レンタルオフィス事業を開業・始めるときの大事な7つのポイント
①徹底した競合調査
最も重要といっても過言ではありませんが、競合調査をしましょう。他のレンタルオフィスがどういったグレードで、どのくらいの賃料帯で何人席が多いのか?また、コワーキングスペースはあるのか?などなど。
それから、入居状況も調べましょう。オープンして、何か月で、今入居率はどのくらいなのか?テナントさんの業種やサイズ感なども把握しておきたいですね。
いくつかのレンタルオフィスを見て回ると、その違いが見えてきますので、ぜひ内見しにいきましょう!
②とにかくまねる
いろんなレンタルオフィスを見てくると、こういうレンタルオフィスがいいかも?こういった賃料のレンタルオフィスが入居しているななど見えてくるものがあります。そのレンタルオフィス、特に拠点数が多いところははやっている証拠なので、そういったところをまねましょう。内装のイメージ、天井まで仕切っているかどうか、ビルのグレード感、コワーキングスペースの有無、受付が有人かどうかなどを一から全部考えるのではなく、成功しているところをまねていきましょう!
③80坪以上を探せ!
面積については、いくつかのレンタルオフィス業者さんに聞いたのですが、もし受付にコンシェルジュを置く場合は、その人件費を考えると80坪以上を借りないと採算に乗りません。もし、無人であれば、もう少し狭くても大丈夫ですが、50坪以上は欲しいところです。
あまりに狭いと、開業コストは少ないものの、圧迫感も出てしまい、またビルグレードも下がり、お客様からすると、魅力が下がってしまいます。なるべく広いところを借りましょう!
④連携する不動産会社、広告先の選定
オープンをしても、今SEO対策で例えば、「渋谷 レンタルオフィス」などで上位に持ってくることは不可能に近いです。集客はある程度外部に頼るべきでしょう。いろんな不動産会社に物件を掲載してもらうことで、反響を持ってくることができますし、バナー広告等も考えましょう!リスティング広告で、毎月広告を多額にかけるよりも安く集客が可能です。
弊社運営サイトでも広告掲載は可能ですので、ご相談下さい↓
レンタルオフィス専門 取材記事サイト「RO JOURNAL」
⑤レイアウトはバランスよく
レイアウトも非常に重要です。一人用から、4~5人用くらいまでをバランスよく配置しましょう。どの区画を増やすかは、そのエリアによって異なります。都心部ほど、人数が多い区画を増やしてもいいでしょう。郊外物件ほど、一人用区画などの小さい区画が多いといいです。
また、複数人区画があることで、一人から人が増えた時にそっちに移ってもらい、退去を減らす効果もあります。このレイアウトも、競合のレイアウトを見て、参考にするといいでしょう。
⑥コーヒー、クラウドPBX、会議室、電話秘書、バーチャルオフィス等のサブ収益も考える
レンタルオフィス本業で、きちんと収益に乗ることがベストですが、入居者向けサービスとして、おいしいコーヒーの販売、クラウドPBX、貸し会議室、電話秘書、バーチャルオフィスなどのサブ収益も考えていきましょう!
特に、バーチャルオフィスは、有人で運営するのであれば、ぜひ検討したいですね。場所にもよりますが1社あたり月額3000円くらいの安定収益が入ってくるのはありがたいですよね。
クラウドPBXも入居者にサービスとして提供することで、収益化が可能です。1人成約すると月額250円くらいですが、毎月入ってきます。これは、入居者が退去後も、毎月収益が入ります。
入居者が入れ替わっても、安定した収益になるバーチャルオフィス、クラウドPBXは取り組みたいですね!スペースを貸し出すのと違って、長く運営するほど、どんどん売上が上がってきますので。
弊社からクラウドPBXサービスの取次ぎ契約で、報酬を毎月キャッシュバックする提携も可能です。
⑦売りを作る
最後に、今人気のレンタルオフィスをまねた後に、ちょこっとだけ、売りを作りましょう。最近では、weworkが人気ですが、weworkの強みは自社アプリ等による入居者同士の交流、仕事のあっせんです。各レンタルオフィスでは、それぞれに売りがあって、それがお客様に刺さって高い入居率につながっています。サービス、コミュニティづくり、コワーキングスペース、海外企業メインで英語対応、24時間利用可能など、自社の売りを作りましょう!
