IT導入補助金で導入できる販売管理システム おすすめ4選

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販売管理システムとは、商品の受注から出荷、請求、在庫管理、売上管理などの販売に関わる一連の業務を効率的に管理するシステムのことです。企業の販売活動を一元管理でき、迅速かつ正確な販売業務が可能になります。
様々な販売管理システムが登場していますが、IT導入補助金ではどの販売管理システムが対象になっているのでしょうか? 本記事では、2025年度の最新情報をもとに、IT導入補助金の基本から申請方法、対象システム、おすすめ販売管理システム、注意点、他の補助金制度との違いまで詳しく解説。IT導入補助金で導入できるおすすめの販売管理システムをご紹介します。
販売管理システムを導入する際、コスト面で悩む中小企業や個人事業主の方も多いのではないでしょうか。そんな方にとって心強い味方が「IT導入補助金」です。
IT導入補助金とは?概要と目的を解説
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者がITツールを導入する際の費用の一部を国が補助する制度です。経済産業省が推進しており、業務効率化や生産性向上を支援することを目的としています。
特に、販売管理や会計処理、顧客管理といった業務をデジタル化することで、人手不足の解消や業務の標準化につながると期待されています。補助対象経費の最大4/5まで補助されるため、費用面でも導入のハードルが下がるのが大きなメリットです。
IT導入補助金の申請枠とは?
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者がITツールを活用して業務効率化・生産性向上を図るために、その導入費用の一部を国が支援する補助金制度です。
2025年度のIT導入補助金では、次の4つの申請枠が設けられています。
申請枠 | 概要 | 補助率・補助額 |
---|---|---|
通常枠 | 業務効率化ツール導入 | 1/2以内・最大450万円 |
インボイス枠 | インボイス対応ツール | 中小:3/4、小規模:4/5・最大50万円 |
セキュリティ対策枠 | セキュリティ強化ツール | 1/2以内・最大100万円 |
複数社連携枠 | 企業グループでのIT導入 | 内容に応じて個別対応 |
導入を検討するソフトウェアによって申請できる枠が異なります。インボイス枠で申請できるソフトの方が、補助割合が高くてお得になります。
販売管理システム導入におけるIT導入補助金の申請ステップ
- gBizIDプライムアカウントの取得 法人代表者名義で事前に申請。
- SECURITY ACTIONの宣言 「一つ星」または「二つ星」を自己宣言。
- みらデジ経営チェック 経営課題の可視化のためにチェック実施。
- 支援事業者と連携して申請準備 事業計画の作成、必要書類の準備。
- 交付申請 ITツール・経費・目標を入力し、申請。
- 交付決定後に契約・導入 決定前の契約は補助対象外となるため注意。
- 事業実績報告と効果報告 証憑類を提出し、補助金が振込されます。
補助対象となる事業者
以下の中小企業・小規模事業者が対象です:
業種 | 中小企業の条件 | 小規模事業者の条件 |
---|---|---|
製造業 | 資本金3億円以下・300人以下 | 20人以下 |
小売業 | 資本金5千万円以下・50人以下 | 5人以下 |
サービス業 | 資本金5千万円以下・100人以下 | 5人以下 |
他の補助金制度との違いと併用の可否
- ものづくり補助金:試作開発や設備投資に最大1,250万円。販売管理システム単体では対象外。
- 小規模事業者持続化補助金:販路開拓費用を最大100万円まで支援。条件次第で併用も検討可能。
- 事業承継・引継ぎ補助金:経営再編・後継者対応で最大600万円支援。システム導入も対象になるケースあり。
なお、IT導入補助金の詳細は以下の記事をご覧ください↓

販売管理システム導入のメリットとは?
販売管理システムは、受注・出荷・在庫・請求・入金などの業務を一元管理し、業務の正確性・スピードを大きく向上させます。特に次のような課題を抱える企業に有効です。
- Excelでの管理が煩雑・属人化している
- 請求書の発行や管理に時間がかかっている
- インボイス制度への対応が不安
IT導入補助金で導入できるおすすめの販売管理システム
IT導入補助金で導入できる販売管理システムの中で代表的なのが、楽楽販売やfreee 販売、さらにAppsheet、kintoneの4つです。 下記でそれぞれの概要、特徴を解説します。
楽楽販売とは?
画像引用元:楽楽販売 公式サイト
楽楽販売とは、株式会社ラクスが提供しているクラウド型販売管理システムです。 販売管理や在庫情報の情報共有をクラウド上で実施できるため、在庫管理や発注業務を効率化できます。 楽楽販売は、初期費用が150,000円(税抜)+月額費用70,000円(税抜)~となっています。
月額費用は、ユーザ数やデータベース作成数に応じて変動する仕組みです。 楽楽販売は、IT導入補助金の「通常枠」か「インボイス対応類型」で申請できます!
詳細は下記の記事をご覧ください。

