「光ファイバーがMDFまできてる」とはどういうこと?
MDFとは、主配電盤ともいい、
電話回線等の配線を束ねている装置のことです。
雨にさらされないように箱に入れられ、1階の管理人室や、駐車場などに
設置されています。
ここまで光ファイバーが来ているということは、
NTTであれば、「Bフレッツのマンションタイプ」用ラックが
MDF内に設置しているあるということです。
あとは、各部屋で工事をすれば、
光回線でインターネットができるということを意味しています。
もし、MDFまでも光ファイバーが来ていない場合は、
「マンションタイプ」より上位の
「ハイパーファミリータイプ」「ベーシックタイプ」「ビジネスタイプ」などに
申し込み、光ファイバーを直接部屋まで引き込む必要があります。
その場合、オーナーの許可が必要なのですが、
もし、マンションなどの区分所有建物だった場合、
管理組合の許可が必要になり、光ファイバーが使えるようになるまで
かなりの時間がかかります。
また、当然管理組合で否決されれば、
光ファイバーは使えません。
ちなみに、MDFから各部屋までの工事費用は
NTTが負担してくれます。
株式会社アーデント 代表取締役。2006年にオフィス専門不動産会社アーデントを創業。その後、オフィス賃貸仲介、ワークプレイス作りに10年以上携わり、合計500社以上のオフィス移転をサポート。2018年よりクラウドPBXを中心にネットワーク、通信分野を専門に400社以上の電話、ネット環境づくりをサポート。2022年より100以上のクラウドサービスの販売を開始。
IT導入補助金を使って、50社以上にクラウドツールを提供。IT活用による業務改善のDXコンサルを提供。
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