スマートカメラTapo C220は業務で使うことができるのかを検証
TP-Linkさんから、Tapo C220というスマートカメラについて記事を書いてほしいという依頼がありまして、商品提供がありましたので、試してみました。
と入ったものの、基本は家庭用向けの商品で、映像はスマホで見るように作ってあります。
とはいえ、弊社はBtoBの企業なので、このTapo C220をもし仕事で使う、企業が使うとしたら、どんな使い方がいいのか?という視点で試してみましたので、その内容を記事にしてみました。
そもそもTapo C220とは
基本的には監視カメラなんですが、なんと金額はアマゾンで見ると6300円の買い切り。監視カメラを設置したら、数十万円することを考えると、とんでもないコスパです。
なお、録画した映像は、microSDカードを別途購入して記録するか、TapoCareサービスという有料のサービスに加入して、クラウドに保存する(30日間)かの二択になります。
以下は、公式HPのTapo Careサービスの料金表です。
仮に年4000円で、映像を30日間保存できるなら、安いなと感じます。
また、ランニングが気になるなら、SDカードを買うというのも手ですね。
そして、
公式HPを見る限り、一番すごいなと思ったのは、スマートAI検知機能。
つまり、カメラが、人の動き等を検知して、その方向を追尾して、映像が見れるようになるというものです。
そして、なんと双方向で会話もできるとのこと。
すごい時代になりましたね。。。
スマートAI検知の実力は?
ということで、さっそく試してみました。基本は専用のスマホアプリで映像を見るようになります。
以下はアンドロイドアプリを開いたところの画面です。映像は思っていたよりもかなりクリアでした。まったく、問題なくよく見れます。
また、画面の下にあるパン/チルトを押すと、十字キーが出てきて、カメラの向きを自由に動かすことができます。
これ自体は、まあよくある話かもしれませんが、ここからにさらにスマートAI検知があります。
目の前を人が通れば、カメラが自動的に追尾。さらに、アラートを送ることができます。
アラートはいろいろだと思いますが、このように通知に出てきたり、音で知らせたりできます。
なお、カメラの前を人が歩くと、こんな感じで通知がたくさん届くことに。。。(笑)
すごくいいなと思ったのは、通常監視カメラだと、画角を考えて、複数設置すると思いますが、これは1台で、かなりの広い範囲をカバーできます。なぜなら、カメラの向きが自動で動くから。なので、設置台数を抑えられるのが、メリットだと思います。
業務で使うなら パターン①サボってないかの監視
いろいろ考えたんですが、管理者がオフィスにいないときに、従業員がサボっていないかの監視には、すごくいいなと思いました。犯罪とかじゃないので、ライトに監視したいときに、監視カメラと違って、カメラが動くので、従業員側も見張られている感じがより強くなります。
しかも1台あればいいし、それこそ双方向で会話もできるので、監視効果は非常に高いと思います。
ただし、通知は膨大な量が届くので、切っておくのがいいかもしれません。
業務で使うなら パターン② 現金や重要資産、サーバー等の監視
弊社ではこういった監視対象物がありませんが、会社さんによっては、多額の現金取引があって、金庫に現金が入っていたり、サーバーや個人情報書類等の機密書類へのアクセスを監視したり場合があると思います。Tapoの強みがアラートを出せるというところになりますので、例えば、誰かがサーバー室に入ったりすれば、通知を管理者に送るといった運用が可能になります。
業務で使うなら パターン③ 夜間のセキュリティ
けっこうすごいなと思ったんですが、夜間真っ暗な状態でも、かなり鮮明に映像を見ることができます。不審者が侵入した時に、映像で確認ができますし、なんとカメラからアラート音を流すことも可能です。
こちらの画像だと、昼のように感じますが、実際には夜の23時53分、電気もすべて消した状態の映像です。
TapoC220の欠点は?
一番欠点だなと思うのは、映像を見るのがスマホアプリになるということです。仕事で使うなら、管理者も含め、複数名が、PCで映像を見たいと思うんですが、基本は対応していません。フリーソフトで映像だけ見るということなら、可能でしたが、カメラの向きを左右に動かしたり、会話したりなどは何もできませんでした。
通知を飛ばすのも、基本はスマホアプリということで、できれば企業が使うslackやLINEWORKS、チャットワークに通知が送れないと、なかなか難しいなあと思いました。
小規模企業がピンポイントで、社長が管理したい部分だけを監視するといった使い方になるかなと思います。
まとめ
Tapo C220は、やはり、向いているのは個人向けで、外出中にペットや子供をカメラで確認する、そして会話もするといった使い方に向いている商品だと思います。ただ、スマホでの利用でいいということであれば、企業でも使うことは可能です。
また、複数のTP-Link IDを共有することで、複数のスマホで、一つのTapo C220の映像を見るといった使い方も可能です。(共有された側は一定の機能制限があります)
それと、複数のTapoをオフィスに設置して、1台のスマホで確認するといった使い方も可能です。
よくTapoの特性を理解すれば、業務での利用もありだなと思いました。
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株式会社アーデント 代表取締役。2006年にオフィス専門不動産会社アーデントを創業。その後、オフィス賃貸仲介、ワークプレイス作りに10年以上携わり、合計500社以上のオフィス移転をサポート。2018年よりクラウドPBXを中心にネットワーク、通信分野を専門に400社以上の電話、ネット環境づくりをサポート。2022年より100以上のクラウドサービスの販売を開始。
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