楽楽販売の特徴
楽楽販売の特徴は、下記の3つです。
販売フローのスピードと正確性を向上させることができる
楽楽販売では、見積書の作成から受注、出荷、請求書の発行までの販売業務の一連の流れをシステム上で自動化できます。登録した受注情報がそのまま請求書や納品書に反映されるため、転記ミスが発生しません。書類の作成もボタン1つで完了するため、手作業を省くことができます。楽楽販売を利用することで、販売フローのスピードと正確性を向上させることが可能です。
カスタマイズ性の高さ
楽楽販売は、画面レイアウトや業務フロー、入力項目などを自社の業務に合わせて柔軟にカスタマイズできるのが特徴です。業種ごとの特殊な業務プロセスにも対応できるため、自社に最適なシステムを構築できます。必要な項目や入力フォームを自由にカスタマイズすることで、業務の標準化も進められるのもメリットです。
他システムとの連携が容易
楽楽販売は、他の業務システムや会計ソフトとスムーズに連携でき、受注・請求データを自動で他システムに取り込むことが可能です。たとえば、会計システムと連携すれば、請求データが自動的に会計仕訳として反映されるため、経理作業の負担を軽減できます。
freee 販売とは?
画像引用元:freee 販売 公式サイト freee販売とは、フリー株式会社が提供・運営しているクラウド型の販売管理システムのことです。案件管理や請求・入出金管理などの業務を一元管理できます。転記ミスや入力ミスをなくせるため、業務効率化につながります。
freee 販売の特徴
freee 販売の特徴は、下記の3つです。
シンプルで直感的な操作性
freee 販売は、シンプルで使いやすいデザインが特徴となっています。販売管理システムを初めて使うユーザーであっても、スムーズに操作できます。さらに、ガイド機能や操作手順のサポートが充実しているので、経理や営業部門で販売管理の経験が浅い方でもすぐに使いこなせるでしょう。
他のfreeeサービスとシームレスに連携できる
freee 販売は、freee会計やfreee経費精算、freee人事労務などの他のfreeeサービスと連携でき、バックオフィス業務を一元管理できるメリットもあります。たとえば、販売データをfreee会計に自動で反映させることで、経費や売上データがシームレスに連動します。これにより、手入力の手間を省きつつ、会計処理のスピードと正確性を向上させることが可能です。
効率的な在庫管理を実現できる
freee 販売には在庫管理機能があり、商品の入出庫状況をリアルタイムで把握することも可能です。在庫の過不足を防ぎ、効率的な在庫管理を実現できます。
Appsheetによる構築
Appsheetは、GoogleWorkspaceについてくるノーコードでオリジナルアプリを構築できるソフトです。 販売管理では、自社の独自ルールが多いため、こういったプログラムを使わずに、手軽にアプリを作れるソフトウェアを使って、自社のオリジナルアプリを作るケースが多いです。 なお、料金はGoogle Workspaceのbusiness starterプランが月800円になります。800円×人数分で、1人からでも利用できるのがメリットです。
Appsheetのメリット
Appsheetの場合、Google Workspaceを使っている場合、ランニングコストは0円で導入ができ、ここが大きなメリットになるでしょう。 また、現在Google Workspaceを使っていなかったとしても、販売管理ソフトに加えて、Google Workspaceを使える状態になれば、 データの共有やメールの送受信、カレンダーなどでも業務連携がより便利になっていきます。
kintoneによる構築
CMでもよくみるkintoneですが、こちらでオリジナルで販売管理アプリを構築することも可能です。 kintoneの強みは、他とのデータ連携です。マネーフォワードと連携して、請求書を自動で会計ソフトに取り込んでみたり、電子サインソフトと連携して、契約書をkintoneに取り込んだりといったことが簡単にできます。 kintoneは、1人月1800円になりまして、最低10ユーザーからになります。10名未満の場合は、Appsheetの方がいいかもしれません。また、10名を越えてくると、kintoneのメリットがでてくると思います。
クラウド販売管理システム4社比較表
項目/ツール名 | 楽楽販売 | freee販売 | Appsheet | kintone |
---|---|---|---|---|
初期費用(税抜) | 150,000円 | 0円(freee側で無料体験あり) | 0円(Google Workspace契約に含む) | 0円 |
月額費用(税抜) | 70,000円(20名)〜 | 数千円〜(プランにより変動) | 800円/ユーザー(1名から) | 1,800円/ユーザー(10名〜) |
操作性 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
カスタマイズ性 | 非常に高い | 中(テンプレベース) | 非常に高い(自由設計) | 非常に高い(業務アプリが自由に設計可) |
他システム連携 | 会計・販売ソフト等と連携 | freee会計、人事労務とスムーズに連携 | Google系ツールと連携 | 会計・電子契約・外部DBと強力連携 |
IT導入補助金の申請枠 | インボイス枠 | 通常枠 | 通常枠 | 通常枠 |
よくある質問(FAQ)
Q:IT導入補助金の審査に落ちることはありますか? A:採択率はおおよそ70%程度です。弊社の顧客ですと、おおよそ80%程度の採択率になります。申請内容で採択されやすくなるポイントがありますので、まずはご相談くださいませ。
Q:交付決定前にシステムの契約をしてしまいました。補助金はもらえますか? A:残念ながら対象外になります。交付決定後の契約が原則です。
Q:支援事業者はどうやって選べば良いですか? A:希望のシステムを扱っている支援事業者をIT導入補助金サイトから検索するのが基本です。
IT導入補助金を利用する際の注意点IT導入補助金を利用する際は、下記の点に注意しましょう。 生産性計画の作成が必要IT導入補助金の申請では、ITツールの導入による具体的な業務改善や効果を示す生産性向上計画の提出が求められています。
また、導入する理由を255文字の作文をして、事務局に説明をしなければいけません。
なお、IT導入補助金は、必ず支援事業者を通しての申請になりますので、支援事業者に相談しながら作成しましょう。 実績報告が義務付けられている補助金を受け取るには、ITツール導入後の実績報告が必須です。 実績報告では、導入したシステムが計画通りに活用されているか、業務改善にどのように役立っているかなどを証明する必要があります。補助金を確実に受け取るためには実績報告の準備も重要です。
販売管理システム導入の成功事例
実際にIT導入補助金を活用して販売管理システムを導入した中小企業では、以下のような成果が報告されています。
- ケース1:受注処理の時間が1日あたり3時間短縮
- ケース2:在庫管理のミスが年間80%減少
- ケース3:月次売上データの集計業務が自動化され、経営分析が迅速化
このように、業務の効率化だけでなく、ヒューマンエラーの削減や意思決定のスピードアップといった定量的・定性的な効果が得られています。
まとめ:補助金を活用して販売管理を効率化しよう
本記事では、IT導入補助金を活用して導入できる代表的な販売管理システム4選をご紹介しました。
- IT導入補助金は最大4/5の補助があり、中小企業のDX推進を後押しします。
- 導入する販売管理システムは、費用・操作性・カスタマイズ性・他システム連携などを比較して選定することが重要です。
- 申請にはgBizID取得や支援事業者との連携など、事前準備が必須です。
- 導入後は実績報告や効果報告の提出が義務付けられている点にも注意が必要です。
導入コストを抑えながら販売業務を効率化したい方は、IT導入補助金の活用をぜひ検討してみてください。
不明点や導入支援については、IT導入支援事業者に早めに相談することをおすすめします。

