ネット高速化のため、ipv4とipv6を実際に計測したら平均〇Mの速度アップだった!

目次
インターネットのipv4とipv6とは
インターネットの住所はipアドレスと言います。この住所の方式にipv4、ipv6という2種類があります。今までは、全てipv4方式と言いまして、192.168.1.1のようなIPアドレスがインターネット上の住所として全世界で使っておりました。
ただ、これが使い過ぎて、なくなりそうということで、もっと桁が多いipv6という方法が開発されました。
こんな感じの住所になります。
ipv6の住所例 2001:0db8:bd05:01d2:288a:1fc0:0001:10ee
ipv6にすると速度が上がる理由とは
話は変わって、各プロバイダーごとにこのipv6対応が進んでいます。こちら対応に切り替えることで、速度が高速化します。
その理由はこちらから↓

NTTの光ファイバーは、渋滞がすごい
NTTの光ファイバー フレッツ光は現在1Gの速度が出るということになっていますが、実際にそこまで速度が出た方はいらっしゃらないと思います。
それどころか、20~30Mくらいしか速度が出ていないところも多いのではないでしょうか?
...
ipv6にした速度計測結果はこちら
サイトごとにちょっと違うので、2つのサイトで計測。
さらに各サイトごとに3回計測してみました。なお、時間帯でもばらつきが出ますので、計測はipv4計測後、2分程度でipv6に切り替えていますので、ほぼ同時刻での計測です。
プロバイダーは弊社一押しのトラム光。
速度の単位は全てMバイトです。
計測サイト | 種別 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 |
usen | ipv4 | 60 | 52 | 75 | 62.33 |
ipv6 | 79.12 | 73.72 | 78 | 76.95 |
比べるとipv6対応にした方が約14M速度が速かったです。
こちらは違うサイトでの計測結果です。このサイトではアップロードも計測できましたので、記録しました。
計測サイト | 種別 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | ||||
ぴかまろ | ダウンロード | アップロード | ダウンロード | アップロード | ダウンロード | アップロード | ダウンロード | アップロード | |
ipv4 | 82.85 | 102.54 | 92.22 | 100.37 | 65.56 | 100.88 | 80.21 | 101.26 | |
ipv6 | 100.68 | 100.57 | 99.79 | 102.53 | 99.45 | 96.2 | 99.97 | 99.77 |
こちらのサイトでもダウンロードは、約20Mの高速化。ただ、アップロードは逆にほんとに誤差だと思いますが、遅くなってしまいました。おそらくアップロード時はipv6でもipv4でも差がないのかもしれません。
まとめ
ほんとにお手軽に速度を高速化できるipv6対応。まだ導入していない場合は、ぜひ導入を検討してみましょう!