参考になる他社事例
ビジネスエアポート
東急グループのレンタルオフィスなのですが、こちらの魅力は広いコワーキングスペースです。狭い個室から、気分によって働く場所を変えることができます。その分賃料は高いですが、人気で拠点もどんどん増やしています。
ビジネスエアポートHP
天翔オフィス
こちらは自社で一棟ビルを新築するので、ちょっとまねづらいビジネスモデルではありますが、コスパの良さがこちらのウリです。また、一人用、2人用よりも、もう少し広い区画にも注力しており、3~10人くらいの他のレンタルオフィスの供給が少ないサイズを数多く提供して、高い入居率を誇っています。こちらもかなり拠点を増やしている業者さんです。
ビズサークル
こちらの会社さんは、とにかく安さが売りです。完全個室なのに、一人3万円くらいから提供しており、人気です。その拠点数はなんと全国で88拠点に!(2019年7月現在)また、内装もおしゃれになっていて、安さを感じさせない作りになっています。
まとめ
これからレンタルオフィスを開業、始めたい方は、しっかりと競合を調査してから始めましょう。弊社でも、レンタルオフィス業者さんの開業で物件探しをお手伝いしてきましたので、ご相談頂ければアドバイスも可能です!クラウドPBXでの提携や物件探しなどは特に得意です。まずはご相談下さいませ!
【関連情報】
弊社では以下のようなレンタルオフィス検索サイトを運営しております!
東京のレンタルオフィス・SOHO賃貸オフィス専門検索サイトはこちら
レンタルオフィス・サービスオフィスの一括検索フォームはこちらから
関連情報
株式会社アーデントは、IT導入補助金の支援事業者を行っております!
アーデントからIT導入補助金を使ってクラウドツールを導入するメリットは以下の通りです。
メリット①対象ツールを2年間、半額、もしくは1/4で利用可!
メリット②会計ソフトを導入するなら、PCやタブレットの購入も補助が受けられ半額!
メリット③補助期間終了後は、公式価格よりお値引き!
メリット④各種IT活用、DX、保守サポートでより貴社のIT化を促進、生産性を向上します!
【弊社取り扱いクラウドツール】
GoogleWorkspace、Microsoft365、kintone、サイボウズオフィス、chatwork、LINEWORKS、マネーフォワード、freee、楽楽精算、楽楽販売、freeeサイン、クラウドサイン、勤革時、OASIS、zoho、GMOトラストログイン、バクラクシリーズ、カスペルスキー、ESET、ウイルスバスタークラウド、MOTTEL※、yoom※など
※こちらのツールは補助期間終了後の値引不可
また、上記以外のツールも取り扱いできるものが多々ありますので、一度ご相談ください。
IT導入補助金2024の詳細、お問合せはお電話頂くか、以下の記事を御覧ください↓
IT導入補助金お問合せ:03-5468-6097
以下の動画では、採択のポイントや申請にあたっての注意点などを詳しく解説していますので、
あわせてご覧ください!
株式会社アーデント 代表取締役。2006年にオフィス専門不動産会社アーデントを創業。その後、オフィス賃貸仲介、ワークプレイス作りに10年以上携わり、合計500社以上のオフィス移転をサポートしてきた実績あり。2018年よりクラウドPBXを中心にネットワーク、通信分野を専門に400社以上の電話、ネット環境づくりをサポート。2022年より100以上のクラウドサービスの販売を開始。
IT導入補助金を使って、50社以上にクラウドツールを提供。業務改善のコンサルも行う。
Google Workspace、法人向けサイバーセキュリティの書籍も執筆、販売中。