所を借りるときに、銀行融資(創業融資)を受ける場合の要注意ポイントとは?
開業時に事務所を借りるときに、銀行融資を受けるには、いくつか気を付けることがあります。何も考えずに、話を進めていくと、全然進まないこともありますので、要注意です!
事務所を借りるときに、銀行融資を受けるには、タイミングが重要
事務所を借りるときに、銀行融資を受けるには、タイミングをあわせていくのが重要です。
なぜなら、良い物件を見つけて、申し込みをして審査が通ったとしましょう。それから融資の申し込みをしても、審査結果が出るまで、最低でも2週間くらいかかります。
審査が通ったとはいえ、2週間も待たされるとなると、大家さんはどうなるかわからないので、申し込みをいったんキャンセルしてくることがあります。
また、他からすぐ借りるという申し込みが入れば、2番手に格下げされることも。
ですので、不動産の審査結果が出るタイミングと融資の審査結果が出るタイミングがなるべく揃うように準備を進めていくことがポイントです。
まずは融資の申し込みの準備をすすめましょう
事業計画書や不動産以外の各種審査書類はそろえておきます。事業計画書の不動産についての数字は仮でもいいので、いれておきましょう。融資の事前相談もしておくとベストです。
融資の審査申し込みの直前くらいで、物件を探しにいきます
融資の準備がある程度できた段階で、物件を見に行きましょう。気に入った物件があれば、即申し込みをして、融資の事業計画書にも反映をさせていきます。
不動産の審査結果が出る前から、融資の申し込みをしておきましょう。最悪不動産の審査が通らない場合には、物件を変えて、融資の申し込みし直しも可能です。
融資の審査に最低2週間くらいかかるのに対して、不動産の審査結果が出るまでには、3~5営業日で出てきます。
そのためには、融資の準備をできるところまで進めておかないと、
不動産の審査結果が早く出てきて、結局オーナーさんを待たせすぎて、キャンセルされてしまうことになりかねません。
融資を受けるときには、各種見積もりと賃貸借契約書ひながたがいる
銀行融資を受けるときには、なるべくなら設備資金で融資を受けたいので、各種見積もりが必要です。内装工事、PC等、設備の見積もりはとっておきましょう。
あわせて、不動産の賃貸借契約書ひながたが必要となります。
不動産会社に依頼して、契約書のひながたを出してもらうようにしましょう。
創業融資を受ける場合の事務所契約の注意点は?
開業時に事務所を借りつつ創業融資を受ける場合、契約と資金計画の整合を欠くと資金繰りに行き詰まります。注意点は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 契約と融資の時期 | 融資実行前に高額な契約・支払いをすると、自己資金を圧迫しやすい |
| 資金使途の整合 | 賃料・保証金・内装が事業計画・資金使途と整合しているか |
| 賃料の妥当性 | 売上計画に対し賃料が過大だと、計画の説得力と返済余力を損なう |
| 自己資金 | 初期費用で自己資金を使い切ると、運転資金・審査面で不利になる |
ポイントは、事務所契約は「物件選び」であると同時に「資金計画の一部」だという点です。融資前に勢いで契約すると、自己資金不足や計画との不整合で資金繰りと審査に響きます。契約の時期と金額を事業計画・融資計画と整合させることが、
開業時の失敗を避ける出発点になります。焦って決めず、ここで挙げた観点を一つずつ確認・比較してから判断することが、結果的に手戻りやコストの無駄を防ぐ近道になります。
開業者はどう進めるべき?
