NURO bizとNTTのフレッツ光ネクストファミリータイプの比較

オフィスを移転する時に頭を悩ませるのが、光ファイバーの選定です。特に専用回線で料金が比較的安い NURO bizは、IT系企業を中心に比較検討されることが多い回線です。本記事では NURO biz と NTT フレッツ光ネクストファミリータイプの料金・速度・電話回線・向いている企業を、2026年5月時点の制度に沿って比較します。
結論を3行で言うと、料金重視なら NTTフレッツ光ネクスト(月額5,000円+プロバイダー)、速度・専用回線・固定IP重視なら NURO biz(月額18,850円・プロバイダー込)です。電話回線まで含めた7人規模のシミュレーションで月額約2万円の差が出るため、用途を見極めて選びましょう。
NURO bizの特徴・料金は?
NURO bizは ソネットビジネスアソシエイツ株式会社が提供する法人向け光ファイバーで、下り最大2Gbpsの速度と 専用回線・速度保証が魅力。IT関係の企業を中心に導入が増えている回線です。
| 項目 | NURO biz の仕様 |
|---|---|
| 速度 | 上り 1Gbps / 下り 2Gbps |
| 月額料金 | 18,850円(税別) |
| プロバイダー料金 | 込(追加なし) |
| 専用 / 共用 | 専用回線 |
| IP電話 | 使えない |
| 固定IP | 1個無料で利用可能 |
| 速度保証 | あり |
詳細は NURO biz 公式サイト でご確認ください。
NTTフレッツ光ネクスト ファミリータイプの特徴・料金は?
NTT東日本が提供する法人向け光ファイバーで、料金が魅力のプランです。共用回線・速度保証なしですが、ひかり電話(IP電話)が利用できる点が強みです。
| 項目 | NTTフレッツ光ネクスト ファミリータイプの仕様 |
|---|---|
| 速度 | 上り 1Gbps / 下り 1Gbps |
| 月額料金 | 5,000円(にねん割適用後) |
| プロバイダー料金 | 別途 約1,000〜2,000円 |
| 専用 / 共用 | 共用回線 |
| IP電話 | ひかり電話が利用可能 |
| 固定IP | 別途料金がかかる |
| 速度保証 | なし |
詳細は NTT東日本 フレッツ光ネクスト 公式ページ でご確認ください。
プロバイダー料金を含めると、NURO bizとの差額は月額およそ 12,000円となります。
電話回線まで含めるとどのくらいコスト差が出る?
光ファイバーだけでなく 電話回線まで含めると、NTT側に有利な構造です。NURO bizはIP電話が使えないため固定電話の基本料が別途必要になります。7人規模のオフィスで電話5チャネル必要というシミュレーションは以下の通りです。
| 項目 | NURO biz | NTTフレッツ光ネクスト ファミリー |
|---|---|---|
| 回線月額 | 18,850円 | 5,000円 |
| プロバイダー | 0円 | 1,500円 |
| 電話基本料 | 9,110円 (おとくライン INS 2回線+アナログ1回線) |
2,100円 (光電話オフィスタイプ 基本3ch+2ch) |
| 合計 | 27,960円 | 8,600円 |
差額は月額 19,360円(年間 約23万円)になります。この差を「速度・専用回線・固定IPの価値」と捉えられるかが選定のポイントです。

どんな企業にNURO bizが向いている?
金額だけを見ればNURO bizが高いのは間違いないですが、最大2Gbpsの速度・専用回線・固定IP1つ付きを考えると、これらの価値が必要な業種には十分なメリットがあります。
逆に、ひかり電話(IP電話)が使えないのは大きなデメリットです。固定電話を運用する企業では電話の基本料が増えるため、トータルコストが膨らみます。
NURO bizが向いている企業
- 動画編集・大容量データ転送など、重いデータをやり取りするIT系企業
- クラウドサーバー・社内サーバーを運用しており、固定IPと安定回線が必要
- テレワーク併用でVPN接続が多い
- 電話はクラウドPBXに切り替え済み、または使用頻度が低い
NTTフレッツ光ネクストが向いている企業
- ITよりも電話業務が主体の中小企業(コールセンター含む)
- 通信費を最低限に抑えたい
- 既存のひかり電話・FAX運用を継続したい
クラウドPBXと組み合わせて電話運用を見直す場合、NURO biz でも電話の課題は解決できます。詳細は以下の記事も参考にしてください。
NTTコラボ光(ソフトバンク光・トラム光)という選択肢は?
