オフィスの壁をホワイトボードにする方法 まとめ
1.張ってはがせるホワイトボードシート(壁紙)を張る
一番簡単に設置ができる方法です。様々なメーカーから様々な商品が出ているので、比較検討をしましょう。安価な商品では、折れあとが付きやすく、見栄えが悪くなってしまうリスクがあります。張ってはがせる商品もあり、ホワイトペーパーの場所を移動したい場合には有利です。また、磁石がつく商品とつかない商品もあり、ご希望に応じた商品選定をしないといけません。
・クリーンスチールペーパー・・・低コストなシート。裏面は糊がついています。磁石は弱いですが、つきます。張る場所は平滑な面が適しているため、壁紙や塗装壁だとはがれやすいかもしれません。自分で張ることも可能です。
参考料金:900ミリ×1000ミリで3800円(税別)程度 2016年6月現在
(クリーンスチールペーパー使用例/paymyrarticleさんブログより)
・マグウォール・・・クリーンスチールペーパーよりも丈夫な商品です。施工には業者さんへの手配が必要です。石膏ボードに張ることもできるので、オフィスの壁面にちょうどいい商品です。磁石のつきは弱いです。
参考料金:1200ミリ×1000ミリで9600円(税別)程度 2016年6月現在
(マグウォール使用例/シーアイ化成株式会社)
・ニューサンホワイトボード・・・壁紙メーカー大手のサンゲツの商品。プロジェクター投影も可能で、鉄粉が入っているため、磁石もつきます。
参考料金:930ミリ×1000ミリで14320円(税別)程度 2016年6月現在
ニューサンホワイトボード使用例/インテリア資材卸サイトEPOX BB)
2.壁に塗るとホワイトボードになる塗料を使う
ホワイトボードとしての機能を持った塗料を壁に塗る方法です。塗装壁の場合、シートを張る方法だとはがれやすく向いていないので、塗料を使ったほうが安心です。塗装を行うため、業者さんへの依頼が必要となります。
・アイデアペイント・・・世界中で使われているホワイトボード塗料。磁石がつく機能はありませんが、下地にスチール素材を敷けば、マグネットもつくようになります。
参考料金:1缶(4平米分):27000円(税込み) 2016年6月現在
(アイデアペイント使用例/アイデアペイントHPより)
・スケッチペイント・・・ホワイトボード塗料です。下地に磁石がつくようになる塗料「マグネットペイント」も販売されています。こちらを先に塗って、上からスケッチペイントを塗ることで、磁石がつくホワイトボードにすることができます。
商品選定のポイントは?
ホワイトボードの代わりになる商品は、いまたくさん販売されています。どれを選べがいいか迷いますよね。
商品選定のポイントは、
- 磁石はつくようにしたいのか?
- プロジェクターは投影するのか?
- 設置する壁面は何か?
の3点で決まってきます。使い方用途を確認し、各メーカーに問い合わせて、商品を選んでいきましょう!
株式会社アーデント 代表取締役。2006年にオフィス専門不動産会社アーデントを創業。その後、オフィス賃貸仲介、ワークプレイス作りに10年以上携わり、合計500社以上のオフィス移転をサポート。2018年よりクラウドPBXを中心にネットワーク、通信分野を専門に400社以上の電話、ネット環境づくりをサポート。2022年より100以上のクラウドサービスの販売を開始。
IT導入補助金を使って、50社以上にクラウドツールを提供。IT活用による業務改善のDXコンサルを提供。
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