仮想オフィスツール「Gather」とは
近年、社員がオフィス勤務と近い状態で仕事ができるように「仮想オフィスツール」を導入する企業が増えています。仮想オフィスツールとは、インターネット上に仮想オフィスを設置し、実際にオフィスに出勤している感覚で業務を行えるツールのことです。
仮想オフィスツールは、日本国内だけではなく、世界各国で様々なタイプの製品が日々開発されています。
本記事では、仮想オフィスツールの「Gather」をご紹介します。仮想オフィスツールを利用する際の注意点詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
仮想オフィスツール「Gather」とは
画像引用元:Local Square
仮想オフィスツール「Gather」とは、2020年にアメリカのGatherPresence社が開発した2Dメタバースオフィスのことです。主に、欧米やアジア地区で高い人気を誇っています。
世界で累計1,500万人のユーザーが利用しており、最大10名までであれば無料で利用することが可能です。
Gatherの料金プランは、無料プラン・ベーシックプラン・スタンダードプランの3つです。
プラン名 | 無料プラン | ベーシックプラン | スタンダードプラン |
料金(税抜) | 無料 | 1ユーザー月額1,000円 | 1ユーザー月額1,500円 |
ユーザー数 | 10名まで | 500名まで | 無資源 |
オーディオ、ビデオ、チャットなどの機能 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
どのプランも初期費用が不要となっており、導入サポートも無料で実施しています。
Gatherの特徴
Gatherの特徴は下記の通りです。
①社員間の自然なコミュニケーションを実現できる
Gatherでは、アバター同士が近づくだけで自動でビデオ会議が開始される仕組みとなっています。オフィス勤務とより近い形で自然にコミュニケーションをとることが可能です。
②アプリケーションのダウンロード不要で利用できる
Gatherは、ブラウザから直接ログインしてすぐに利用できます。アプリケーションのダウンロード不要で利用することが可能です。
③自由にカスタマイズできる
Gatherにはさまざまな種類のテンプレートが豊富に搭載されています。テンプレートを活用することで、自分好みのスペースを作成することが可能です。
④レトロで懐かしさを感じるUI
Gatherは、レトロなUIも特徴です。懐かしさや遊び心を感じつつ、直観的な操作が可能となっています。
Gatherでできること
Gatherを導入することで、下記の2つを実現できます。
離れた場所からでもリアルなコミュニケーションが可能
Gatherを導入することで、従業員同士で同じ空間を共有でき、アバターを通じた共同作業が可能です。オフィス勤務と同じスピード感で作業ができるようになり、生産性アップにつながります。
業務の効率化
ビデオ会議ツールの場合、会話を開始する際にその都度お伺いを立てる必要があり、作業の進捗が遅くなるケースも多々あります。Gatherでは気軽にいつでも会話をできるため、従業員同士の会話の回数が増加し、効率的に業務を進めることが可能です。
仮想オフィスツールを利用する際の注意点
仮想オフィスツールは非常に便利なツールですが、有効に活用するためには事前に注意点についても理解する必要があります。仮想オフィスツールの主な注意点は下記の2点です。
パソコンに対しての負荷が大きい
一つ目は、パソコンに対しての負荷が大きい点です。
仮想オフィスツールは、基本的に仮想空間の中でコミュニケーションをとる仕組みです。そのため、業務時間内は常にインターネット通信が行われている状態になります。スムーズな会話を実現するためには、安定した通信環境が欠かせません。
例えば、動画編集などパソコンへの負荷が大きい作業を行っている場合、バーチャルオフィスツールの導入でパソコンに対して過剰に負荷が掛かるリスクがあります。導入を検討する際には、事前にPCのスペック等を確認するようにしましょう。
常に監視されているように感じてしまう
仮想オフィスツールを導入することで、常に監視されているように感じてしまう社員がいる点についても気を配るようにしましょう。
仮想オフィスツールでは、社員一人一人の状況を全員がリアルタイムで確認できる仕組みです。オフィス勤務の時よりも自分が他人から監視されている感覚になり、ストレスに感じてしまう社員もいるため、社員の声もや意見も定期的に聞くようにしましょう。
まとめ
今回は、仮想オフィスツール「Gather」について詳しく解説しました。
GatherはレトロなUIが特徴であり、懐かしさや遊び心を感じながら操作できます。さらに、さまざまな種類のテンプレートが豊富に搭載されているため、自分好みのスペースを作成することも可能です。
企業全体の生産性アップやリモートワークの業務効率化にもつながりますので、ぜひ導入を検討してみてください。
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