料金重視なら、NTT回線を借り受けるコラボ光もおすすめです。中身はNTTフレッツ光ネクストと同じ回線で、プロバイダー料込みでフレッツ光より月1,000円程度安いケースが多いです。IPv6(IPoE)対応・速度制限なしの事業者(例:トラム光)を選べば、共用回線でも実測速度が大きく改善します。
つまり光ファイバー選定の構図は以下の3択になります。
- 最速重視 → NURO biz(月額約2万円・専用回線)
- バランス重視(電話も使う) → NTTフレッツ光ネクスト + ひかり電話
- 最安重視 → コラボ光(トラム光等・IPv6対応)
NURO biz vs NTTフレッツ光ネクストのよくある質問は?
オフィスの光ファイバー選定でよく寄せられる質問をまとめました。
Q. NURO bizとNTTフレッツ光ネクストの最大の違いは何ですか?
A. 専用回線か共用回線かが最大の違いです。NURO bizは下り2Gbps・速度保証あり・専用回線なので、重いデータをやり取りするIT企業に最適。NTTフレッツ光ネクストは共用回線・速度保証なしですが料金が安く、ひかり電話が使える点が強みです。
Q. どちらが料金は安いですか?
A. NTTフレッツ光ネクストの方が安いです。NURO bizは月額18,850円・プロバイダー込みなのに対し、NTTフレッツ光ネクストは月額5,000円+プロバイダー1,500円程度。電話回線まで含めても、7人規模のシミュレーションで 月額約2万円の差になります。
Q. NURO bizはひかり電話が使えないのは本当にデメリットですか?
A. デメリットになるケースが多いです。NURO bizではIP電話が利用できないため、固定電話を使う場合はNTTのアナログ回線等を別契約する必要があり、電話の基本料が高くなります。電話の使用頻度が低い企業ならクラウドPBXとの組合せで回避できます。
Q. どんな企業にNURO bizが向いていますか?
A. 動画編集・大容量データ通信・クラウド開発などIT系企業に向いています。重いデータのやり取りが頻繁にあり、料金よりも速度・安定性・固定IPが重要な業種にメリットが大きい一方、それ以外の中小企業はNTTフレッツ光ネクスト+ひかり電話の方がトータルコストで有利です。
Q. もっと安いコラボ光(ソフトバンク光・トラム光等)と比べるとどうですか?
A. コラボ光はNTTフレッツ光ネクストと同じ回線を借りているため、速度・安定性はほぼ同じです。コラボ光の方がプロバイダー料込みで月額1,000円程度安く、IPv6対応・速度制限なしの事業者を選べばさらに快適です。最安重視ならコラボ光、最速重視ならNURO bizという選び方になります。
まとめ:NURO biz と NTTフレッツ光ネクスト どう選ぶ?
金額だけを比較すると、NTTフレッツ光ネクスト ファミリータイプの方が圧倒的に安いのは間違いありません。一方で、NURO bizの最大2Gbps・専用回線・固定IP1つ付きには、その価格に見合う価値があります。
選定の判断軸
- 重いデータの取扱があるIT系企業 → NURO biz
- 電話業務主体、コスト重視 → NTTフレッツ光ネクスト
- 最安・IPv6対応で快適に使いたい → コラボ光(トラム光等)
当社(株式会社アーデント)では、回線選定の 無料相談・シミュレーションを実施しています。NURO biz・NTTフレッツ光ネクスト・コラボ光のいずれも取扱いがあり、クラウドPBX・電話運用とのトータル最適化もご提案可能です。電気通信事業者の制度については総務省の ICT政策ページ も参考になります。
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株式会社アーデント 代表取締役。2006年にオフィス専門不動産会社アーデントを創業。その後、オフィス賃貸仲介、ワークプレイス作りに10年以上携わり、合計500社以上のオフィス移転をサポート。2018年よりクラウドPBXを中心にネットワーク、通信分野を専門に400社以上の電話、ネット環境づくりをサポート。2022年より100以上のクラウドサービスの販売を開始。
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