サーバーに対するセキュリティ対策の必要性について詳しく解説
サーバーとは、企業内のデータや情報をインターネット上で提供するコンピューターのことです。サーバーの種類はファイルサーバーやメールサーバー、DNSサーバーなど様々な種類があり、企業の機密情報や顧客情報などの重要な情報が含まれているケースも多いです。
仮にサーバーがサイバー攻撃うを受けた場合、企業の機密情報や顧客情報などの重要な情報が漏洩する恐れがあるため注意が必要です。本記事では、サーバーに対するセキュリティ対策の必要性について解説していきます。
サーバーのセキュリティ対策は必須!
サーバーは普段業務で利用するパソコンとは違い、サーバーの管理を行っている社員以外は目にする機会が少ないものです。そのため、サーバー自体にセキュリティ対策を行う必要性を感じていない方も多く見られます。
PCに対してセキュリティ対策を講じるのは基本ですが、高度化しているサイバー攻撃を防止するには、サーバーに対しても適切なセキュリティ対策を講じることが重要です。
昨今のサイバー攻撃では、サーバーの脆弱性やセキュリティホールが狙われるケースが多く見られます。実際にサーバーに侵入して企業のホームページを改ざんし、ページを閲覧している人のクレジットカード情報を狙うという悪質な被害も発生しています。
想定されるトラブルの例
サーバーが攻撃を受けてしまうと、たとえば以下のようなトラブルにつながります。
●ホームページの改ざん
●サーバーに保存されている機密情報・顧客の個人情報等が漏えいする
●サーバーのデータベースが破壊される
上記のトラブルが発生すると、顧客の個人情報が悪用されて実被害が発生する恐れがあります。実被害に対しての損害賠償の支払いや様々な対応に追われるだけでなく、社会的な信頼低下にもつながりかねません。
社会的な信用がなくなると顧客も離れてしまい、企業の売り上げ減少にもつながるでしょう。サーバーが攻撃を受けてしまうとこのような事態につながる可能性があるため、日頃からサーバーに対してもセキュリティ対策を行う必要があるのです。
企業で行うべきサーバーのセキュリティ対策
サーバーに対するセキュリティ対策は数多くありますが、その中でも特に行うべきセキュリティ対策を4つご紹介します。
①社員のパスワードの管理を徹底して行う
サーバーに対しての攻撃で最も多いパターンは、社員のパスワードを入手して不正アクセスするパターンです。不正アクセスを防止するために、社員のパスワードの管理を徹底して行いましょう。
たとえば、自分や家族の名前、電話番号、生年月日などは推測されやすくて危険です。使用する文字数を多くしたり、アルファベットと数字、記号を混在させたりすることで、推測されにくい強固なパスワードを設定できます。
②不要なサービスや、使用していないアプリケーションを停止・削除しておく
普段の業務の中で不要なサービスや、使用していないアプリケーションがある場合、これらの停止・削除を検討しましょう。
業務で使っているクラウドサービスやアプリケーションは、提供している企業者がアップデートを行ってセキュリティの強化を行っています。仮に不要なサービスや使用していないアプリケーションを放置すると、必要なアップデート・更新などの対応がなくなり、セキュリティ面の課題が解消されなくなります。その結果、外部から不正侵入されるリスクが高まるのです。
不要なサービス、使用していないアプリケーションを停止・削除することで、サイバー攻撃のリスクを回避できます。
③サーバーのログ管理を徹底する
サーバーのログ管理を徹底することも、サーバーのセキュリティ対策として非常に重要です。
ログ管理を行うことで、サーバーに「いつ」「どのユーザーが」「どのような動作をしたのか」といった記録できます。ログ管理を日頃から実施することでサーバー内で行われた操作を特定でき、サイバー攻撃の早期発見につながるのです。
たとえば、以下のログを監視することでユーザーの不審な動きを察知できるようになります。
●データベースサーバーやファイルサーバーへのアクセスログ
●ログイン認証のログ
●IDS(侵入検知システム)やIPS(侵入防止システム)などの通信ログ
●ファイル参照・編集に関するログ
④セキュリティパッチの適用
セキュリティパッチとは、ソフトウェアやOSの中にある脆弱性・セキュリティホールを修正するプログラムのことです。定期的に更新されるセキュリティパッチを適用することで、サーバーのセキュリティを高められます。
基本的にはOS・ソフトウェアのアップデートの際にセキュリティパッチも適用されるようになっています。
まとめ
今回は、サーバーに対するセキュリティ対策の必要性について解説しました。
近年高度化しているサイバー攻撃を防止するには、サーバーに対してもセキュリティ対策を講じる必要があります。サーバーに対応しているセキュリティソフトを導入するのも一つの手ですが、日頃から社員自らがセキュリティ対策を行うことでサーバーのセキュリティリスクを軽減することが可能です。
代表的なセキュリティ対策は以下の4つです。
①社員のパスワードの管理を徹底して行う
②不要なサービスや、使用していないアプリケーションを停止・削除しておく
③サーバーのログ管理を徹底する
④セキュリティパッチの適用
本記事を参考にサーバーのセキュリティ対策を実施してみてください!
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