事務所契約と融資は、計画的に順序と金額を設計することが重要です。押さえる進め方は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 計画の整合 | 賃料・初期費用を事業計画・資金使途に織り込み、過大にしない |
| 時期の調整 | 融資実行の見通しと契約・支払い時期を調整し、自己資金を温存する |
| 賃料の妥当性 | 売上計画に対し無理のない賃料水準にする |
| 専門家確認 | 資金計画・融資の要件は、金融機関・専門家に確認してから進める |
最大のつまずきは、物件を先に勢いで契約し、自己資金不足や計画不整合で融資・資金繰りに支障が出ることです。事務所契約は資金計画と一体で進めるべきです。当社は事業所契約の確認ポイントの整理を支援しています(資金・融資は専門家へ)。
計画整合と時期調整を起点にすることが、開業をスムーズに進める要点になります。自社だけで判断が難しい場合は、専門家や第三者の視点も取り入れ、総額と要件・将来計画の両面から総合的に判断することをおすすめします。
事務所契約×融資チェック

事務所契約と創業融資とは、開業時に事務所を借りつつ銀行の創業融資を受ける場合の注意点のことで、契約と資金計画の整合を欠くと資金繰りに行き詰まります。
融資実行前の高額な契約・支払いによる自己資金の圧迫、賃料・保証金・内装と事業計画・資金使途の整合、売上計画に対し過大な賃料による計画の説得力と返済余力の毀損、初期費用で自己資金を使い切ることの審査・運転資金面の不利が注意点で、
事務所契約は物件選びであると同時に資金計画の一部です。
融資前に勢いで契約すると自己資金不足や計画不整合で資金繰りと審査に響きます。
賃料・初期費用の計画への織り込みと過大回避、融資実行見通しと契約・支払い時期の調整、無理のない賃料水準、金融機関・専門家への確認が要点で、物件を先に勢いで契約し融資・資金繰りに支障が出る失敗を避け、計画整合と時期調整を起点にすることが要点となります。
以下に、押さえるべき要点とその内容を整理します。
| 項目 | ポイント | 解説 |
|---|---|---|
| 時期 | 融資前の契約注意 | 自己資金を圧迫しやすい |
| 資金使途 | 計画と整合 | 賃料・保証金・内装の整合 |
| 賃料 | 売上計画に妥当 | 過大は返済余力を損なう |
| 自己資金 | 温存する | 使い切りは審査に不利 |
| 確認 | 専門家へ | 資金・融資要件を確認 |
この記事のよくある質問(FAQ)
本記事に関して、よく寄せられる質問をまとめました。
Q. 事務所契約と融資の関係は?
A. 融資審査では事業計画や資金繰りが見られ、事務所の賃料負担や契約時期が計画に影響します。先に高額な契約を結ぶと資金繰りや審査に悪影響が出る場合があります。
Q. 何に注意すべきですか?
A. 賃料・初期費用が事業計画と資金繰りに無理がないか、融資実行時期と契約時期の整合、保証金や中途解約条件を確認します。専門家に相談しながら進めると安全です。
Q. 先に契約してよいですか?
A. 融資前提なら慎重さが必要です。融資が想定どおり実行されないと賃料負担だけ残るため、契約時期・解約条件を確認し、資金計画と整合させてから契約することが重要です。
Q. 注意点はありますか?
A. 立地や広さを優先して賃料負担が重くなると、資金繰りや融資審査に響きます。事業計画と資金計画に基づき、無理のない条件で契約することが重要です。
関連情報・お問い合わせ
まとめ
開業で、賃貸事務所を借りるのと、融資を受ける場合には、その両方の審査結果が出るタイミングを合わせていくことが重要です。

株式会社アーデント 代表取締役。2006年にオフィス専門不動産会社アーデントを創業。その後、オフィス賃貸仲介、ワークプレイス作りに10年以上携わり、合計500社以上のオフィス移転をサポート。2018年よりクラウドPBXを中心にネットワーク、通信分野を専門に400社以上の電話、ネット環境づくりをサポート。2022年より100以上のクラウドサービスの販売を開始。
IT導入補助金を使って、50社以上にクラウドツールを提供。IT活用による業務改善のDXコンサルを提供。ノーコードツールを使ったExcelやAccessからの基幹システム移行によるDX実績多数。
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