補助金活用の注意点と成功のポイント
補助金制度は非常に有効ですが、いくつかの注意点があります。
- 交付決定前に発注・契約・支払いを行うと補助対象外になる
- 申請書類に不備があると不採択となるケースが多い
- 導入後も実績報告など継続的な対応が必要
成功のポイントは、信頼できるIT導入支援事業者を選ぶこと、早めに準備を始めること、そして申請要件やスケジュールを正確に把握しておくことです。
株式会社アーデントは、IT導入補助金の支援事業者を行っております!
アーデントからIT導入補助金を使ってクラウドツールを導入するメリットは以下の通りです。
メリット①対象ツールを2年間、半額、もしくは1/4で利用可!
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メリット③補助期間終了後は、公式価格よりお値引き!
メリット④各種IT活用、DX、保守サポートでより貴社のIT化を促進、生産性を向上します!
【弊社取り扱いクラウドツール】
🔹オフィスソフト・グループウェア: Google Workspace※、Microsoft365、desk'nets NEO※
🔹ノーコード業務改善:kintone、Zoho※、楽楽販売、JUST.DB※、サスケworks
🔹コミュニケーション: サイボウズオフィス、Chatwork、LINE WORKS、zoom
🔹会計・経費管理: マネーフォワード、freee※、楽楽精算、楽楽明細、invox
🔹電子契約・文書管理: freeeサイン、クラウドサイン、Adobe Acrobat
🔹セキュリティ対策: sophos、SentinelOne、ESET、ウイルスバスタークラウド
🔹RPA・自動化: RoboTANGO、DX-Suite、Yoom※、バクラクシリーズ
🔹勤怠・労務管理: 勤革時、楽楽勤怠、マネーフォワード
🔹物流・在庫管理: ロジザードZERO
🔹教育・マニュアル作成管理: iTutor、NotePM※、leaf
🔹PBX・電話システム: INNOVERAPBX※、MOTTEL※
🔹端末管理:LANSCOPE、clomo
🔹リモートデスクトップ:RemoteOperator在宅
🔹受付ipad:ラクネコ※
など
※こちらのツールは補助期間終了後の値引不可
また、上記以外のツールも取り扱いできるものが多々ありますので、一度ご相談ください。
IT導入補助金2025の詳細、お問合せはお電話頂くか、以下の記事を御覧ください↓
IT導入補助金お問合せ:03-5468-6097

以下の動画では、採択のポイントや申請にあたっての注意点などを詳しく解説していますので、
あわせてご覧ください!
