1. HOME
  2. ブログ
  3. SaaSの選び方:中小企業向けガイド

SaaSの選び方:中小企業向けガイド

SaaS イメージ画像

昨今のデジタル化やDX推進に伴い、SaaSを導入する企業が増えています。SaaSとは、「Software as a Service」の略称であり、「サービスとしてのソフトウェア」という意味になります。

SaaSサービスは手軽に利用できるものが非常に多く、「どのサービスを導入するべきか」「何を基準に選べば良いのか」迷っている企業も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、SaaSの選び方について詳しく解説していきます。代表的なSaaSサービスも紹介しますので、最後までご覧ください。

SaaSの選び方・判断基準について

SaaSサービスを選ぶ際には、以下の判断基準をもとに選ぶようにしましょう。

  1. 料金体系
  2. 提供方式
  3. 搭載機能
  4. セキュリティレベル
  5. 提供事業者・サービスの将来性

それぞれ解説していきます。

①料金体系

SaaSサービスの料金体系は大きく「月額(年額)制」と「従量課金制」の2つに分けられます。サービスによっては、最低利用人数が決められており、追加ユーザーごとに追加料金が掛かるサービスなどもあります。

まずは自社の規模・人数を把握し、管理しやすい料金体系の方を選ぶようにしましょう。また、SaaSサービスには初期費用が掛かるサービスも多いです。初期費用についても事前に確認しておきましょう

②提供方式

SaaSサービスの提供方式は、「シングルテナント」と「マルチテナント」の2つに分けられます。

シングルテナントとは、システムやサーバーを1社で占有する提供方式です。一方のマルチテナントは、複数の企業・個人でシステムやサーバーを共有して利用する形となっています。

大半のSaaSサービスはマルチテナントとなっており、導入や運用にかかるコストを抑えられるメリットがあります。シングルテナントの場合、マルチテナントよりもコストが掛かりますが、カスタマイズ性・セキュリティ性などは高くなるのがメリットです。

SaaSを選ぶ際には、シングルテナントかマルチテナントのどちらを採用しているかも確認しておきましょう

③搭載機能

自社で必要な機能の有無も事前に確認しておきましょう。SaaSサービスを導入して、利用を開始した後に必要な機能が搭載されていなかったことに気づく企業も少なくありません。反対に搭載機能が多すぎて使いこなせないというケースもよく見られます。

まずは、自社の課題を明確にし、課題解決に必要な機能を備えているかを考慮してサービスを選定していきましょう。

④セキュリティレベル

SaaSサービスを利用する際には、自社の機密情報や顧客の個人情報などを扱うことも多くなります。そのため、自社に必要なセキュリティレベルを把握し、セキュリティレベルを満たしているかを確認するようにしましょう

⑤提供事業者・サービスの将来性

昨今、様々なタイプのSaaSサービスが登場し続けており、企業間での競争が激しくなっています。そのため、競争に負けたSaaSサービスが提供を終了したり、競争に勝つために頻繁にアップデートを繰り返したりすることが考えられます。

SaaSサービスを使っているユーザー側の立場からすると、サービスが終了したりアップデートが繰り返されたりすることで、その都度対応しなければなりません。特に自社業務に適応したSaaSサービスを変更するのは難しいものです。

そのため、SaaSサービスを提供している事業者が今後どのような事業展開を目指しているのか、成長の余地はあるのかなど、提供事業者とサービスの将来性についても確認しておくと良いでしょう

代表的なSaaSサービス

SaaSサービスの種類は非常に多く、そもそもどのサービスがSaaSサービスに該当するのか、理解しにくいと思っている方も多いのではないでしょうか?

ここでは、代表的なSaaSサービスを4つ紹介します。

①ビジネスチャット

ビジネスチャットとは、社内外の人と連絡やコミュニケーションがとれるツールのことです。ビジネスチャットでは、メールでよくある冒頭の挨拶文などを省いて要件だけをまとめた端的な文章を送すことができます。また、あえて返信するほどではないメッセージに対し、スタンプでリアクションを伝えることも可能です。

テレワークの普及に伴い、コミュニケーションの活性化を目的にビジネスチャットツールを導入する企業が多く見られました。

代表的なビジネスチャットは、SlackやLINE WORKS、Chatworkなどです。これらのツールについて、以下の記事で詳しく解説していますのでこちらもご覧ください。

 

 

 

②Web会議システム

Web会議システムは、複数人でのリモート会議やミーティングなどを行えるツールです。Web会議システムもテレワークに欠かせないツールとして、多くの企業で導入されました。

代表的なWeb会議システムは、ZoomやTeamsなどが挙げられます。以下の記事で詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。

 

 

③CRM

CRM(Customer Relationship Management)とは、顧客の情報を一元管理し、顧客満足度の向上を目的とするサービスのことです。営業活動や顧客対応で必要な情報を社員間で共有することで、営業活動の質をより高められます。

代表的なCRMは、「Zoho CRM」や「Sales Cloud」、「Senses」などが挙げられます。以下の記事で比較しながら詳しく解説していますので、こちらもチェックしてみてください。

 

 

 

 

④会計ソフト

会計ソフトとは、経理や財務などの会計業務に必要な情報を一元管理したり、会計業務を効率化できるシステムです。法改正に対して自動アップデートされるサービスも多く、企業の経理業務を効率化できます。

代表的な会計ソフトは、「マネーフォワード クラウド会計」や「 freee」などです。以下の記事で詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。

 

 

 

 

まとめ

今回は、SaaSの選び方について詳しく解説しました。SaaSを選ぶ際のポイント・基準は以下の5点です。

  1. 料金体系
  2. 提供方式
  3. 搭載機能
  4. セキュリティレベル
  5. 提供事業者・サービスの将来性

まずは、自社の課題や必要な機能を明確にすることから始めていきましょう。

 


株式会社アーデントは、IT導入補助金の支援事業者を行っております!



アーデントからIT導入補助金を使ってクラウドツールを導入するメリットは以下の通りです。

メリット①対象ツールを2年間、半額、もしくは1/4で利用可!

メリット②会計、経費精算、請求書処理、受発注ツール導入なら、PCやタブレットの購入も補助が受けられ半額!

メリット③補助期間終了後は、公式価格よりお値引き!

メリット④各種IT活用、DX、保守サポートでより貴社のIT化を促進、生産性を向上します!




【弊社取り扱いクラウドツール】

GoogleWorkspace※、Microsoft365、JUST.DB、kintone、サイボウズオフィス、chatwork、LINEWORKS、マネーフォワード、freee、楽楽精算、楽楽販売、楽楽勤怠、freeeサイン、クラウドサイン、勤革時、OASIS、zoho、GMOトラストログイン、バクラクシリーズ、カスペルスキー、ESET、ウイルスバスタークラウド、NotePM、RoboTANGO、Adobe Acorbat、leaf、ロジザードZERO、DX-Suite、LANSCOPE、iTutor、INNOVERAPBX、MOTTEL※、yoom※など



※こちらのツールは補助期間終了後の値引不可

また、上記以外のツールも取り扱いできるものが多々ありますので、一度ご相談ください。





IT導入補助金2025の詳細、お問合せはお電話頂くか、以下の記事を御覧ください↓

IT導入補助金お問合せ:03-5468-6097






以下の動画では、採択のポイントや申請にあたっての注意点などを詳しく解説していますので、
あわせてご覧ください!




関連記事

ICTオフィス相談室 最新記事

おすすめ記事